トヨタ、マツダ、SUBARU、ダイハツ、スズキ、次世代車載通信機の技術仕様の共同開発に合意
スズキ、SUBARU、ダイハツ、トヨタおよびマツダは、コネクティッドサービスの早期提供に向けて、5社で次世代の車載通信機の技術仕様を共同で開発し、通信システムの共通化を推進することに合意した。
現在、車載通信機の開発は自動車各社がそれぞれ異なるアプローチでリソースを投入し開発を進めているとのこと。今後は、車載通信機の開発を協調領域、アプリケーションやサービス面での開発を自社領域と位置づけた。
車載通信機の開発の効率化・加速化を実現し、その共通基盤上でのアプリケーションやサービス面での開発に、より各社が力を注ぐことを可能にする。
トヨタが開発した車載通信機技術をベースに、合意5社が保有する技術を盛り込みながら、クルマからネットワーク、車載通信機センターまでの接続仕様を共通化した次世代のコネクティッドカー向けのシステムを構築する予定。
これにより、車両と車載通信機センター間の通信品質がこれまで以上に安定し、お客様とオペレーター間の通話がよりクリアに、接続スピードもより速くなるなど、お客様により快適なコネクティッドサービスを提供するとともに、各社の開発工数を低減し、システム運用や機能追加を含むバージョンアップなどを簡素化することで、設備や人員などリソースの最適化を図る。
トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。
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