TOYOTA GAZOO Racing、2019年の活動計画を発表
TOYOTA GAZOO Racingは、レーシングカンパニーとして、モータースポーツ活動を「もっといいクルマづくり」の根幹に据え、その活動から生まれた商品の開発からGR Garageを中心とした販売拠点の設置まで含めて、一貫してクルマファン層を拡げる活動として推進してきました。先月のデトロイトモーターショーではGRシリーズ初のグローバルモデルとして新型スープラを披露しました。新型スープラは、これまでTOYOTA GAZOO Racingが蓄積してきた知見やノウハウを注ぎ、お客様に心から走る楽しさを感じて頂けるクルマを目指しました。新型スープラをフラッグシップとして、モータースポーツの知見をフィードバックした商品開発に繋げ、GR車種の更なる拡充を目指します。
2018年は、念願のル・マン初制覇やWRCマニュファクチャラーズタイトル獲得と、これまでの挑戦が結果に結びつきましたが、この結果に甘んじることなく2019年も、クルマの持つ「夢」や「感動」をより多くの人々にお届けできるよう、国内外での様々なモータースポーツ活動に取り組んでいきます。FIA世界耐久選手権(WEC)では2018-2019年シーズンに引き続き、2019-2020年シーズンも参戦します(参戦ドライバーなどの体制は後日発表します。)。また、ニュルブルクリンク24時間耐久レースや国内のレースにおいても新たな体制で参戦します。加えて、新たに「Gran Turismo SPORT」などのレーシングゲームとコラボした「e-Motor Sports」にも力を入れていきます。
今後も、TOYOTA GAZOO Racingはトヨタ関連会社とともに、モータースポーツ活動を通じて、「もっといいクルマづくり」を進めていくと共に、商品や販売拠点も含めてクルマ好きの気持ちに応えていき、「クルマファンの拡大」につなげていきます。今シーズンも、TOYOTA GAZOO Racingへの応援をよろしくお願いいたします。
なお、本日より公式サイトにてドライバー特集コンテンツ「The Cross Roads~TOYOTA GAZOO Racingのドライバーたちが語るあの日、あの時~」を公開しますのであわせてご覧ください。(第一弾はGT500クラスに新たに参戦する「中山 雄一選手・坪井 翔選手」のインタビュー記事を掲載)
URL:https://toyotagazooracing.com/jp/motorsports/driver/special/2019/the-cross-roads.html
活動および支援計画概要
1) SUPER GT
①GT500クラス
- 2019年も前年に引き続きLEXUS LC500を投入。
- LEXUS GAZOO Racingとして、TRDを通じ6チーム・6台に支援を行います。
クラス | チーム名 | 車両名 | No. | ドライバー | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|
GT500 | レクサス チーム ルマン ワコーズ (LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S) |
WAKO'S 4CR LC500 | 6 | 大嶋 和也 (Kazuya Oshima 日本) |
BS |
山下 健太 (Kenta Yamashita 日本) |
|||||
レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) |
WedsSport ADVAN LC500 | 19 | 国本 雄資 (Yuji Kunimoto 日本) |
YH | |
坪井 翔 (Sho Tsuboi 日本) |
|||||
レクサス チーム エーユー トムス (LEXUS TEAM au TOM'S) |
au TOM'S LC500 | 36 | 中嶋 一貴 (Kazuki Nakajima 日本) |
BS | |
関口 雄飛 (Yuhi Sekiguchi 日本) |
|||||
レクサス チーム キーパー トムス (LEXUS TEAM KeePer TOM'S) |
KeePer TOM'S LC500 | 37 | 平川 亮 (Ryo Hirakawa 日本) |
BS | |
ニック・キャシディ (Nick Cassidy ニュージーランド) |
|||||
レクサス チーム ゼント セルモ (LEXUS TEAM ZENT CERUMO) |
ZENT CERUMO LC500 | 38 | 立川 祐路 (Yuji Tachikawa 日本) |
BS | |
石浦 宏明 (Hiroaki Ishiura 日本) |
|||||
レクサス チーム サード (LEXUS TEAM SARD) |
DENSO KOBELCO SARD LC500 | 39 | ヘイキ・コバライネン (Heikki Kovalainen フィンランド) |
BS | |
中山 雄一 (Yuichi Nakayama 日本) |
②GT300クラス
- GT300クラスには、トヨタプリウス2台とLEXUS RC F GT3 3台が参戦します。
クラス | チーム名 | 車両名 | No. | ドライバー | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|
