「空気のような存在」日産キャラバンと送るキャンピングカーライフ
キャラバンをベースにしたキャンピングカーで“クルマ旅”を楽しみ、愛犬たちと海辺の町へ出かける日常をYouTubeチャンネル「海辺と、犬と。〜湘南で、旅するように暮らす日々。〜」で発信しているINUTABIファミリーさん。彼らにとって愛車は、「空気のような存在」だと言います。
クルマ=空気というコメントが意味するものは? 今回は、そんなINUTABIファミリーさんとキャラバンのお話です。
――最初に、今の愛車はキャラバンですよね?
はい。日産キャラバンをベースにしたキャンピングカー「レクビィ イゾラ」が今の愛車です。2025年10月に納車されました。以前は、同じくレクビィさんのハイエースをベースにしたモデルに6年間乗っていました。キャラバンは、私たちにとって2台目のキャンピングカーです。
――特に気に入っているのはどんなトコロですか?
このレクビィ イゾラで特に気に入っているのが、クルマの一番後ろに設けられた「防水マルチルーム」というスペースです。完全防水で、温水のシャワールームとして使えます。300アンペア(Ah)のリチウムイオンバッテリーを搭載しているので、エアコンが使えるのも良いですね。あと、ライトブラウン系の明るいインテリアや、前席の上にある“ドライバーズシートアッパーヘッドシェルフ”という収納も気に入っています。
――キャラバンベースでシャワールームまであるんですか⁉︎
全長が5メートルちょっと(5080mm)の「スーパーロングボディ」がベースで、長くなった部分に防水マルチルームが収まっている感じです。このスペースは、シャワールームとしてだけでなく荷物置きとしても重宝しています。愛犬2頭と一緒に出かけるので、どうしても荷物が多くなりがちなんです。
あと、“マーケット”的なイベントで犬用グッズのポップアップストアをよく出店するんですが、マルチルームを使えば居住スペースが片付くのでゆっくり過ごせます。
――ボディが大きいと取り回しは難しくありませんか?
私たちの住んでいる湘南エリアは道や駐車場が狭いことが多いんですが、キャラバンは横幅があまりないので運転は難しくありません(※ベース車両は「標準幅」ボディで全幅1695mm)。運転しやすいサイズ、かつ、最大限に荷物を積めるということで、「これがちょうどいい!」という感じで決めました。
――乗り心地や運転のしやすさなど、クルマとしての印象はどうですか?
以前のクルマは二駆のガソリンエンジン車だったんですが、キャラバンは四駆のディーゼルを選びました。加速が良いので、かなり運転しやすくなった印象です。例えば、以前はベタ踏みしなきゃいけなかった高速道路の合流で、軽くアクセルを踏むだけで力強く加速してくれる感覚です。
――エンジンはノーマルですか?
駆動系はフルノーマルですが、足回りはカスタマイズしました。
スタビライザーと“増しリーフ”を付けて、ショックアブソーバーを換えました。感覚的には、ほぼ普通の乗用車と変わらない乗り味になったと思います。体感的には、めちゃくちゃ運転しやすくなりました。特に、走行中の揺れが大きく解消されたのを実感しています。
例えば、道路わきのコンビニから出て歩道の段差を乗り越えながら曲がるときや、高速道路のカーブでは、クルマを「持っていかれる」感じが以前はありました。(足回りを)変えることで、クルマの挙動がすごくスムーズになりました。
――ディーゼルエンジン+四駆というパワートレインと、カスタマイズした足回りで運転しやすくなったわけですね。
そうですね。長距離を走っても全然疲れなくなりました。以前は3時間を超えると「疲れた~」と思うことがありましたが、キャラバンなら大丈夫!
――逆に、カスタマイズを「やらない」と決めていることはありますか?
車検が通りにくいものはやらない(笑)。以前、テールランプをちょっと変えたことがありましたが、車検の時に書類のやり取りがいろいろ面倒で…。面倒が起きそうなことは基本的にやらないようにしてます(笑)。
――なるほど。ほかに、クルマとして気に入っているトコロはありますか?
アラウンドビューモニターは便利ですね。上から見たような感じでクルマ全体がモニターに映り、駐車が楽でストレスを感じません。
――クルマでのお出かけは基本的にペコさんとマルさん(ワンちゃんたち)が一緒だとうかがいました。車内レイアウトや装備で、ワンちゃんたちのために「良かった」と感じた点はありますか?
ワンコ連れだと、出かけた先では(後席を)真っ平らにして使うことが多いんです。ウチはテーブルレイアウトにすることが少ないので、平らにした時に使いやすいかどうかが重要です。
イゾラはクッションの内部構造が凝っていて、マットなどを敷かなくても心地よく寝られるんです。だから、犬たちと夫婦二人で雑魚寝できるところに使い勝手の良さを感じます。マットを敷かなくても寝られる快適さは、とても大きなポイントですね。
――クッション性の良さは愛犬たちにも好評なんですね。
そうですね。あと、クッションの表皮がオシャレなんですが、生地が頑丈なのも気に入っています。ワンコたちがカリカリやっても大丈夫なので、気にしなくても良いのはありがたいですね。
――逆に、「もっとこうすれば良かった」「こうしたい」と思う点はありますか?
今のところは満足です。前の車に6年乗って「こうだったら良いのにな」っていうところがほぼ解消されました。
――日常のお買い物などにもキャラバンを使いますか?
しょっちゅう旅をするわけでもないので、日常使いの方が多いんです。自宅の辻堂から鎌倉にちょっと出かけるとか、買い物に行って出先で少しのんびりして帰ってくるとか。遠出よりも、実はそんなパターンが多いですね。
湘南エリアは道が狭い場所も多いですが、キャラバンなら無理なく使えます。私たちにとっては、これが湘南で楽しむキャンピングカーライフのちょうどいいサイズ感なんです。
――お出かけの中で、特に印象深かった場所はありますか?
「旅行」っていう意味だと、去年行った宮島が印象深いですね。フェリー乗り場に近い駐車場でゆっくり休んで、朝ーのフェリーで宮島に渡ったんです。ゴールデンウイーク期間中でしたが、早朝は人が少なくてゆっくり見られました。
こんなフットワークの良さは車中泊のメリットだと思います。当時はマルがまだいなかったので、ペコと一緒に妻と3人で、大鳥居の周りを歩いたのがすごく良い思い出です。
――観光スポットに近い場所で休めて、人が少ない早めの時間帯に観光できるのはキャンピングカーならではですね。
はい。あと、お友達の家にこのクルマで行って、楽しくワイワイやって、夜はクルマで寝る。そんな車中泊スタイルが、すっかり日常になりました。
――なるほど! それはキャンピングカーの新しい使い方ですね。クルマで寝れば気兼ねせずゆっくり休めますね。
めちゃくちゃ便利です。お友達の家とはいえ、犬連れで寝かせもらうのはちょっと気が引けるというか…。それが「じゃ、庭に停めたクルマで寝るね」みたいな。朝起きたら「おはよう」って、またお友達家族と一緒に朝ご飯を食べるっていうパターンです。
――素晴らしい!
キャラバンにして、さらに寝やすくなり、機動性が格段に上がりました。宿を取る必要が無いので、突発的に動けるのが良いですね。フットワークが軽くなりました。
――「フットワークが軽くなる」っていうのがキーワードですね。そのフットワークの良さを生かして、これから行ってみたい所とか、やってみたいことはありますか?
最近は、小さい町をのんびり回ることができなかったんです。子犬だったマルの世話でバタバタだったんですが、だいぶ大きくなってトイレもちゃんとできるようになりました。今年は家族 “4にん”で小さい町を訪ねて、その町で寝る、みたいなのをゆっくりやりたいと思います。
――最後に、INUTABIファミリーさんにとって、クルマはどんな存在ですか?
キャラバンは「家の延長」っていう感じです。先代のキャンピングカーは初めてだったので「非日常を味わえるツール」っていう感じで、インテリアも外観もアウトドアテイスト満載にして楽しんでいました。そのクルマに6年乗って、キャンピングカーでやってみたかったことはやり尽くした感があるんです。その経験を経て選んだ今のキャラバンは、私たちにとって「日常を豊かにしてくれる、なくてはならない存在」です。インテリアも外観も、日常寄りの落ち着いた雰囲気に変化しました。
例えて言うと…、家にベッドがないと困るじゃないですか。クルマって、そんな感じです。普段は特別に意識しないけれど、無いと途端に不便を感じる。私たちにとってキャラバンは、まさに空気のような存在になっています。
去年は7月にお迎えした子犬「マル」さんのお世話でゆっくりお出かけができなかったというINUTABIファミリーさん。「子育て」も一段落したようで、今年は小さな町を家族とキャラバンで楽しむ様子がYouTubeチャンネル(@inutabifamily)で観られそうです。
【YouTube】
@inutabifamily
【Instagram】
@yometabi_inutabifamily
(文:石川 徹 写真:INUTABIファミリーさん提供)
ワゴンの愛車でこだわりカーライフ
-

