ミリタリー系アパレルやキャンプギアとトータルコーディネートで楽しむタフト

1年半前にタフトを購入したことがきっかけで、キャンプに行くのが趣味になったという「安達さん」。そんな安達さんのInstagramは、クルマのみならず洋服や靴、キャンプ道具の写真も投稿されています。
オシャレなカーライフを送る安達さんは、一体どんな方なのでしょうか?

今回は、安達さん×タフトのお話。

――なぜ、タフトを購入しようと思ったのですか?

タフトに乗る前は全然キャラクターの違うスポーツカーに乗っていたんですけど、何年か前の豪雨被害で、ウォーターハンマーをして動かなくなってしまったんです。その時に、「また災害が起こったら、スポーツカーで大丈夫なのかな?」と思ったのがきっかけで、購入を検討し始めました。

とはいいつつ、ウォーターハンマーしたスポーツカーはエンジンを積み替えて乗っていたんですけどね。ですが、1年前くらいに大雪で沢山の人が被害にあったのを目の当たりにして、大雪や豪雨などの災害時に対応できるクルマということでタフトを購入しました。

――そんなに雪が積もったのですか?

新潟に住んでいるので雪もよく降るし、ある程度の雪は慣れっこなんですが、その時は4mも積もったんです。さすがに、そこまで積もったのは人生で初めてでしたね。

カーポートが埋もれてしまっているので車が出せず、雪が解けるのをじっと待つみたいな状況を体験しました。歩くしか手段がなかったので、灯油と食料は子供用ソリをひいて近所のスーパーに歩いて買いにいきました。

雪かきをしても、雪が降り続けるから除雪作業が一向に進まないんですよ。山沿いの家の方は、2階の窓から外に出るという人もいたそうです。雪って積もると重いので、カーポートのフレームが曲がったり、クルマも潰れるんです。山沿いは、そういう家もありましたが、2階に届くほどの積雪です。

――家にいて、食糧とかに困らなかったのか不幸中の幸いですね。

そうなんです。僕はたまたま家にいたので、ある程度普段通りに生活ができました。ですが中には、会社から帰宅途中に大雪が降って、車内で過ごさなくてはいけないという人もいました。

そういうのを聞くと、いつなんどき災害にあってもいいように、リュックや日用品、バーナーや水などを車内に積んでおくようになりました。スポーツカーで車中泊は無理でしたが、タフトなら出来ますしね。大人の男性でも、狭いと感じませんよ。

――災害が起こったときに、ある程度対応できるクルマと仰っていましたが、タフト以外にも候補があったんですか?

はい。実は第一候補は悪路も走れるという理由から、ジムニーだったんです。でも、ディーラーに見積もりに行ったら、納車に1~2年かかると言われまして。雪でクルマが潰れて足がなかったので、諦めたんです。

ただ、今となってはタフトにして良かったと思っています。ジムニーだと、車内のスペース的に車中泊は出来なかっただろうなと思うんです。

――なるほど。タフトを選んで正解でしたね。

ほかにも良いなと思うところが沢山あって、ミリタリーっぽいデザインも気に入っています。ボディカラーがカーキで、内装にオレンジがワンポイントで使ってあるところとか、なんとなくミリタリージャケットを連想させるというか。

――おお!確かにミリタリージャケットっぽい!

実は、アパレルで働いていたということもあって、ファッションが大好きなんです。インスタにもアウトドアやミリタリー系コーデ、1ヶ月に1回は購入したスニーカーの投稿をしています。

と、こんなことを言っていますが……、昔はバンドマンで、ゴールデンボンバーの衣裳のような格好をしていたんですが(笑)。

ミリタリー系コーデを着るようになったのは、2年前くらいからですかね。前の愛車のスポーツカーにミリタリー系コーデで乗っていたことがあったんですけど、アパレルの友達には「クルマと服装が全然あっていない」と突っ込まれていました。

だから、ちぐはぐなトータルコーディネートを見られたくなくて、職場から離れた駐車場にクルマを停めるという(笑)。

――クルマにあう服を選ぶというところが、アパレルっぽいです。さすがです。

そういわれると……、そうかもしれません。一応、クルマもトータルバランスを見ながらカスタムしているんです。

4灯のライトを装着したことがあったんですけど、ノーマルで乗っているのでやり過ぎ感が出てタフトらしさが無くなるから2灯に戻したりとか。タイヤも大きくしようかなとも思うんですが、大袈裟になってしまうかなぁとか。

靴とかアウターを選ぶように、全体の雰囲気を崩さずコーディネートをするようにしています。ちなみに、インスタに投稿する写真も、クルマ、服、靴、キャンプ道具がバランスよく並ぶようにしています。

――キャンプ道具も、よく投稿していらっしゃいますよね。

そうですね。ゴードンミラーというブランドのキャンプ道具を愛用しているのですが、1000円~4000円以内でオシャレで使いやすいアイテムが多いのでオススメです。どこの商品ですか?とコメントがくることもあります。

それこそ、山と海に囲まれた大自然の中で、コーヒーを飲みながら「タフトはどこをどうしたらカッコよくなるかな?」とか考えてますよ。なかなか答えは出ませんが、それもまた楽しいです(笑)。

現在はノーマルのタフトですが、今後は原型を留めないくらい改造していきたいという安達さん。安達さんのスペシャルコーディネートにかかれば、タフトはさぞかし素敵になるでしょう。

【Instagram】

shott さん

(文:矢田部明子)

「ガズー編集部」

愛車広場トップ