GT300 | エー・ピー・アール (apr) |
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT | 30 | 永井 宏明 (Hiroaki Nagai 日本) |
YH |
織戸 学 (Manabu Orido 日本) |
|||||
31 | 嵯峨 宏紀 (Koki Saga 日本) |
BS | |||
中山 友貴 (Yuki Nakayama 日本) |
|||||
パンサー アット チーム タイランド (Panther arto Team Thailand) |
arto RC F GT3 | 35 | 未定 | YH | |
未定 | |||||
エルエム コルサ (LM corsa) |
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 | 60 | 吉本 大樹 (Hiroki Yoshimoto 日本) |
DL | |
宮田 莉朋 (Ritomo Miyata 日本) |
|||||
ケーチューンズ レーシング (K-tunes Racing) |
K-tunes RC F GT3 | 96 | 新田 守男 (Morio Nitta 日本) |
BS | |
阪口 晴南 (Sena Sakaguchi 日本) |
2) 全日本スーパーフォーミュラ選手権
- TRDより、直列4気筒2リッター直噴ガソリンターボエンジン(Biz-01F)を6チーム11台に供給。
- タイヤは、横浜ゴム製のワンメイク。
チーム名 | No. | ドライバー |
---|---|---|
コンドー レーシング (KONDO RACING) |
3 | 山下 健太(Kenta Yamashita 日本) |
4 | 国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本) | |
チーム ルマン (TEAM LEMANS) |
7 | アーテム・マルケロフ(Artem Markelov ロシア) |
8 | 大嶋 和也(Kazuya Oshima 日本) | |
カロッツェリア チーム ケーシーエムジー (carrozzeria Team KCMG) |
18 | 小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本) |
チーム インパル (TEAM IMPUL) |
19 | 関口 雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本) |
20 | 平川 亮(Ryo Hirakawa 日本) | |
バンテリン チーム トムス (VANTELIN TEAM TOM'S) |
36 | 中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本) |
37 | ニック・キャシディ(Nick Cassidy ニュージーランド) | |
ジェームス ピーエムユー セルモインギング (JMS P.MU/CERUMO・INGING) |
38 | 石浦 宏明(Hiroaki Ishiura 日本) |
39 | 坪井 翔(Sho Tsuboi 日本) |
3) ニュルブルクリンク24時間耐久レース
- ニュルブルクリンク24時間耐久レースは、TOYOTA GAZOO Racingの 「もっといいクルマづくり」の原点であり、13年目の参戦となる2019年も、ニュルへの挑戦を通じて人とクルマを鍛え、市販車開発につながる活動を追求していきます。
- 第47回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(正式名称47. ADAC TOTAL 24h-Rennen)は、2019年6月22日(土)~23日(日)に決勝レースが開催されます。
- 本年は、2018年に引き続き2年目となるLEXUS LCと、17年ぶりに復活したSUPRAを初投入し2台体制で参戦します。将来のスポーツカーなどの市販車に活かすための技術を先行投入し、「もっといいクルマづくり」を追求します。
チーム名 | TOYOTA GAZOO Racing | ||
---|---|---|---|
参戦車両/クラス | LEXUS LC(予定 : SP-PROクラス) | SUPRA(予定 : SP8Tクラス) | |
主な仕様 | エンジン | 2UR-GSE改 | 非公開 |
タイヤ | ブリヂストン | 非公開 | |
ドライバー | 土屋 武士(Takeshi Tsuchiya 日本) | 佐々木 雅弘(Masahiro Sasaki 日本) | |
蒲生 尚弥(Naoya Gamo 日本) | ウヴェ・クリーン(Uwe Kleen ドイツ) | ||
松井 孝允(Takamitsu Matsui 日本) | ヘルフィ・ダーネンス(Herwig Daenens ベルギー)※1 | ||
中山 雄一(Yuichi Nakayama 日本) | 矢吹 久(Hisashi Yabuki 日本)※2 |
※1 | Toyota Motor Europe所属 |
---|---|
※2 | トヨタ自動車株式会社所属 |
