『眠っていた気持ちを目覚めさせた』30系プリウスは仕事でもプライベートでも手放せない最高のパートナー

  • トヨタ・プリウス(30系)

「乗り始めてから半年しか経っていませんが、既に相棒のような感じです」
そう話すのは、30系プリウスとカーライフを楽しんでいるコマツさん26歳。

クルマにはあまり関心がないまま社会人になったというコマツさんですが、転職をきっかけに自分用のクルマに乗るようになってからクルマが好きになっていったと話してくれました。

そして現在の愛車であるプリウスに乗るようになってから、どのような心の変化があったのか。そして、現在はどういうカーライフを送られているのかを伺いました。

今回は、コマツさん×プリウスのお話です。

――元々はクルマにあまり興味が無かったのですか?

そうなんです。最初は自分のクルマを所有することにこだわりなど無く、会社で通勤用に支給されたクルマをなんとなく乗っていたんですよ。クルマに乗り続けるうちに少しクルマに興味を持ち始めて、そのあとすぐにプリウスを購入したんです。

  • トヨタ・プリウス(30系)のリヤ

――プリウスを購入するきっかけは何だったのですか?

実は、このプリウス、元々は会社で使っていたクルマだったんです。具体的に言うと、僕が勤める会社の社長の愛車だったんですよ(笑)。それで、僕が気に入り、プライベート用として社長から買い取らせていただきました。社長も僕と同じ歳なのですが、このプリウスは社長が20歳の時に初めて買った愛車だったみたいです。

――じゃあ社長さんは結構愛着があったんじゃないですか?

かなりあったと思います。正式にプリウスを譲り受けた日、一緒にご飯に行ったのですが、プリウスを気に入っていたんだなっていうのは、言葉の節々に感じましたね。その日は最終的に「大事にしてね!」って感じで、僕にプリウスを託してくれたんですよ。

――コマツさん的に、プリウスはどこが気に入ったんでしょうか?

決め手は燃費の良さですね。当時の僕にとって燃費が良いクルマがめちゃくちゃ魅力的で、30系か50系のプリウスを検討していたんですよ。それで会社にあった社長の30系プリウスを譲っていただくことになったんです。

あとはデザインも気に入りましたね。最新型のプリウスのデザインもカッコ良いのですが、自分的には30系は丸っこくて、なんか見ていて落ち着く感じがして、自分的にはこっちの方がしっくりくる感じがします。

  • 夕暮れの空とトヨタ・プリウス(30系)

――もともと乗っていたクルマですが、自分の愛車になっていかがですか?

プリウスを受け取ったその当日の夜に、100kmドライブしちゃいました(笑)。
都内の下道をただひたすら走りましたが、今日から自分のクルマになるんだっていう気持ちを噛み締めながら走ったのを覚えています。
今までプリウス以外の様々なクルマに乗ってきましたが、やっぱりプリウスが自分的にはしっくりくるなって日々感じます。

燃費もだいたい24km/Lくらいなので、めちゃくちゃ満足していますよ。燃費の数字は愛車に迎えてからの方が意識するようになって、どうやったらもっと燃費よく走れるのかを追求して走るのもけっこう楽しいんですよ(笑)。

――燃費よく走れたらうれしいんですね(笑)

ラッキーって思います(笑)。あとは、“丁寧に走れたな”っていう気がしますね。燃費が良い=余計なアクセルを踏まないで走れているっていうことじゃないですか。「この走り方だと燃費に対しては丁寧に走れているんだな」っていうのが数値で確認できるのが面白いんですよね。

  • トヨタ・プリウス(30系)の左リヤ

――日常ではどのように乗られているのでしょう?

基本的に、普段使いというか、出勤にプライベートにほぼ毎日プリウスに乗っているので、買って半年で走行距離が1万kmを超えています。

――印象に残っているドライブはありますか?

つい最近、妹が運転免許を取ったのですが、このプリウスを代わりばんこで運転してドライブに行きました。その時はあてもなくフラっと、ご飯を食べにお店に寄ったり、カフェに行ったり、ゆる〜くドライブする感じで楽しかったです。

――妹さんが運転した時は、燃費を気にしていましたか?

妹は燃費を気にして走るタイプではないので、多分普通のクルマっていう認識で乗っていたと思います(笑)。

  • トヨタ・プリウス(30系)の左サイド

――妹さんがいつか気付く日が来るといいですね(笑)! 30系はカスタムも楽しめるとよくお聞きするのですが、コマツさんはカスタムしていますか?

30系のカスタムはかなり豊富だと思うのですが、現状はまだそんなにやっていないんですよね。このプリウスは前期モデルなのですが、後期モデルのフロントバンパーをたまたま手に入れたので、そのパーツに色を塗って取り付けてみたいとは思っています。

そんなにコテコテにしようとはいまのところは考えていないのと、ノーマルの良さも活かしたいので、どうカスタムするか、少し迷っているという感じですね。

――プリウスには楽しみがまだまだたくさんありますね! コマツさんが今プリウスに乗っていて、一番楽しさを感じる瞬間ってどういう時なんでしょう?

仕事終わりに自分の好きな曲を聴きながらただただ走る、その瞬間が好きです。
それとこの間、なかなか寝付けない日があって、プリウスに乗りたくなってドライブに行ったのですが、夜風が気持ちよくて、その日のその瞬間は、自分にぴったりなプリウスに乗れている幸せというか、喜びを改めて感じましたね。

  • トヨタ・プリウス(30系)の運転席

――運転自体もこのプリウスをきっかけに、好きになりましたか?

確かに、今の仕事に就く前は、クルマに全然乗っていなくて、ほぼペーパードライバーだったのですが、今ではこのプリウスでほぼ毎日運転するようになって、運転も楽しめているので、好きになっているのかも…。というか好きですね(笑)。

300kmくらい走っても苦だと感じたことがあまりないので、そういうことなんだと思います。

街中を歩いていても、意識的にクルマを見たりする機会は確かに増えましたし、運転が好きということもプリウスに乗るようになって気付けたのは、本当にプリウスのおかげだなって思います。良いきっかけを作ってくれました。

――今後はプリウスとどんなカーライフを送っていきたいですか?

できることなら、この先も長く乗りたいです。あとは途中でも言ったように、もっと燃費良く乗ってみたいっていう目標もありますね! 25km/Lをいつか突破してみたいなって思っています(笑)。

――コマツさんなら絶対いけるでしょう!コマツさんの中でプリウスは欠かせない存在になっていそうですね

自分のクルマになってからはまだ半年しか経ってないけど、既に自分のパートナーみたいな存在になっています。多分なのですが、プリウスに乗っている時間が多いからなのかなって思います。“自分の相棒”的な乗り方は、今後もずっと変わらない気がしますね。

  • トヨタ・プリウス(30系)のブラックアウトしたトヨタのエンブレムss

コマツさんとプリウスのカーライフはまだ始まったばかりですが『走っても楽しい』『乗ると落ち着く』という、代えのきかない要素は、今後もさらに積み重なっていくのではないでしょうか。

最初は“燃費の良さ”という理由が先行していたコマツさんですが、コマツさんにとってのプリウスの存在は、今後さらに大きなものになるのではないかと思います。

(文:秦 悠陽 写真:コマツさん提供)