小さなクルマで、豊かなバンライフを。ピクシスバンと行く全国津々浦々
国内のみならず、海外に写真を撮りに行くこともあるという「small_van_lifeさん」にとって、トヨタ・ピクシスバンは必要不可欠な相棒だそうです。それもそのはず。車内には、ベッド、机、本棚といったアイテムが自分仕様にDIYされ、ホッと一息つける空間が広がっているからです。
今回は、small_van_lifeさん×ピクシスバン の お話をお届けします。
―――このクルマに乗ってしまったら、快適すぎて家に寄り付かなくなってしまいそうです(笑)。
(笑)そういっていただけると、コツコツDIYしてきた甲斐がありました。
―――元大工さん?だとか、そういった経歴をお持ちなのですか?
いえいえ。サラリーマンでしたので、何か特別な技術があるというわけじゃないんです。強いて言うなら、仕事柄Illustrator(Adobe)を使えるので、ベッドの設計図を描くことはできますけどね。木材のカットはホームセンターのおじさんに任せて、組み立ては自分でやるといった感じです。僕がDIYにハマったのは、形になってく工程がおもしろいし、できたぞ〜!という達成感を味わえること。あとは、自分にジャストフィットする物を作れるということです。
―――例えば、どんな物をジャストフィットに作ったのですか?
クルマのベッドですね。仕事柄、遠方で車中泊をすることが多いので、ココだけは絶対にこだわりたかったんです。身長が180cmで軽バン向きの大きさじゃないけど(笑)、足を伸ばして眠れること、寝返りがうちやすいこと、起きたときに天井に頭をぶつけてしまわないような高さなど、すごく考えて設計しました。
じつは、中古で購入したこのピクシスバンには元オーナーさんがベッドキット諸々を取り付けていたんです。購入時は、すぐに使えてラッキー♪なんて思っていたけど、実際に車中泊をしてみてもっと居心地の良い空間にしたいと思うようになり、今に至ります。
―――あれまっ! じゃあ、結局すべて自分で作り直しちゃったんですか?
はい。「もったいな〜い」なんて言われることもありますが(笑)、僕的には、より自分に合った車内になったと感じています。だって、DIYすれば一畳半の空間を、無駄なく、思うように活用できますからね。
そして、それを考えるのが また楽しい……♪ あっ、そうだ!最近のトピックスでいうと、寒くなってきたので石油ストーブを導入してみたり、空き時間で映画を見られるようにプロジェクターを設置しました。同乗する愛犬(わんたろう君)は、目的地に到着してもクルマから降りてこないことが多くなりましたね(笑)。
―――わんたろう君の気持ち分かるなぁ……。石油ストーブ独特のじわじわと暖かくなっていく感じを味わいながら、好きな映画を車内で観るわけでしょう。私なら仕事現場に到着しても、クルマから出てこないという事態が起こりそうです。
だめだめ!それだと、本末転倒になっちゃうじゃないですか(笑)! それに、僕の場合は、“車+部屋”という作り方をしているから、過ごしやすさでいえば もっとこだわっている人がいらっしゃると思いますよ。
―――“車+部屋”とは、どういう意味ですか?
DIYする際にいろいろな方の車中泊スタイルを参考にしたとき、僕のように移動がメインで、旅先で束の間の休憩を取るといった“車+部屋”のパターンと、逆に、到着地でゆったり時を過ごすことを目的とした“部屋+車”の2種類のパターンに分けられるなと感じたんです。あくまでも僕は移動がメインだから、クルマに乗せているアイテム達は簡素化しています。
―――それでも、私は車内から出たくないです。
もうそれは……働きたくないとか、そういった感じになってくるのではないでしょうか……(笑)。まぁいいや、話を戻しますね。
移動がメインなので、雪が積もっても安心して走れるように、足まわりはカースタイル製のスプリング補正リングセットを装着して、車検適応内の35mmほどリフトアップ、スタッドレスタイヤを履かせています。昨年の2月に群馬の浅間山で開催されたスノーアタックに仕事で行ったところ、現地に向かう雪深い道をちゃんと走ってくれたので「うちのピクシスバン、なんてできる子なんだ♪」とちょっと笑みがこぼれてしまいました。
―――フロントグリルの“TOYOTA”マークも目立つし、白と黒で統一されているから、雪映えもしそうですしね!
僕のお気に入りポイントが、まさに英字ロゴのフロントグリルなので、そう言ってもらえるとうれしいです。ほかには、自分でフロントバンパーガード、オーバーフェンダー、リアバンパーをチッピング塗装、スキッドプレートをシルバー塗装して、オリジナリティを出したのも気に入っています。これらによって四駆っぽくなって、よりカッコよくなったと感じています。
―――なんか、とても楽しそうですね♪
正直なところ、自分でもここまでハマるとは思っていなかったんです。だけど、どんどん自分らしく、使いやすくなっていくのを体感すると、もっとこうしたい!あれもやってみたい!と思うようになったんですよ。挑戦してみたいなと思っているなら、すぐにやるべきです! 奥が深くて、おもしろいですから。
この軽バンライフをキッカケに、もっと大きいクルマをDIYしてみたいと思うようになったというsmall_van_lifeさん。どうせなら、まだあまり見かけないクイックデリバリー、デリボーイ、ハイエースの300系が登場したら動き出してみようかな?ということでした。
【Instagram】
small_van_lifeさん
(文:矢田部明子 写真:small_van_lifeさん提供)
軽自動車の愛車でこだわりカーライフ
-