4) カスタマーモータースポーツ(GT3)
- LEXUS GAZOO Racingは、LEXUS RC F GT3のグローバル販売やカスタマーサポートを通して、世界中のお客様にGT3レースを楽しんでいただき、レクサスブランドのイメージ向上に貢献します。また、レースを通して得られた技術を市販車へフィードバックすることで商品力強化に努めます。
- 2019年は世界中の各種レースにRC F GT3が出場します。
地域 | シリーズ名 | クラス | チーム名 | 台数 |
---|---|---|---|---|
米国 | IMSA WeatherTech SportsCar Championship | GTD | エイム バッサー サリバン (AIM VASSER SULLIVAN) |
2 |
欧州 | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 |
日本 | SUPER GT | GT300 | 1)SUPER GT ②GT300クラスに記載 | 3 |
スーパー耐久 | ST-X | マックスレーシング (Max Racing) |
1 | |
アジア | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 |
5) NASCAR
- Toyota Motor North AmericaおよびT.R.D U.S.A., Inc.を通じ、引き続きNASCARのナショナルシリーズ全てに参戦します。
- モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズにはトヨタ カムリ、NASCAR・エクスフィニティ・シリーズにはトヨタ スープラ、NASCAR・ガンダー・アウトドアズ・トラック・シリーズにはトヨタ タンドラを投入します。
- タイヤは全カテゴリー グッドイヤー製を使用。
モンスターエナジーNASCAR カップ・シリーズ参戦体制
チーム名 | No. | ドライバー |
---|---|---|
ジョー・ギブス・レーシング (Joe Gibbs Racing) |
11 | デニー・ハムリン(Denny Hamlin 米国) |
18 | カイル・ブッシュ(Kyle Busch 米国) | |
19 | マーティン・トゥルーエクス・Jr.(Martin Truex Jr. 米国) | |
20 | エリック・ジョーンズ(Erik Jones 米国) | |
リーバイン・ファミリー・レーシング (Leavine Family Racing) |
95 | マット・ディベネデット(Matt DiBenedetto 米国) |
6) ドライバー育成
①TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム
- 世界を舞台に活躍できる若手ラリードライバーの育成を目的とし、2015年より開始したプログラム。
- トミ・マキネン氏の協力のもと、WRC2への参戦を中心に、実戦を通して育成を継続します。
ドライバー | コ・ドライバー |
---|---|
勝田 貴元(Takamoto Katsuta 日本) | ダニエル・バリット(Daniel Barritt イギリス) |
②TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)
- 世界および日本のトップカテゴリーで活躍できるレーシングドライバーの育成を目的としたプログラム。
- 才能ある人材を発掘し、それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムを展開。
- 坪井 翔がSUPER GT GT500クラス及びスーパーフォーミュラにステップアップ。
2019年TDP育成ドライバー
ドライバー | カテゴリー | チーム名 | 備考・昨年の戦績 |
---|---|---|---|
山下 健太 (Kenta Yamashita) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム ルマン ワコーズ (LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S) |
|
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | コンドー レーシング (KONDO RACING) |
||
坪井 翔 (Sho Tsuboi) |
SUPER GT (GT500) | レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) |
|
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | ジェームス ピーエムユー セルモインギング (JMS P.MU/CERUMO・INGING) |
||
宮田 莉朋 (Ritomo Miyata) |
全日本F3選手権 | カローラチュウキョウ クオ チーム トムス (カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S) |
|
SUPER GT(GT300) | エルエム コルサ (LM corsa) |
