ホンダ、新型シビックハッチバックを世界初公開。2021年秋から発売開始し、TYPE Rは2022年デビュー
本田技研工業は6月24日、新型「CIVIC(シビック)」を世界初公開し、2021年8月に正式発表、同年秋発売であることを公表した。
アメリカでのオンラインイベント「The Honda Civic Tour 2021 Remixed」(https://www.youtube.com/user/HondaStage)で実施されたワールドプレミアでは、刷新したハッチバックスタイルの新型シビックのエクステリア、およびインテリアデザインが披露され、進化したエアロダイナミクスの進化点を発表された。
また新型シビックでは、ホンダの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載するハイブリッドモデルや、2022年には「TYPE R」を発売することも発表されている。
グランドコンセプトは「爽快シビック」
「親しみやすさと特別な存在感を併せもち、乗る人全員が「爽快」になることのできるクルマ」を目指して開発されたという新型シビックは、
- 開放的な「デザイン」
- 質の高い走行体験を提供する「ダイナミクス」
- 直感的に使うことのできる「HMI(Human Machine Interface)」
など、乗る人を中心とした発想のもと開発を進めている。
<パッケージング>
開放的な空間と、広い水平視野角による気持ちの良い視界を実現し、従来からのローアンドワイドな骨格をさらに際立たせ、高い安定感と走行性能のを高めている。
<エクステリア>
前方視界を確保しながら、クーペのような流れるプロポーションに。フロントは、よりスポーティーさを強行するLEDの薄型ヘッドライトと、ハニカムグリルを採用。リアは、強調ローアンドワイドを強調。
<インテリア>
ノイズレスな造形とし、スイッチの触感や空間デザイン、気持ちの良い視界などを追求。
<ダイナミクス>
軽快感と一体感のあるステアフィールを追求するとともに、加速と一体感のあるエンジンサウンドを提供。ミッションはCVTと6MTを設定。
<Honda SENSING>
最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」は、フロントワイドビューカメラと高速画像処理チップを採用。トラフィックジャムアシストの追加等、先代モデルからさらに機能を進化・充実。また、夜間の対向車などに眩しさを与えず遠方視認性向上させるアダプティブドライビングビームホンダとして初めて採用している。
米国モデルで発表されている主な諸元
■ホイールベース:107.7インチ(2,735mm)
■全長:179.1インチ(4,549mm)
■全高:55.7インチ(1,414mm)
■全幅:70.9インチ(1,800mm)
<LX/スポーツ>
■エンジン:16バルブDOHCi-VTEC 直列4気筒
■排気量:1,996 cc
■馬力(SAEネット)158 @ 6,500 rpm
■トルク(SAEネット):138 lb.-ft. @ 4,200 rpm
■レッドライン:6,800rpm
<EX-L/スポーツツーリング>
■エンジン:ターボチャージャー付き16バルブDOHCVTEC 直列4気筒
■排気量:1,498 cc
■馬力(SAEネット)180 @ 6,000 rpm
■トルク(SAEネット):177 lb.-ft. @ 1,700-4,500 rpm
■レッドライン:6,600rpm
※2.0L自然吸気エンジン、1.5Lターボエンジン共に、オプションでMTの設定が可能
[ガズー編集部]
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