【速報】WRC2021開幕戦ラリー・モンテカルロ、トヨタのオジエが勝利

2021年1月21日(木)から24日(日)にかけて開催されたWRC2021開幕戦ラリー・モンテカルロ。大事な今シーズン最初の舞台で、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 1号車)が総合優勝を飾った。

2021年シーズンも、WRCで最も長い歴史を誇る伝統の一戦ラリー・モンテカルロから開幕。雨でのぬかるみやアイスバーン、積雪に覆われた場所も見られる厳しい路面コンディションの中、一時パンクによりタイムを落とすアクシデントに見舞われたものの、2014年から2019年にかけて6年連続優勝を飾り“モンテマスター”の異名をとるオジエが圧巻の走りを見せ、首位でフィニッシュ。

総合2位と4位にもエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(ヤリスWRC 33号車)、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(ヤリスWRC 69号車)が入り、トヨタは選手権のライバルに差をつけるスタートダッシュに成功。ドライバーズ選手権の三連覇、そしてマニュファクチャラーズ選手権王座の奪還に向けて最高の滑り出しを見せた。

なお、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムで参戦した勝田貴元選手は、今シーズンは全戦参加となる予定。初日のスピンで大きくタイムロスを喫したが、その後は着実に順位を上げ、総合6位で完走している。

[ガズー編集部]