||
小高 一斗 (Kazuto Kotaka) |
全日本F3選手権 | カローラチュウキョウ クオ チーム トムス (カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) |
|
TDP出身ドライバーの2019年活動
ドライバー | カテゴリー | チーム名 |
---|---|---|
中嶋 一貴 (Kazuki Nakajima) |
FIA世界耐久選手権(WEC) | トヨタガズーレーシング (TOYOTA GAZOO Racing) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム エーユー トムス (LEXUS TEAM au TOM'S) |
|
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | バンテリン チーム トムス (VANTELIN TEAM TOM'S) |
|
小林 可夢偉 (Kamui Kobayashi) |
FIA世界耐久選手権(WEC) | トヨタガズーレーシング (TOYOTA GAZOO Racing) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | カロッツェリア チーム ケーシーエムジー (carrozzeria Team KCMG) |
|
石浦 宏明 (Hiroaki Ishiura) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム ゼント セルモ (LEXUS TEAM ZENT CERUMO) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | ジェームス ピーエムユー セルモインギング (JMS P.MU/CERUMO・INGING) |
|
大嶋 和也 (Kazuya Oshima) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム ルマン ワコーズ (LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | チーム ルマン (TEAM LEMANS) |
|
国本 雄資 (Yuji Kunimoto) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | コンドー レーシング (KONDO RACING) |
|
平川 亮 (Ryo Hirakawa) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム キーパー トムス (LEXUS TEAM KeePer TOM'S) |
全日本スーパーフォーミュラ選手権 | チーム インパル (TEAM IMPUL) |
|
中山 雄一 (Yuichi Nakayama) |
SUPER GT(GT500) | レクサス チーム サード (LEXUS TEAM SARD) |
ニュルブルクリンク24時間耐久レース | トヨタガズーレーシング (TOYOTA GAZOO Racing) |
FTRS(フォーミュラトヨタ・レーシングスクール)
- 世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの発掘・育成と正しいドライビング教育によるモータースポーツ底辺の健全な拡大を目的に実施。
- 本コース受講者の中から、優秀で将来性の見込めるドライバーに対し次年度以降のレース参戦の支援を行っていく予定。(2019年 FTRS実施日程は未定)
国内FIA-F4選手権
- エントリークラス フォーミュラ・カテゴリーとして開催される国内FIA-F4選手権シリーズに参戦する若手ドライバーを支援。
- 7大会14戦開催予定。
7) 5大陸走破プロジェクト
- 2014年に「豪州走破プロジェクト」からスタートした5大陸走破プロジェクトは、モータースポーツ活動の思想を根幹とした「TOYOTA GAZOO Racing」の傘の下、世界中のお客様が走る多種多様な道を従業員自らが走行し、その体験を通じてテストコースでは得られない「もっといいクルマづくり」と、それを支える「人づくり」に取り組む活動。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年をマイルストーンとし、継続的な活動を実施しています。
- 2018年はアフリカ大陸を2か月間に渡り、スズキ(株)、日野自動車(株)、トヨタ車体(株)のメンバーを含む76名が10,600kmを走破しました。参加メンバーは、多種多様なアフリカ特有の道を走り、過酷な車両の使用環境を肌で感じ、またお客様の声を直に聞くことで、アフリカで求められる「もっといいクルマ」について1人1人が考え、意見を交わしながらクルマと向き合う時間を過ごしました。
- 第6弾となる本年は、中東よりスタートしアジア大陸走破へと最後の襷をつなぎます。
過去の走破概要
年 | 大陸 | 距離 | 日数 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
