妻もカッコいいというホンダ・ヴェゼル、最高の相棒にはいろんな楽しさが詰まっている

ホンダヴェゼルのワールドプレミアを見た時に「このクルマに乗りたい」と一目惚れをしたというponta_vezel.play.bps2さん。久々に自分好みのクルマを手にしたことでカスタムにも力を入れ始め、オフ会で出会ったクルマ仲間との交流はponta_vezel.play.bps2さんにとってかけがえのないものになったそうです。

そんな、ponta_vezel.play.bps2さん×ヴェゼルのお話です。

―― ヴェゼルが現在の愛車ということですが、これまではどんなクルマに?

最初は真っ赤にオールペイントされた日産・ローレル(C33)でした。その後にすぐ結婚して、それからはファミリーカーとしてセレナに乗り替えて、次が初代のホンダ・ストリーム。その後にエリシオンのプレステージを7年乗って、今のヴェゼルに。実はこれが初めての新車になるんです。

―― 日産車中心だったところから途中でホンダ車にシフトされていますね!

そうですね(笑)。19歳の頃にホンダの期間従業員をやっていたことがあって愛着があったんですよね。なので、いつかはホンダ車に乗ろうという思いがあって。

―― 今回の買い替えもホンダ車が第一候補だったんですか?

そうですね。ヴェゼルはワールドプレミアが始まる前に見る機会があったので見せてもらったら一目惚れしちゃって(笑)。それでほしいとは思っていたんですが……妻を説得しないといけなくて。

―― 奥様への交渉は苦労されたのですか?

いや、それがスムーズに行けたんです。というのも妻が当時のヴェゼルのCMのテーマソングに使われていた藤井風さんのファンで(笑)。「藤井くんのCMのクルマ、カッコよくていいね!」という感じで賛成してくれたんです。もう、藤井風サマサマだなって感じです(笑)。

―― メーカーのCM担当の方のファインプレーですね(笑)。ということはデビュー直後に購入したということですか?

そうですね、契約したのは21年の7月くらいでした。でも、コロナの影響もあって納車までは14ヵ月くらいかかりましたね。

―― 初めての新車ということでいろいろと自分好みに選ぶ楽しさがあったと思いますが、こだわったところは?

僕にとっては初めての新車だし、SUVも初めてだったんですよね。なので納車待ちの間にSNSでヴェゼルのオーナーさんをフォローして参考にしていたんです。そうしたら欲しいものがいろいろあって…

ボディカラーはもともと黒がいいなと思っていて、グレードは妻の希望でサンルーフ付きのグレードにして。あとはSNSを見ているうちにカスタムもしたくなって、ホイールと内装のキックガードは事前に用意して(笑)。

だから、事前に確認を取ったうえで、納車の2週間前くらいに揃えておいたパーツをディーラーさんに持っていって「これを組んだ状態で納車してほしい!」とお願いしました。

―― SNSで繋がった先輩オーナーさん情報からいろいろと知識を深めていかれたんですね(笑)。そもそもですが、カスタムする予定だったんですか?

もともとクルマイジリは好きな方だったんですよ。最初のローレルなんかはローダウンやオーディオをいじってみたり、内装の色を変えてみたりとかして遊んでいたんですが、そのあとは結婚したこともあってそんな余裕がなくて。

でも、ヴェゼルを買ったころ時間的に余裕ができたので、久々に「自分好みにイジろうかな」みたいな気持ちがあるにはあったんですよ。ただ、ここまでやるようになったのはSNSの影響はあったかもです(笑)。一応、「派手にやり過ぎないように、シンプルに」というコンセプトはありますが。

―― 特にこだわったところはどこだったのでしょうか?

