『ハチロク』の復刻部品発売! GRヘリテージパーツにAE86用のパーツが追加

TOYOTA GAZOO Racingが、11月1日からカローラレビン・スプリンタートレノ(AE86、通称ハチロク)の復刻部品を「GRヘリテージパーツプロジェクト」としての発売を開始した。

GRヘリテージパーツプロジェクトとは、「『思い出の詰まった愛車に乗り続けたい』というお客様の想いに応えるべく、既に廃番となってしまった補給部品を復刻し、純正部品として再販売する取り組み」という思いを掲げ、これまでにA70、A80スープラ、トヨタ2000GT、およびランドクルーザー40系のパーツが再販売されてきた。

そして4車種目には、クルマファンなら言わずと知れたAE86(ハチロク)と呼ばれるカローラレビン・スプリンタートレノが選出された。多くのファンを持ち、普段のドライブからサーキット走行まで、走ることが好きなオーナーを中心に愛されている、まさに補給部品が求められている車種と言えるだろう。

発売される部品は、下記のラインナップだ。

●2021年11月1日発売
リヤブレーキキャリパー、ステアリングナックルアーム

●2021年12月1日発売予定
リヤドライブシャフト

純正部品と同様にトヨタの販売店で購入が可能だが、今回はサプライヤーによる特別協力の上での限定生産のため、工場での生産期間終了後は在庫限りでの販売となるという。
品番や価格、生産期間などの詳細については、11月1日より準備が整った部品からGRヘリテージパーツWebサイトにて公開されていく。
さらに、その販売方法も拡大され、12月中に全国のジェームス各店舗にてトヨタ 2000GT除く復刻部品の取り扱いが開始されるという。
また、ネット通販サイトの「楽天市場」上に「TOYOTA GAZOO Racing 楽天市場店」を出店し、12月中にオンラインでの復刻部品販売も開始される。
「楽天市場」のオンライン販売の詳細も、決定次第GRヘリテージパーツWEBサイトなどで公開されてく。

GRヘリテージパーツプロジェクトはこちら

GAZOO Racing Companyの目的の一つに、「モータースポーツを起点としたいいクルマづくり」というものがある。ただ、新型車のみならず既存のスポーツカーを愛するオーナーのためにもパーツの再販売を通じて向き合っていく姿勢は、佐藤恒治プレジデントが語る「我々はクルマが大好き。GAZOO Racingの使命はトヨタにスポーツカーを残すこと」という意思を、より強固なものとして感じさせてくれる。

頭文字Dなどをきっかけに、若い年代層などいまだにそのファンの広がりを見せているAE86だが、その人気を後押ししながらも維持することへの苦労を少しでも低減させてくれることを期待したい。


トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。

SDGsへの取り組み:https://global.toyota/jp/sustainability/sdgs/

[ガズー編集部]