トヨタ、“アーバン・アクティブ”な『カローラ クロス』を9/14から発売開始。199.9万円～

トヨタ自動車は、9月14日から、新たなSUVラインナップとして、タイやアメリカで先行で公開されていた新型車カローラ クロスの販売を開始した。
Z（ハイブリッド車・2WD）＜オプション装着車＞

1966年の誕生以来、ライフスタイルの変化にあわせ多種多様なモデルが生まれてきたカローラシリーズ。実に、世界150以上の国・地域で販売され、2021年7月には販売台数がグローバルで5,000万台に到達している、いわずと知れたトヨタを代表するシリーズモデルだ。

今回発表となった新型車「カローラ クロス」は、「歴代カローラが培ってきた『プラスα』の思想と『お客様に寄り添い、進化し続ける』という使命を受け継ぎ、これからのカローラに求められる新しい姿を追求した結果、シリーズ初のSUVとして誕生しました」とその新型車として発売する理由を明かしている。
また、「新空間・新感覚 COROLLA」を開発コンセプトに掲げ、SUVならではの広い室内空間や高いユーティリティに加え、力強い走りと低燃費を両立しているという。

【ガソリン車】
エンジン：2ZR-FAE（1.8L）
トランスミッション：Super CVT-i（自動無段変速機）
駆動：2WD（FF）
[G“X”] 1,999,000円
[G] 2,240,000円
[S] 2,400,000円
[Z] 2,640,000円

【ハイブリッド車】
リダクション機構付のTHSⅡ（2ZR-FXE 1.8L）
[G／2WD(FF)] 2,590,000円
[G／E-Four] 2,799,000円
[S／2WD(FF)] 2,750,000円
[S／E-Four] 2,959,000円
[Z／2WD(FF)] 2,990,000円
[Z／E-Four] 3,199,000円

※E-Four：電気式4WDシステム
※THSⅡ：TOYOTA Hybrid System Ⅱ
北海道、沖縄のみ価格が異なる。価格にはリサイクル料金は含まれない

■背の高いボディスタイルを存分に生かした快適性

• 前席は、高いアイポイント、細いフロントピラー、スッキリしたインストルメントパネルにより、見切りが良くすることで運転のしやすさを追求。
• 後席は、大きく開くリヤサイドドアで乗降性を向上。
• リクライニング機能をリヤシートにも設け快適性を向上。
• 一部車種にパノラマルーフをオプション設定し、電動ロールシェードで日差しのコントロールも可能に。

■多彩な荷室アレンジと使い勝手を向上したラゲージ

• ラゲージ容量は、5人乗車時でもクラストップレベルの487Lを実現。
• 荷物の積み下ろしのしやすさにもこだわり、ラゲージ開口部は地面から720㎜の高さに設定。
• ハンズフリーパワーバックドアを採用し、カギを携帯した状態でリヤバンパーの下に足を出し入れするだけでバックドアを開閉することが可能。
• カローラ クロス専用設計の高機能収納ボックス「ラゲージアクティブボックス」を設定し、多彩な荷室アレンジが可能。

■堂々とした逞しさを表現したエクステリア

• 「アーバン・アクティブ」をデザインコンセプトとして、SUVらしいダイナミックで洗練されたエクステリアデザインを採用。
• ガラス面やフロント・リヤのランプの伸びやかなデザインのアッパー部と、ワイドなバンパー部のデザインのコントラスト。
• 外板色は全8色を設定

■上質で開放的なインテリア

• インストルメントパネルからドアトリムにかけて連続性のあるデザイン。
• 室内照明は全てLEDを採用。
• フロントシートには、スリムな背面部とホールド性が特徴のスポーティなシートを採用。

■カローラ クロスに最適化したパワートレーン

• ハイブリッド車とガソリン車ともに、カローラ クロスに最適化した1.8Lエンジンを採用
• ハイブリッド車ではクラストップレベルの26.2㎞/L（ハイブリッド車・2WD／WLTCモード）を達成
• E-Four（電気式4WDシステム）も設定。

■高剛性ボディとしなやかな足回り

• 熟成を重ねたGA-Cプラットフォームと、軽量＆高剛性なボディ骨格を採用し、車高の高さを感じさせない、軽快で安定した操縦性。
• 吸音素材を最適配置したことで、エンジン音やロードノイズを低減。
• フロントサスペンションにマクファーソンストラット式を採用。
• リヤサスペンションは、2WD車に新開発のトーションビーム式と大型のゴムブッシュを採用。
• E-Fourにはこれまでのカローラシリーズで熟成を重ねたダブルウィッシュボーン式を採用し、アーム類の取り付け位置も最適化。
• 最小回転半径はクラス最小レベルの5.2m（2WD・18インチタイヤ装着時）を実現。

■最新の予防安全パッケージ

• 日常のあらゆるシーンでの支援を可能にする最新のToyota Safety Senseを全車標準装備
• パーキングサポートブレーキとバックガイドモニターをG“X”を除く全グレードに標準装備
• 障害物の有無にかかわらずペダル踏み間違い時の急加速を抑制するプラスサポートを設定（販売店装着オプション）。

■災害時など、万が一の時に役立つ給電機能

• ハイブリッド車にアクセサリーコンセント（AC100V・1500W）と非常時給電モードをオプション設定

また、カローラ クロスは、クルマのサブスクリプションサービス「KINTO」でも利用可能となっている。スタイリッシュなアルミホイールやルーフレールなどの装備を付けたSグレード（ハイブリッド車・2WD）の場合、月額27,390円（7年プラン・ボーナス月加算110,000円／税込）から利用可能だ。

エクステリア、インテリアともにスッキリとしながらも、SUVならではのアクティブさや使い勝手の良さを追求したカローラ クロス。ヤリスクロスとRAV４の間のサイズ感で、双方の長所をバランスよく取り入れながら、カローラらしい親しみやすさや価格帯を意識しているという印象だ。

SUVという激戦区に打って出るカローラ クロスだが、その存在感は見た目以上に大きくなっていきそうだ。

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［ガズー編集部］