【速報】WRC2020最終戦ラリー・モンツァ、トヨタのオジエが勝利。WRC2020シリーズのドライバーズ選手権タイトルに輝く

2020年12月3日(木)から6日(日)にかけて開催されたWRC2020第7戦ラリー・モンツァ。
今シーズン最終戦の舞台で、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)が総合優勝を飾った。

F1で有名なモンツァ・サーキットを中心に繰り広げられた最終戦。豪雨や降雪に見舞われ、ドライバーズ選手権首位に立っていたエバンスがコースアウトしデイリタイアを喫するなど、厳しいコンディションでの戦いを強いられる中、初日からベテランらしい安定した走りを見せたオジエが首位でフィニッシュ。

この結果、オジエはトヨタ移籍後初、自身通算7度目のドライバーズ選手権のシリーズチャンピオンに輝いた。トヨタは、昨シーズンのオィット・タナック選手に続き、2年連続のドライバーズ選手権タイトル獲得となる。

マニュファクチャラーズ選手権の戦いでは、最終戦総合5位にカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(ヤリスWRC 69号車)が入る健闘を見せたものの、総合2位と3位にライバルであるヒュンダイ勢が続いたことで、惜しくもトヨタのマニュファクチャラーズ選手権タイトル奪還はかなわなかった。

なお、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムで参戦した勝田貴元選手が、最終SSでレギュラードライバー陣を押しのけベストタイムをマークするなど、日本人ドライバーとして今後の活躍に期待される。

[ガズー編集部]