2014 | オーストラリア | 約20,000km | 72日間 | 世界の様々な道が凝縮されていると言われる砂漠や悪路などの過酷な道を走破 |
2015 | 北米(アメリカ) | 約28,000km | 109日間 | 夏季と冬季に分け、デスバレーなどの酷暑地や、アラスカ・カナダの寒冷地の厳しい環境下を走破 |
2016 | 南米(アメリカ) | 約20,000km | 84日間 | 熱帯の泥濘路や、標高5,640mの高地山岳路、砂丘などを走破 |
2017 | ヨーロッパ | 約21,000km | 85日間 | 自動車発祥の地で欧州車と比較し、走行データの収集・分析を強化。夏季と冬季に分け、高速道路、長距離移動での走破 |
2018 | アフリカ | 約10,600km | 49日間 | 一般生活道路に加え、未舗装路、高地山岳路、サファリ、砂漠などのアフリカ特有の道 |
<以降項目は既に発表済みです>
8) FIA世界ラリー選手権(WRC)
- 参戦車両はトミ・マキネン代表のもと、フィンランドを拠点に開発したヤリスWRC(日本名ヴィッツ)。搭載するエンジンはTMG(Toyota Motorsport GmbH)にて開発した1.6L直噴ターボエンジンGI4A。
チーム名 | TOYOTA GAZOO Racing WRT(WRT : World Rally Team) |
---|---|
チーム総代表 | 豊田 章男 |
チーム代表 | トミ・マキネン(Tommi Mäkinen フィンランド) |
車両 | Yaris WRC(全長 4,085mm;全幅 1,875mm) |
エンジン | GI4A(1.6L直噴ターボ 最高出力380馬力以上) |
タイヤ | ミシュラン製 |
No. | ドライバー/コ・ドライバー | |
---|---|---|
8 | ドライバー | オィット・タナック(Ott Tänak エストニア) |
コ・ドライバー | マルティン・ヤルヴェオヤ(Martin Järveoja エストニア) | |
10 | ドライバー | ヤリ-マティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala フィンランド) |
コ・ドライバー | ミーカ・アンティラ(Miikka Anttila フィンランド) | |
5 | ドライバー | クリス・ミーク(Kris Meeke イギリス) |
コ・ドライバー | セブ・マーシャル(Seb Marshall イギリス) |
9)FIA世界耐久選手権(WEC)
- 2012年より開催されているFIA公認の世界耐久選手権。
- 2018-2019年はスーパーシーズンとなり、本年は第6戦セブリング1000マイル(2019年3月15日)から始まり、2019年の第8戦ル・マン24時間(2019年6月15・16日)が最終戦となります。
- トヨタは、TMGを本拠にTOYOTA GAZOO Racingとして、2台の改良型「TS050 HYBRID」で参戦。
- 日本の東富士研究所で開発されたTHS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)は、これまでの四輪回生/力行システムを踏襲しつつ、エンジン、モーター/ジェネレーター、バッテリー等に更なる信頼性向上が図られています。また、この活動で得られた技術は、量産ハイブリッド車やEV車開発へと活かされます。
- タイヤはミシュラン製を使用します。
- TOYOTA GAZOO Racingは、FIA世界耐久選手権(WEC)2019-2020年シーズンに2台のTS050 HYBRIDで参戦します。全8戦で行われるシーズンは9月1日の英国シルバーストーンで開幕し、2020年6月13~14日のル・マン24時間レースが最終戦になります。ドライバー構成については後日発表いたします。
2018-2019年シーズン チーム体制
チーム名 | 車両 | No. | ドライバー |
---|---|---|---|
TOYOTA GAZOO Racing (2018-2019年) |
TS050 HYBRID | 7 | マイク・コンウェイ(Mike Conway イギリス) |
小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本) | |||
ホセ・マリア・ロペス(José María López アルゼンチン) | |||
8 | セバスチャン・ブエミ(Sébastien Buemi スイス) | ||
中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本) | |||
フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso スペイン) |
10) 全日本ラリー選手権
- TOYOTA GAZOO Racingは国内最高峰のラリー選手権に参戦し「もっといいクルマづくり」に向けて人とクルマを鍛えていきます。
- トヨタ社員がエンジニアおよびメカニックとして、車両製作からラリー参戦まで一貫して行います。
チーム名 | 参戦車両 | ドライバー/コ・ドライバー | エンジニア・メカニック |
---|---|---|---|