-
レトロなコペンを夢見て。手作りで完成形を目指し、その先に見る“のんびりカーライフ”
2026.02.17 愛車広場
-

-
「もしも特別仕様車があったなら」。理想の1台に仕上げたアルトラパンSSとの22年・22万キロ
2026.01.30 愛車広場
-

-
“全損扱い”からの復活。ベテラン整備士と走り続ける幸せなスズキ・ツイン
2026.01.19 愛車広場
-

-
小さなクルマで、豊かなバンライフを。ピクシスバンと行く全国津々浦々
2026.01.15 愛車広場
-

-
2台目のコペンもやっぱり楽しい!オープンならではの魅力に取り憑かれて
2026.01.09 愛車広場
-

-
「見て楽しい!走っても楽しい!」を教えてくれたS660は“私の生き甲斐”
2025.12.21 愛車広場
関連記事
-

-
走らせてこそS2000 —まずは走りの土台作りから 愛車と向き合う日々
2026.02.24 愛車広場
-

-
思い切って86の世界へ。MT免許を取り直すほどハマった、大学生オーナーの等身大カーライフ
2026.02.20 愛車広場
-

-
冒険もできちゃう極上のクルマ レヴォーグSTI Sportとのカーライフを惜しみなく且つ丁寧に楽しむオーナーの物語
2026.02.19 愛車広場
-

-
『10年以上乗っても飽きさせない』 レガシィツーリングワゴンは私のカーライフをより鮮やかにしてくれた手放せないクルマ
2026.02.18 愛車広場
-

-
レトロなコペンを夢見て。手作りで完成形を目指し、その先に見る“のんびりカーライフ”
2026.02.17 愛車広場
-

-
「練習用」として譲り受けた走行距離約23万kmのプリウス。今では夢を一緒に追う“パートナー”になった
2026.02.13 愛車広場
-

-
一度離れていたスポーツカー。新たな相棒・GR86が思いがけない“つながり”を増やしていった
2026.02.12 愛車広場
-

-
坂道発進から練習中!一生乗れるクルマ“ランクル76”を愛車に迎え入れて
2026.02.10 愛車広場
-

-
自分を大きく変えてくれたシビックタイプR。人生最後のスポーツカーとして大切に乗っていく
2026.02.09 愛車広場







