トヨタ ルーミーはもはや家宝!? 最高の仲間との体験を生んでくれた最高の愛車

  • トヨタ・ルーミー

前愛車のトヨタ・bBに乗っていた時に、その“居住空間”が大好きだったというツルーミーさん。その後10年ほど乗ったbBから新しいクルマに買い替える際にも居住空間を第一に考え、選んだのはトヨタ・ルーミー。

趣味の草野球などでも活躍してくれる愛車ですが、今までとは違う出会いや喜びを生んでくれたと言います。

そんな、ツルーミーさん×ルーミーのお話です。

――ツルーミーさんはこれまでどんなクルマに?

最初は日産のY32型グロリアに乗っていて、次にフルモデルチェンジした後のトヨタのbB。それで今は後期型のルーミーなので3台目ですね。

――なぜセダンからトールワゴン型のコンパクトカーに乗り換えたのですか?

グロリアを最初に乗ったのは、学生時代にガソリンスタンドでアルバイトをしていて、その当時の先輩が乗っていたセダンがカッコよかったからという理由でした。

そのグロリアが故障してしまっていた時に、たまたま立ち寄った日産本社のショールームにキューブが展示されていて、興味本位で乗ってみたらベンチシートに感動しちゃったんですよね。

ただ、キューブは私の中ではちょっとデザインが可愛すぎるので、「キューブみたいな車内が部屋のようなクルマがいいな」と思って探したのがbBだったんです。

――ということは、ルーミーへの乗り替えもbBみたいなクルマということで探したのですか?

  • 前の愛車のトヨタ・bBと現愛車のトヨタ・ルーミー

そうですね。bBに乗り出して10年くらいした頃、公園で友人とキャッチボールをしていた際に、別の知らないグループが投げたボールが助手席側のドアに直撃し、ベッコリとヘコんでしまったんです。

保険で直してもらえることにはなったのですが、「10年乗ったクルマの助手席側だけキレイに直してもな……」という考えもあり、それなら新しいクルマを買おうかなと思ったんです。

――それでルーミーを選ばれたのですね。でも、車内が部屋のようなクルマなら、例えばヴォクシーなどの5ナンバーミニバンにサイズを上げるという考えはなかったのですか?

私の中ではヴォクシーのようなミニバンだと部屋というより、クルマというニュアンスが強くなってしまうんですよね。

一方で軽自動車のスーパーハイトワゴンタイプは狭い気がするのと、パワーが足りないイメージがありました。なのでルーミーは絶妙なサイズ感ですし、長距離移動が多いこともあり、ある程度のパワーも欲しいと思っていました。

  • トヨタ・ルーミーと海

――新車で買われたということですが、こだわったところはありますか?

ボディカラーを好きな白にしたくらいですかね。後付けでカスタムをしていくつもりだったので、オプションとかにも特にこだわりませんでした。

――ルーミーの第一印象はいかがでしたか?

フロントガラスが広くて見晴らしがいいなという印象が強いです。こだわった居住空間も前のbBよりも広くてすぐに気に入りました。

――ルーミーに換わってから、カーライフは変わりましたか?

はい、変わりました。まず、ルーミーに乗り換えた頃からクルマ通勤になったので毎日乗るようになったし、オーナーズクラブに入会したのもあってクルマ仲間が増えました。

  • トヨタ・ルーミーのリヤ

――オーナーズクラブに入るキッカケは?

もともとは別のオーナーズクラブに入るつもりだったんですが、メンバーの方からSNSのDMをいただいてお会いしたのがきっかけです。

そこでメンバーの方々のクルマを見せていただいたら、ものすごくカッコいいカスタムをされているクルマが多くて感動したんです。チームメンバーの方々の人柄もすごく良くて、仲間になりたいなと思いました。

それで刺激を受けちゃって、この頃からですね、カスタムが加速しだしたのは(笑)。

――そうなりますよね(笑)。このクラブの主な活動は?

いわゆる王道のクルマスポットに行くというより、各地の観光地やグルメを巡ろうみたいな感じで、首都圏から行ける距離のクルマ旅をしています。

  • トヨタ・ルーミーのオフ会の様子

――所有されて5年ほど経ちますが、一番変わったと思うことは?

いろいろあるので一つに絞るのは難しいですが、チームに入ったことで仲間ができたことと、カスタムを始めたりチームでいろいろな場所に行ったりするので、そのことでSNSを積極的に活用するようになったことですかね。

――カスタムはどんなところにこだわっていますか?

こだわったのがホイールとエアロです。まず購入当時からタイヤとフェンダーの隙間が広すぎなのが気になっていたので車高調で車高を下げました。

エアロは各部違うメーカーにしています。横から見た時にバランスよく見えることを意識していて、他の人があまりしないような組み合わせにしています。

それとホイールはメンバーの方々からのアドバイスを受けて17インチを履かせてみました。

このチームに入ったことでカスタムの楽しさに目覚めたので、本当に入ってよかったなと思っています。

  • トヨタ・ルーミーの右サイド

――今後のこのクルマでの予定などはありますか?

カスタムに関してはもうやり切った感があるので、後は現状維持を考えています。今後はメンテナンスを含めて大切に乗って、動かなくなるまでオーナーでいたいと思っています。

ずっと行きたいなと思っているのは石川県にある千里浜なぎさドライブウェイですね。一度はあの砂浜を走ってみたいです。

――では、ツルーミーさんにとってこのクルマはどんな存在ですか?

  • トヨタ・ルーミーと富士山

「相棒」であり「宝物」ですね。大げさに言うと「家宝」といっていいくらいです(笑)。このクルマに教えてもらったこと、出会わせてもらった人達、そして経験させてもらったことなど、数えたらキリがないくらい私のカーライフを輝かせてくれている存在ですね。

正直、最初にルーミーを見た時はけっこうギラギラしているクルマなんだと驚きましたが、今では私のカーライフをキラキラにしてくれています(笑)。

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ツルーミーさん

(文:福嶌弘 写真:ツルーミーさん提供)