ラリージャパン2021がコロナ禍の影響で中止に。実行委員会は2022年の開催に尽力

9月7日、ラリージャパン2021実行委員会が、11月11日~14日に開催を予定していたFIA世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン2021」の開催を断念したことを発表した。

実行委員会は、政府関係省庁、開催地自治体、国際自動車連盟(FIA)、日本自動車連盟(JAF)、WRCプロモーター社、ラリージャパン競技主催者らと長期にわたり調整を進めてきたというが、開催断念の理由は新型コロナウイルス感染症による影響だという。
「公道を使用し地域の皆様とともに一丸となって開催されるWRCの競技特性を考慮するとともに、この先の国内における感染状況は今なお予断を許さないことから、不本意ながらこの決定を下すに至りました」とラリーという競技の特性も考慮の上の判断となった。

ラリージャパン2021実行委員会会長 鈴木 賢志氏は、「フォーラムエイト・ラリージャパン2021が開催断念となり、楽しみにしていた皆様には大変申し訳なく思っております。また、開催実現に向けて尽力いただいていた皆様には、心より感謝申し上げます。このコロナ禍をなんとか克服し、2022年に日本の地でWRCが開催できるよう尽力して参ります」と、2022年のラリージャパン開催実現に向けての意気込みも語っている。

[ガズー編集部]