-
「空気のような存在」日産キャラバンと送るキャンピングカーライフ
2026.02.04 愛車広場
-

-
「私の生きる糧」レヴォーグはたくさんの“初めて”を運んでくれた自慢の愛車
2025.12.27 愛車広場
-

-
人生を変えた「どこにでもいるレヴォーグ」 日々飛び回るカーライフを楽しむ
2025.11.15 愛車広場
-

-
憧れのスバル・レヴォーグならロングドライブも余裕!? まるで体の一部のようにフィットする最高の愛車
2025.10.17 愛車広場
-

-
トヨタ ハイエースが僕のビタミン。自由奔放なライフスタイルに寄り添ってくれる最高のパートナー
2025.10.03 愛車広場
-

-
愛犬との旅行を楽しむためにセレクトした、キャンピングカー仕様の200系ハイエース
2025.09.13 愛車広場
関連記事
-

-
「空気のような存在」日産キャラバンと送るキャンピングカーライフ
2026.02.04 愛車広場
-

-
「もしも特別仕様車があったなら」。理想の1台に仕上げたアルトラパンSSとの22年・22万キロ
2026.01.30 愛車広場
-

-
自然体で付き合ってきた15年。いすゞ アスカとの“信頼関係”
2026.01.27 愛車広場
-

-
「オープン×VTEC」を叶えてくれたS2000。乗るたびに増えていく宝物
2026.01.26 愛車広場
-

-
家族が増えて“クルマの選び方”が変わった。今の暮らしにプリウスという選択
2026.01.23 愛車広場
-

-
乗り継ぎの末にたどり着いたGR86。相棒となら通勤時間が楽しみに変わる
2026.01.22 愛車広場
-

-
「自分が楽しいのが一番!」シビックと一緒に四季を駆け抜け、一瞬一瞬を写真に収めるオーナーの物語
2026.01.20 愛車広場
-

-
“全損扱い”からの復活。ベテラン整備士と走り続ける幸せなスズキ・ツイン
2026.01.19 愛車広場
-

-
「コミュニケーションの概念を変えてくれた」カローラスポーツが自分にとって一番カッコいいクルマ!
2026.01.16 愛車広場







