【速報】WRC2020第6戦ラリー・イタリア、トヨタのオジエが総合3位でポディウム獲得!ヒュンダイのソルドが2連覇達成

2020年10月8日(木)から11日(日)にかけて開催されたWRC2020第6戦ラリー・イタリア。
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)が、総合3位に入りポディウムを獲得した。

今回の舞台は、今季最後のグラベル(未舗装路)となるイタリア サルディニア。昨季のラリー・イタリアを制しているヒュンダイのソルドが、初日から首位を守り切り勝利。自身通算3勝目をあげ、ラリー・イタリア2連覇を果たした。総合2位は、トヨタのオジエとヒュンダイのヌービルによる白熱した争いが展開されたが、最終SSでその座を制したのはヌービル。

この結果、総合4位にエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(ヤリスWRC 33号車)が入ったものの、マニュファクチャラーズランキングではヒュンダイがトヨタをかわして首位に浮上。
ドライバーズランキングでは、エバンスが首位をキープしているものの、2位オジエとは14ポイント差まで縮まっている。

なお、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(ヤリスWRC 69号車)は、今季開幕から5戦連続で5位以内に入る活躍を見せていたものの、2日目に惜しくもリタイア。TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムで参戦した勝田貴元選手も、前回参戦したラリー・エストニアに続き無念のリタイアを喫している。

次回は第7戦ラリー・ベルギー。新型コロナウイルスの影響で中止となったラリー・ジャパンの代替として今季最終戦となる予定であったが、急遽ラリー・モンツァが追加されたため、今季は残り2戦となる見通しとなった。

[ガズー編集部]

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