【トヨタ WEC】最終戦ル・マン24時間レース予選、3年連続で2台のTS050 HYBRIDが最前列グリッドスタート
6月13日(木)、FIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019年スーパーシーズン第8戦ル・マン24時間レースの予選2回目、3回目が行われTS050 HYBRID 7号車が小林可夢偉のアタックでポールポジションを獲得。中嶋一貴がアタックした8号車も2番手で続き、TOYOTA GAZOO Racingは一昨年、そして昨年の第2戦に続き、3年連続で最前列グリッドに並んでル・マン24時間レースのスタートを切ることとなりました。
WEC 2019年 第8戦 ル・マン24時間 予選総合結果:LMP1クラス
順位 | No. | ドライバー名 | チーム/車種 | 周回 | ベストタイム |
1 | 7 | 小林可夢偉 マイク・コンウェイ ホセ・マリア・ロペス |
TOYOTA GAZOO Racing/ トヨタ TS050 HYBRID |
80 | 3:15.497 |
2 | 8 | 中嶋一貴 セバスチャン・ブエミ フェルナンド・アロンソ |
TOYOTA GAZOO Racing/ トヨタ TS050 HYBRID |
83 | 3:15.908 |
3 | 17 | ステファン・サラザン イゴール・オルトツェフ セルゲイ・シロトキン |
SMPレーシング/ BRエンジニアリングBR1・AER |
51 | 3:16.159 |
4 | 3 | トーマス・ローラン ナタナエル・ベルトン グスタボ・メネゼス |
レベリオン・レーシング/ レベリオンR13・ギブソン |
46 | 3:16.404 |
5 | 11 | ヴィタリー・ペトロフ ミカエル・アレシン ストフェル・バンドーン |
SMPレーシング/ BRエンジニアリングBR1・AER |
44 | 3:16.665 |
6 | 1 | ニール・ジャニ アンドレ・ロッテラー ブルーノ・セナ |
レベリオン・レーシング/ レベリオンR13・ギブソン |
57 | 3:16.810 |
7 | 10 | ヘンリク・ヘドマン ベン・ハンリー レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ |
ドラゴンスピード/ BRエンジニアリングBR1・ギブソン |
37 | 3:20.200 |
8 | 4 | トム・ディルマン オリバー・ウェッブ パオロ・ルバーティ |
バイコレス・レーシング・チーム/ エンソ・CLM P1/01・ギブソン |
52 | 3:23.109 |
TS050 HYBRID 7号車は、予選2回目の開始早々に小林可夢偉が記録した3分15秒497というタイムで、彼にとって2度目、トヨタにとっては通算5度目となるポールポジションを獲得しました。
過去に2度のル・マンでのポールポジション獲得経験を持ち、昨年セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソと共にル・マン初優勝した中嶋一貴が2番手タイム。TOYOTA GAZOO Racingは3年連続で最前列グリッドを占めることとなりました。7号車をドライブするマイク・コンウェイと小林、ホセ・マリア・ロペスの3名は、このポールポジションにより1ポイントを獲得。ドライバーズポイントで首位を走るブエミ、中嶋、アロンソの3名との差を僅かに詰めた結果、8号車と7号車の差は30ポイントとなりました。決勝レースでは最大38ポイント獲得可能なため、タイトル争いは決勝レースを終えるまでわかりません。
前日まで雨模様が続いたル・マンでしたが、予選2日目となったこの日は、ドライコンディションの下で、2時間ずつ2回の予選セッションが行われ、前日の予選1回目を合わせた総合ベストタイムでグリッドが決定されました。
まだ明るい日差しの下で午後7時から始まった予選2回目は、開始早々に7号車は小林、8号車は中嶋がステアリングを握り、新品タイヤと少なめの燃料でアタックに入りました。2台共に前日の予選セッションでマークしたベストタイムを更新し、タイムシートの1-2位へ浮上。その後、チームは決勝レースへ向けた準備とセットアップの最適化へと目的を切り替えました。日が落ちた午後10時に開始された予選3回目も、小林と中嶋がセッション開始直後のアタックに向かいましたが、コース後半で出されたイエローコーションに阻まれ、タイム更新はならず。その後は再びセットアップ作業に重きを置いて周回を重ねました。
その後、ライバル勢はタイムを更新してきましたが、2台のTS050 HYBRIDのタイムは破られることなく、トータルで6時間にわたる予選セッションの総合順位で、TS050 Hybrid 7号車がポールポジションを獲得。0.411秒差の2番手で8号車が続くこととなりました。3年連続での最前列独占とはなりましたが、3番手のSMPレーシング17号車はトップと0.662秒差、4番手のレベリオン・レーシング3号車は0.907秒差と、2011年に新生WECが始まって以来の予選トップ4が1秒位内に入る僅差となりました。
[ガズー編集部]
WEC 2018-2019 第8戦ル・マン24時間 レース記事
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