ホイールですね。僕らの世代はメッキホイールが全盛だったので当初はそれを狙っていたんですが、どうもしっくりこなくて。そうしたらブラックアウトされて、リムが赤のホイールがあったのでそれを選びました。

黒のボディにサイドの赤いラインが特徴のヴェゼルなので、ホイールとの統一感が綺麗に出せたんじゃないかなと満足しています。

―― 7年ぶりの買い替え、初の新車、それもデビューしたばかりのヴェゼルということで周りの反響もすごそうですね!

妻は大喜びで、子供たちにも「サンルーフがいい!」と好評でした。子供も友達から「カッコイイ」って言われることが多く鼻が高かったみたいですね。それは僕としても嬉しかったですね。

―― 乗り始めての第一印象って覚えていますか?

SUVって初めて乗るので、乗る前は「ミニバンっぽい乗り味かな?」と思っていたんですが、実際に乗ってみるとよく曲がるし、高速でもアクセルを軽く踏んだだけでスーッと走ってくれるし、「こんなにスポーティに走ってくれるんだ!」という感じで驚きましたね。もっと武骨な走りをするかと思っていたので。だから使い心地がめちゃくちゃいいんですよ!

―― そうなると、お出かけの頻度は増えましたか?

増えましたね。買ってすぐのころは妻とよくドライブに出かけましたし、最近はSNSで繋がった仲間とドライブして、おいしいものを食べて写真を撮りに行くみたいなことが増えましたね。

それとあわせて、オフ会にも行くようになったんです。最近では新潟の方にも行って、今までにないくらいの遠出をするようになりました。

―― ヴェゼルに乗り始めてからよく行くようになったところは?

東京の豊海埠頭にはよく行きますね。私が住む埼玉県からは高速を使って1時間程度で着く距離なので景色も良く気に入っています。

―― このクルマになってからオフ会に参加したということでしたが、行ってみようと思ったキッカケは?

SNSで知り合ったフォロワーさんに会ってみたいなと思ったんです。前は知らない人と話すのは苦手だったから行きたいとは思わなかったのですが、会ってみたいという思いが強くて。

実は初めて行ったオフ会は茂木で開催されたんですが、この時はまだ納車されていなかったんですよ。周りの参加者のクルマを見ていろいろ参考にしてという感じでした。

―― 初めてのオフ会、参加してみていかがでしたか?

楽しかったですね。今まで知らなかった人たちが1つの共通点でここまで仲良くなれるんだということに驚かされましたし、いろいろとクルマを見せてもらったことですごく勉強になりました。これを見てからカスタムするぞという熱に火がついてしまい(笑)。

―― その体験をすると、カスタムしたくなりますね(笑)。ヴェゼルでの1番の思い出とは?

僕個人ということではなく、私のフォロワーさんがSNSで「納車おめでとう!」と祝ってくれたことですね。こんなたくさんの人たちが気にかけてくれていたというのはうれしかったし、そのお礼も兼ねて納車されて早々に初めて仙台に行ったんです。以来、仙台に行ってフォロワーさんたちと楽しむというのが恒例行事になってきて。

仕事上の付き合いでもない、プライベートで楽しめる新しい友達ができたというのはホントに貴重な体験で嬉しかったです。

―― 愛車の今一番気に入っているところとは?

ローダウンをしたところですかね。あとはマイナーチェンジで黒いエアロが設定されたのでそれを取り付けて。足回り付近を重点的に仕上げたことでバランスが良くなったところですね。

―― かなり仕上がっている感じですが、今後も何かカスタムする予定ですか?

見た目に関してはほぼ完成で、やり切った感があるんですが、あとは内装にウーファーを付けたいなというくらいで。

―― では最後に、このヴェゼルはどんな存在ですか?

「最高の出会いを僕に提供してくれたクルマ」ですね。オフ会でいろいろな人たちに出会えて新しい付き合いが始まったし、橋渡しになってくれた存在ですね。コロナ禍もこのクルマのおかげで楽しめたし、納車待ちの間もワクワクしながら待てたりとか、この一台にいろんな楽しさが詰まっているんです。

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ponta_vezel.play.bps2さん

(文:福嶌弘)