【速報】WRC2021第2戦アークティック・ラリー・フィンランド、トヨタのロバンペラが総合2位でポディウム獲得。ヒュンダイのタナックが今季初勝利

2021年2月26日(金)から28日(日)にかけて開催されたWRC2021第2戦アークティック・ラリー・フィンランド。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(ヤリスWRC 69号車)が、総合2位に入りポディウムを獲得した。

今回の舞台となったアークティック・ラリー・フィンランドは、大会名の由来でもある北極(アークティック)圏に隣接しており、雪と氷に覆われたシーズン唯一のフルスノーラリー。WRC2021第2戦として当初予定されていたラリー・スウェーデンが新型コロナウイルスにより中止となったため、代替のスノーイベントとしてWRC初開催となった。初戦ラリー・モンテカルロを制したオジエがスノーバンク(雪の壁)に激突し、無念のデイリタイアを喫する厳しい路面コンディションの中、初日からトップを守り切ったヒュンダイのタナックが今季初勝利。地元開催となったトヨタのロバンペラはパワーステージを制し、総合2位でフィニッシュ。

総合5位にはエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(ヤリスWRC 33号車)が入り、この結果、マニュファクチャラーズランキングではトヨタが首位を堅守。ドライバーズランキングでは、オジエをかわしてロバンペラが首位に躍り出た。

TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムで参戦した勝田貴元選手は、シェイクダウンでトヨタ勢トップとなる3位の好タイムをマーク。総合6位で完走している。

[ガズー編集部]