WRC2020日本招致決定は2019年10月
WRC世界ラリー選手権 日本ラウンド招致準備委員会は、1月11日~13日に幕張メッセで開催中のオートサロンに出展し、日本のラリー、WRC世界ラリー選手権を含めて広くラリーを知っていただくために「WRC PARK」を設置した。「WRC PARK」では、歴代の参戦車両が展示されるほか、「WRCを日本へ」を合言葉に応援をしていただいている自治体(愛知県、岡崎市、豊田市・恵那市、新城市、設楽町)のPR、ステージでは招致応援団トークショーなどが行われている。
開催に先駆け、WRC招致準備委員会の高橋浩司氏より2019年の日本招致活動及び2020年承知に向けた活動について説明があった。
高橋氏は、「2019年にWRC日本招致をできなかったことは残念であったが、1年先送りになった2020年日本招致に向けて2019年を反省し活動を行う」と話した。2019年の招致活動として、2018年11月のキャンディデートイベント(新城ラリー)の結果は、高橋氏によると「FIAよりコースなどについてご指摘はあったものの高い評価をいただいた。特にモリコロパークは良い評価を頂いた」とのことであった。2020年招致に向けたロードマップ、プロモーション計画を新たに見直しており、2019年の秋には何らかのイベントを行うことも含んでいると説明した。
また2020年のカレンダー正式決定に向けて、今年の春のWRC委員会より来期のカレンダーの調整がスタートし、日本開催決定は2019年10月ごろと話した。
その後、WRC招致応援団の小塚崇彦氏、梅本まどか氏 栗田佳織氏によるトークショウが行われた。
小塚氏は、埼玉トヨペットで86でレースを行っていること、梅本氏はラリーのコ・ドライバーをやっていることを話した。GAZOOドライビングスクールに出演してくれている栗田氏は、「イニシャルD好きのクルマ大好き人間、9年前WRCイタリア・サルディアで観戦中にラリー車から大量の小石、ほこりを浴びたことでWRCが大好きになった。今年でWRCに関わって9年目だが、WRCは状況が刻々とかわり、情報も少なく実況するのが難しく未だ手さぐりの状態です」と、にこやかに話した。
12日以降はGAZOOにコラムを投稿して頂いている安藤アナもトークショウに参加する予定である。
[ガズー編集部]
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