大好きなインプレッサWRX。その魅力を伝えるために始めた写真がつなぐ、“GC”仲間の輪

ご自身のインスタグラムに、愛車のインプレッサWRXやスポーツカーのカッコよすぎる写真が並ぶfujimuraさん。そんな写真に目覚めた理由と、写真を撮っているからこそ広がった仲間への思いを伺いました。

――まずfujimuraさんが乗っているクルマについて教えてください

今乗っているのはスバル インプレッサ WRX STI Ver4 Type Rのワイドボディキットが装着されたクルマです。型式でいうならGC8Eになります。年式は98年式ですね。このクルマに乗る前も実は同じGC8のインプレッサ WRX STI Ver5 Type Rに乗っていたんです。この13年18万キロ乗ったクルマが最初に買ったクルマなんですよ。

当時はスバルもラリーも全然知らなかったんです。父親が初代レガシィツーリングワゴンに乗っていたので、「インプレッサというクルマがあるぞ」と教え込まれた感じですね(笑)。そのうちにスバルやラリーのことも知っていく中で、GC8の良さにハマっていきました。

乗り換えは考えていなかったのですが、たまたまヤフオクを見ていたら、ワイドボディキットが付いて、GDBの足回りや6速化など、かなりカスタマイズされたGC8が出品されていました。思わずそのスタイルにくらくらしてしまい、悩んだのですけど、即決ボタンを押してしまいました(笑)

出品されていた当時は、120~130万円程度で売りに出されていましたが、今ではGC8はものすごく高騰しているので、この値段では買えないからびっくりです。

――確かに、今では考えられない値段ですね! 問題なかったですか?

ええ、問題なく走っていました。9年前に買った時が11万キロで、今が27万キロまでいっています。ただ、去年GC/GF系のインプレッサが集まる「MEANEYEJACK2020」というイベントに行くときにエンジンがブローしてしまいました。仲間に助けてもらってレッカーで運んだり、同じ方面の仲間に乗せてもらって帰りました。

今年の2月にやっと復活しましたが、結構お金も時間もかかったので、ここから20万キロくらい走ってくれないと困りますね(笑)

――その他に、愛車に対して気を付けていることはありますか?

雪国に住んでいるのでボディのサビには気をつけていますし、ゴムやブッシュ類などはストックするようにしています。そのほかのパーツもなるべくストックするようにはしています。

先日エンジンを修理したときも、純正パーツが出ないものもあり、苦労した部分もありました。やはり年式が古くなっている分、そういう苦労はでてきましたね。

――やはり年式が経っている分大変なんですね。雪国の走りなど写真もカッコいいですけど、裏には苦労があったのですね。さてそんな綺麗でカッコいい写真がいっぱい載っているインスタグラムはどういうきっかけで?

写真は仕事の記録を取るために、必要に迫られて撮っていたんですけど、GCの良さを広めたいと思ったことがきっかけで始めました。そこからカメラを買ってレンズを買ってと、カメラの沼にも少し入ってしまいましたが(笑)。

あるとき海外のGCオーナーから声を掛けてもらい、日本に来ることがあるのでぜひ会いたい、ということがありました。そこから海外のGCオーナーやスバルオーナーのコミュニティに投稿してもらったことがキッカケで、多くのフォロワーさんが見に来てくれるようになりましたね

――なるほど、奇跡的なキッカケがあったんですね。

日本はもちろんなのですが、海外のGC界隈からも見に来てくれますね。パーツについての質問もよく来るのですが、そこまで詳しくないから返答に苦労することも良くあります。

――写真も綺麗ですけどこだわりの部分は?

もともと旅行も好きだったこともあり風景写真も好きなので、日本の四季とGCを絡めた写真も多いです。GCの魅力を発信したくてやっているので、そこにはこだわっています。

ほかにはサーキットやイベントの時の走りの写真も撮っています。ワクワクやドキドキも多くて楽しいです。

インスタは長方形が今はちゃんと表示されますけど、やっぱりスクエアサイズが合っているようで、スクエアに収まるとか、見栄えが良い感じになるように仕上げています。

――インスタをやることに対してのこだわりは?

自分のクルマはもちろんですけど、イベントなどで撮らせてもらった方のインスタが盛り上がったり、フォロワーさんが増えたりしてくれると嬉しいです。

撮らせてもらったので、恩返しじゃないですけど、何か役にたちたいな、自分の写真がきっかけでその人にも注目が集まると良いな、と思っています。

――すごいです! 見習わないと……。今後のインスタの目標みたいなのはありますか?

日本でも密かに目標にしている方もいますし、海外にも目標にしている方もいますので、いつか追いつけ追い越せでフォロワー数が増えたら良いです。

でも、日本のリアルで会う仲間やフォロワーさんの役にたてるようになれれば良いなと思っています。そうやって、ずっとGCの魅力を発信していきたいですね。

FujimuraさんのGC愛と、GCでつながった仲間たちとの輪は、ますます広がっていきそうです。

【Instagram】 
ryo.fujimura.555 さん

(文:雪岡直樹)

※当企画の記事は、お客様からご提供いただいてる写真とインタビューをもとに作成しております。

[ガズー編集部]

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