レクサス、新型NXの先行商談を開始。レクサス初のPHEV、デジタルキーなど新技術を搭載
レクサスは公式サイトで、2021年秋頃発売の予定としていた新型NXの先行商談の予約受付を開始した。同サイトでは販売店スタッフ向けの研修会や工場での品質チェックなど、発売直前の裏側のスペシャルムービーが公開されており、開発陣のこだわりや熱い想いが感じられるコンテンツとなっている。
新型NX -Behind The Scenes-
7年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型NXでは、カーボンニュートラル社会の実現に向け、「Lexus Electrified」のビジョンのもと、電動車の開発・普及を加速させていくためレクサス初となるPHEVを設定。
また、人間中心の考えに基づいた先進技術を搭載、より性能や機能に根差したデザインへ進化している。
主な仕様
■パワートレーン
新開発の直列4気筒エンジンと組み合わせた、多様なニーズに寄り添う6つのパワートレーンを設定。また、プラグインハイブリッドシステムでは状況に応じ選択できる走行モードを搭載。どのパワートレーンにおいても、駆動力コントロールを駆使して、減速やカーブ、加速がシームレスに繋がる気持ちの良さと安心感のある走りが実現した。
- [NX450h+] PHEV/E-Four/2.5L
- [NX350h] HEV/E-Four/2.5L
- [NX350h] HEV/FF/2.5L
- [NX350h] ガソリン/AWD/2.4L-T(ターボ)
- [NX250] ガソリン/AWD/2.5L
- [NX250] ガソリン/FF/2.5L
■安全/安心と利便性を拡張する新たなアイテム
・高度運転支援技術アドバンストパーク[Lexus Teammate Advanced Park](リモート機能付き)
車外から専用スマートフォンアプリを操作することで遠隔操作で駐車・出庫が可能。
・e-ラッチシステム
ドアハンドルの開閉機構をスイッチによる電気制御にすることでハンドルを握ったまま、ワンアクションでドアオープンが可能。
・デジタルキー
スマートフォンに専用アプリをインストールすることで、そのスマートフォンをキーとして使用でき、ロック・アンロック・エンジンスタートなどの操作が可能。所有するデジタルキーに対応した車が複数ある場合でも1台のスマートフォンだけで操作できる。
スマートフォン間でデジタルキーの受け渡しが可能なため、家族や友人間で離れた場所での車両の貸し借りも容易に行える。
※デジタルキーはメーカーオプション購入後3年は無償で利用でき、その後は有料オプションサービスとなる
・安心降車アシスト(ドアオープン制御付)[SEA]
降車時、ブラインドスポットモニター[BSM]のセンサーを活用し、後方からの自転車を含む接近車両などを検知。開放後のドア、もしくは降車した乗員と衝突する可能性があるとシステムが判断した場合、アウターミラー内のインジケーターを点灯させ注意を促す。
また、ドアを開けようとした場合は、e-ラッチと連携してドア開放をキャンセル。ブザー、アウターミラー内のインジケーターの点滅、メーターの表示、音声通知で乗員に告知する。
・プリクラッシュセーフティ
交差点での支援を拡大し、交差する車両や、右折時に前方からくる対向直進車、右左折時に前方から接近する横断歩行者/自転車運転者との衝突回避も支援。さらに、自動二輪車や車線逸脱してきた対向車、夜間の自転車運転者など、支援対象も拡大。
衝突する可能性が高いとシステムが判断した際は、警報やブレーキを作動させることによって、被害軽減を支援する。
※対向車に関しては、正面衝突、相手車逸脱による対向車との衝突に対応。プリクラッシュブレーキアシストは作動しない。
トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。
[ガズー編集部]
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