TOYOTA GAZOO Racing | TGR Vitz GRMN Rally | 眞貝 知志(Tomoyuki Shinkai)/安藤 裕一(Yuichi Ando) | トヨタ社員 |
11) ダカールラリー
- トヨタ ランドクルーザー200で参戦するトヨタ車体(株)のラリーチームであるTeam Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(TLC)を支援します。
Team Land Cruiser
車両 | ドライバー/コ・ドライバー | 市販車部門*1順位 | ディーゼルクラス*2順位 | 総合順位 | |
---|---|---|---|---|---|
1号車 (ゼッケン350) |
ドライバー | クリスチャン・ラヴィエル (Christian Lavieille フランス) |
1位 | 1位 | 24位 |
コ・ドライバー | ジャン・ピエール・ギャルサン (Jean Pierre Garcin フランス) |
||||
2号車 (ゼッケン349) |
ドライバー | 三浦 昂 (Akira Miura 日本)*3 |
2位 | 2位 | 29位 |
コ・ドライバー | ローラン・リシトロイシター (Laurent Lichtleuchter フランス) |
*1 | 市販車部門(ガソリンクラスとディーゼルクラスを合わせたカテゴリー) |
---|---|
*2 | TLCは、市販車部門ディーゼルクラスに参戦 |
*3 | トヨタ車体(株)社員ドライバー |
- トヨタグループをはじめとした多くのチームが、トヨタの車両(含むトヨタグループの車両)でダカールラリーへ挑戦しています。
- 2019年のダカールラリーは1月17日にゴールを迎え、トヨタガズーレーシングサウスアフリカ(南アフリカトヨタ)がトヨタ車初となる総合優勝を果たしました。また、チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(トヨタ車体)が市販車部門6連覇、日野チームスガワラ(日野自動車)がトラック部門(排気量10リットル未満クラス)にて10連覇を果たしています。
TOYOTA GAZOO Racing South Africa
車両 | ドライバー/コ・ドライバー | 総合順位 | |
---|---|---|---|
ゼッケン301 | ドライバー | N. Al-Attiyah カタール | 1位 |
コ・ドライバー | M. Baumel フランス | ||
ゼッケン302 | ドライバー | G. de Villiers 南アフリカ | 9位 |
コ・ドライバー | D. Von Zitzewitz ドイツ | ||
ゼッケン309 | ドライバー | B. Ten Brinke オランダ | リタイヤ |
コ・ドライバー | X. Panseri フランス |
日野チームスガワラ
車両 | ドライバー/コ・ドライバー | トラック部門 (排気量10L未満クラス) |
|
---|---|---|---|
ゼッケン510 | ドライバー | 菅原 照仁(Teruhito Sugawara 日本) | 1位 |
コ・ドライバー | 羽村 勝美(Katsumi Hamura 日本) | ||
ゼッケン517 | ドライバー | 菅原 義正(Yoshimasa Sugawara 日本) | リタイヤ |
コ・ドライバー | 櫻井 亜仁(Ahito Sakurai 日本) |
12) 参加型モータースポーツ
- 「クルマを操る」「クルマで走りを楽しむ」といったクルマ本来の魅力を楽しんでいただく場を、全国の地域やサーキット等と連携し提供。レース、ラリー両方の分野で参加型モータースポーツへの挑戦を目指す方々に向けた支援を充実させます。
①TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race
- 主管
- トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)
- 2013年にスタートした86/BRZ Raceは、TOYOTA86「86Racing」とSUBARU BRZ「RA Racing」だけで競うワンメイクレース。2015年より“プロフェッショナルシリーズ”と“クラブマンシリーズ”の2シリーズ制を導入しています。“プロフェッショナルシリーズ”は、スーパーGTやスーパーフォーミュラに参戦経験のあるプロドライバーも多数参加しています。“クラブマンシリーズ”は、プロ認定ドライバーは参加出来ず、アマチュアドライバーのみで腕を競い合います。
②TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race
- 主管
- トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)
- Netz Cup Vitz Raceは、ヴィッツ「RS Racing」及びヴィッツ「GR SPORTS“Racing”Package」と、国内Aライセンスがあれば誰でも参加することができるアマチュアレース。2000年にスタートし、2019年には開催20年目を迎えます。全国主要7サーキットで開催され、参加者の半数がビギナーレーサーで女性も多く参加しています。
③TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ
- 主管
- TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ事務局
- TGR ラリーチャレンジは、手軽にエントリーできる日曜開催のワンデイラリーをコンセプトに、国内ラリーの入門編として、日本全国で開催しています。国内B級ライセンスをお持ちの方であればどなたでもエントリー可能で、86だけでなく、ヴィッツやアクア、ハイブリッド車やAT車でも参加できることが魅力となっています。
④TOYOTA GAZOO Racing Driving Experience
- クルマの「走る」、「曲がる」、「止まる」の基本操作から、よりハイレベルで実戦的なドライビングテクニックまで、自分のレベルに合わせてレッスンを受けることができる、走行イベントです。
- MEGA WEBで運転の基本操作が学べる「PROGRAM1」、全国各地のサーキットでスポーツ走行初心者向けの「PROGRAM2」と、スポーツ走行経験者を対象とした「PROGRAM3」を開催いたします。また、「Netz Cup Vitz Race」及び「86/BRZ Race」への参戦を見据えたより実践的な「PROGRAM4」やサーキットとは異なるフィールドで、クルマの楽しさを体験頂ける「SPECIAL PROGRAM」も開催いたします。
13) GRシリーズ・GR Garage
GRシリーズ
- ご参考GRシリーズ車両
- https://toyotagazooracing.com/jp/carlineup/
GR Garage(ジー・アール・ガレージ)
GRシリーズの投入に合わせ、スポーツカーやモータースポーツを軸に、幅広いお客様にクルマの楽しさを広めることを狙いとしたTOYOTA GAZOO Racingの地域拠点です。
「GRコンサルタント」と呼ばれる専任スタッフが常時在籍し、クルマ好きなお客様と共に語り、楽しむ場を提供します。86やGRシリーズの試乗車*1を常設、また、カスタマイズパーツやTGRコレクション等のアイテム販売、様々なイベント、アクティビティを用意し、子どもから大人までクルマを楽しんでいただく場づくりをします。*2
クルマファンが集い、語らい、一緒になってクルマを楽しむ、「町いちばんの楽しいクルマ屋さん」を目指し、地域のクルマファンが楽しめる活動を実施する販売店と共に、2019年3月末までにGR Garage49店舗開店となる予定です。
*1 | 運営する販売店の扱い車種に限ります。 |
---|---|
*2 | GR Garageのお店や活動内容は販売店によって異なります。詳しくはお近くのGR Garageまでお問い合わせください。 |
- ご参考GR Garage一覧
- https://toyota.jp/gr/garage/
14) クルマ好き・クルマファンとの交流の場づくり
- クルマ好き同士や、モータースポーツファンがクルマの夢や希望、楽しさについて語り合う場所や機会を広げる取り組みを推進します。
①「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」
レースカーから自慢の愛車まで、様々なクルマが集う、クルマ好き・クルマファンの祭典です。毎年4万人を超えるお客様に来場いただいており、本年は12月上旬に、富士スピードウェイで開催する予定です。
②「TOYOTA GAZOO Racing PARK」
モータースポーツの魅力を取り入れた体験コンテンツを取りそろえ、子供から大人まで、クルマやモータースポーツを楽しむことができる地域密着型のイベントです。クルマファンの裾野拡大を目指し、地域に根差したイベントとして、全国各地で実施予定です。
③国内カスタマイズカーショーへのTOYOTA GAZOO Racingブース出展
毎年1~2月開催の東京オートサロン・大阪オートメッセに、TOYOTA GAZOO Racingブースを出展し、クルマ好き・クルマファンとの交流を図るとともに、お客様の声を商品企画に反映します。
④モースポフェス2019 SUZUKA
メーカーの垣根を越えて、さまざまなモータースポーツの魅力をお伝えし、クルマを運転する楽しさやクルマへの憧れ・夢を育むことをコンセプトに、TOYOTA GAZOO Racingと本田技研工業株式会社、株式会社モビリティランド 鈴鹿サーキットの3社が共催するイベントです。3月2日(土)・3日(日)に、鈴鹿サーキットで開催する予定です。
[ガズー編集部]
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「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
2024.11.22
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2024.11.22
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50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
2024.11.22
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