新車から14年間そしてこれからも、ヴォクシーが3人の子供のママに勇気を与えてくれる
2人目のお子さんを出産するタイミングで、自身で購入する初のマイカーとなるトヨタ ヴォクシーを手に入れたものの、最初は運転するのが大変だったいうSACHIKAさん。その後、生活環境の変化や子供たちの成長に合わせて、ヴォクシーが SACHIKAさんをレベルアップさせてくれたそうです。
そんな、SACHIKAさん×ヴォクシーのお話です。
―― 現在のヴォクシーに14年間乗られているということですが、SACHIKAさんはこのクルマに出会うまでにはどんなクルマに乗ってこられたのですか?
私がお金を出して買ったのはこれが初めてだったんです。結婚して2人目の子供が生まれるという時に乗っていたのが、親に買ってもらった軽自動車だったんです。でも、それだと小さいのでそろそろ買い替えないとなって思って。
―― 新車で購入したということですが、こだわったところは?
車内のメーター周りですね。ガソリンとかの表示ランプをオプションで赤にしてもらって、あとはディーラーさんにエアロを組んでもらって車高調も入れて、ホイールも替えました。
―― ということは納車時点で今のスタイルと変わらないんですね!? SACHIKAさんはもともとクルマがお好きだったんですか?
私というよりは、当時の夫の影響ですね。購入当時、私はクルマにそこまで興味がなかったので、元夫の好きなようにした感じですね。
―― ファミリーカーということでSACHIKAさんも運転することが多かったと思いますが、乗ってみての第一印象は覚えていますか?
私としてはずっと軽自動車しか乗っていなかったので、内輪差や車両感覚をつかむのに最初苦労しましたね。バックの時も大変だったし、エアロを組んで車高調を入れたので気を付けないと下を擦っちゃうなんてこともあって……。
でも、運転そのものは好きだったので、慣れたら子供たちといろんなところに行くようになりました。
―― そのころはお子さんもまだ小さかったとは思いますが、よく行ったところは?
東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンとかテーマパークはいろいろ行きましたね。長野県に住んでいるので千葉も大阪も中間になるから行きやすいんですよね(笑)。
大変だったのが東京のジブリ美術館に行った時でした。冬場に行ったんですが、帰りに雪が降ってしまい、高速道路が通行止めになってしまって。それで長野まで帰るのに山道を何度も登って下ってみたいな感じで走って大変だったなって思い出があります(笑)。
―― それは大変でしたね……。お子さんの子育てにという理由でこのクルマを選んだということですが、子供たちが成長してきた今はクルマを買い替えようみたいな考えはありましたか?
それが一度もないんです。というのもクルマに故障が何も起きていないんですよ。もちろんメンテナンスはこまごまとやっていますけど、大きな故障は一つもなかったので買い替えるタイミングを逃していたら走行距離が10万キロを越えてきてしまって。
下取りに出すとしても、走行距離がかさんでしまうと高値で買い取ってもらうのは難しくなるので、それなら乗り潰しちゃおうと考えて乗り出したんですが……そうしたら愛着がさらに湧いてきちゃって。
―― 愛着が湧きだしたキッカケというのは?
離婚ですね。クルマを購入して5年くらいで離婚することになったんですが、クルマのことを全て自分がやるようになったんです。今までも乗ってはいましたけど、どこか他人事なところがあったのに、自分事になっていくうちに愛着が湧いてきて。
―― まるでお子さん・家族みたいになってきたんですね。
そうかもしれないです(笑)。私は子供3人と暮らしていて、下の子2人からしたらクルマ=ヴォクシーという感じで育ったから、他のクルマという考えがないみたいで。一番上のお姉ちゃんも車検とかに出した際に、代車で別のクルマが来ると「なんか違う」「ちょっと嫌だ」みたいな感じでヴォクシーロスみたいになるんです(笑)。
―― お子さんたちの部活動や習い事などの送迎でも、ヴォクシーは活躍するでしょうから、愛着湧きそうですね。
そうなんです。一番上のお姉ちゃんは部活動で遠征があると、友達とかを乗せて遠征先まで送迎したことはしょっちゅうだったから、余計に愛着が強いのかもですね。
あの子も「なくてはならない存在」として思ってくれているのかもしれないですね。
―― そんなSACHIKAさんがSNSのアカウントを立ち上げたのは昨年のことでしたが、そのキッカケは?
知り合いがクルマの写真をSNSにあげているのを見て、私もやってみようかなという感じで始めたから、特にすごいキッカケがあったわけではなかったんですよ。ただ、SNSを始めてからお友達がたくさんできて、オフ会やコラボに呼んでもらえることも増えて。
―― ヴォクシーを通じて、新しい交流ができたんですね。クルマのイベントに参加されるのは初めてのことだったと思いますが、参加してみての感想は?
私は人見知りなところがあるので、最初はすごく不安でしたが、フォロワーさんと一緒に行ったことが幸いして、すぐに知り合いができたんです。それがキッカケで、ミニバンで楽しむグループのお仲間に入れてもらって、そこで定期的に集まったりみんなで遠征したりして楽しんでいます。
その効果か、最近は人見知りすることも減ってきて、私から初対面の人ともお話することができるようになってきました。だいぶ変化が出てきましたね(笑)。
―― クルマ仲間がたくさんできると、カスタムに熱が入りそうですが……その辺りはどうでしょうか?
そうなんです。カスタムしたいなという思いはすごくあるんですが、金銭的な面と車検に引っかかる仕様になったらマズいので、やるかどうか迷っているんですよ。車検に引っかかってクルマに乗れないとかあると、大変なことになってしまうので……。
―― SACHIKAさんにとって、クルマは生活に直結していますからね。ちなみにヴォクシーとの一番の思い出は?
先ほど話したことと被るかもしれないですが、初めてユニバーサルスタジオジャパンに行った時ですね。この時はそんな長距離を運転できるかなという心配があったんですが、いざ行ってみるとできたので「私デキるじゃん!」みたいな感じで自信が持てて(笑)。
これをキッカケに子供たちを連れて出かけることが増えたかなって思います。
―― そんなヴォクシーの特に気に入っているところは?
紫にこだわったところですかね。ボディカラーやボルトも紫にしたんですが、それは私の好みだったんです。
あとは14年乗っていてもキレイに乗れているのも気に入っています。それと車内には数年前に亡くなったペットのワンちゃんのぬいぐるみです。これは子供たちが作ってくれて、私にプレゼントしてくれたので嬉しかったです。
―― 今後、このクルマでご予定は?
リフレクターを替えたいのと、ライトがくすんできちゃったのできれいにしたいと思っています。それと、この秋にオフ会で静岡に行くんですが、それが楽しみで。あと、大阪にも行く予定があるのでちゃんとメンテナンスして備えたいと思っています。
―― では、SACHIKAさんにとってヴォクシーはどんな存在ですか?
もう「私の一部」ですね。乗らない時があっても「ヴォクシー大丈夫かな?」って気にしちゃったりするんです。できれば20万キロまでは乗りたいし、これからももっともっと乗っていきたいなって考えています。
子供たちにとっても私にとっても大切な存在だし、私に勇気を与えてくれたし、モノを大切にすることを教えてくれた、かけがえのないクルマです。
(文:福嶌弘)
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