【トヨタ WEC】第2戦予選 波乱の予選でポールポジションを逃がすも、好調を維持

5月5日(金)に行われたFIA WEC第2戦スパ6時間レースの公式予選は、TOYOTA GAZOO Racingとライバルの間で激しい競り合いが展開されたが、TOYOTA GAZOO Racingは波乱に影響され僅差でポールポジションを逃した。

ドライバーコメント等、詳細はこちら(TOYOTA GAZOO Racing)

WEC 2017年 第2戦 スパ・フランコルシャン6時間レース 予選結果:LMPクラス

順位 No. クラス チーム名/車名 ドライバー ベストタイム 平均タイム タイヤ
ドライバー1 ドライバー2
1 1 LMP1-H ポルシェ LMP チーム
ポルシェ 919 Hybrid
ニール・ジャニ
アンドレ・ロッテラー
ニック・タンディ
1:53.756 1:54.439 1'54.097 - M
2 7 LMP1-H TOYOTA GAZOO Racing
トヨタ TS050 HYBRID
マイク・コンウェイ
小林 可夢偉
1:53.911 1:55.476 1'54.693 +0.596 M
3 9 LMP1-H TOYOTA GAZOO Racing
トヨタ TS050 HYBRID
ステファン・サラザン
国本 雄資
ニコラス・ラピエール
1:53.658 1:55.745 1'54.701 +0.604 M
4 8 LMP1-H TOYOTA GAZOO Racing
トヨタ TS050 HYBRID
セバスチャン・ブエミ
アンソニー・デビッドソン
中嶋 一貴
1:54.617 1:55.197 1'54.907 +0.810 M
5 2 LMP1-H ポルシェ LMP チーム
ポルシェ 919 Hybrid
ティモ・ベルンハルト
アール・バンバー
ブレンドン・ハートレー
1:55.704 1:55.177 1'55.440 +1.343 M
6 26 LMP2 G-DRIVE レーシング
オレカ 07 - ギブソン
ロマン・ルシノフ
ピエール・ティリエ
アレックス・リン
2:01.253 2:03.949 2'02.601 +8.504 D
7 36 LMP2 シグナテック・アルピーヌ・マットムート
アルピーヌ A470 - ギブソン
ロマン・デュマ
グスタボ・メネゼス
マシュー・ラオ
2:01.143 2:04.105 2'02.624 +8.527 D
8 35 LMP2 シグナテック・アルピーヌ・マットムート
アルピーヌ A470 - ギブソン
ピエール・ラギュ
アンドレ・ネグラオ
ネルソン・パンチアティシ
2:01.843 2:03.416 2'02.629 +8.532 D
9 24 LMP2 CEFC マノー TRS レーシング
オレカ 07 - ギブソン
トー・グレイブス
ジョナサン・ハーシー
ジャン-エリック・ベルニュ
2:00.945 2:04.319 2'02.632 +8.535 D
10 13 LMP2 ヴァイヨン・レベリオン
オレカ 07 - ギブソン
マティアス・ベシェ
デビッド・ハイネマイヤー・ハンソン
ネルソン・ピケJr.
2:02.943 2:04.295 2'03.619 +9.522 D
11 4 LMP1 バイコレス レーシングチーム
Enso CLM P1/01 - Nismo
オリバー・ウェッブ
ドミニク・クライハマー
ジェームス・ロシター
2:03.024 2:04.630 2'03.827 +9.730 M
12 34 LMP2 トックウィズ・モータースポーツ
リジェ JSP217 - ギブソン
ナイジェル・ムーア
フィリプ・ハンソン
カルン・チャンドック
2:04.301 2:04.051 2'04.176 +10.079 D
13 28 LMP2 TDS レーシング
オレカ 07 - ギブソン
フランソワ・ペロード
ベン・ハンリー
エマニュエル・コラール
2:01.317 2:08.799 2'05.058 +10.961 D
14 37 LMP2 ジャッキー・チェン DC レーシング
オレカ 07 - ギブソン
デビッド・チェン
アレックス・ブランドル
トリスタン・ゴメンディ
2:03.232 2:07.610 2'05.421 +11.324 D
15 31 LMP2 ヴァイヨン・レベリオン
オレカ 07 - ギブソン
ジュリアン・キャナル
ニコラ・プロスト
ブルーノ・セナ
2:08.276 2:02.953 2'05.614 +11.517 D
16 38 LMP2 ジャッキー・チェン DC レーシング
オレカ 07 - ギブソン
ホー・ピン・タン
オリバー・ジャービス
トーマス・ローラン
2:19.912 2:08.529 2'14.220 +20.123 D

予選の速さがそのまま6時間の長丁場の決勝レースに反映されることは少なく、コース上の混雑、アクシデント、天候の変化、タイヤの性能低下、ピット作業等、レースを混乱させる要素は幾つもある。しかし、昨今の耐久レースはスプリントレース同様の速さとクルマの信頼性の高さが勝負の胆になる。明日5月6日(土)の午後2時半にスタートを切る6時間レース。TOYOTA GAZOO Racingとライバルとの激突になることは必至だが、チームは全員一丸となって勝利を狙いに行く。

[ガズー編集部]