【東京オートサロン2023速報】＜NATS日本自動車大学校＞すべて公道走行可能な自由発想の7台

本日1/13（金)から幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2023』の展示車両をいち早くお届け!! 中5ホールの『NATS日本自動車大学校』ブースには7台の車両が出展。どれも公認車検でナンバーを取得する前提で作られた学生さんたちの力作だ!!

東京オートサロンに出展するためのカスタムカーを製作することが、授業カリキュラムに組み込まれているという千葉県の『NATS 日本自動車大学校』。

デザイン作成はもちろん、限られた予算で材料を用意するところから、さまざまな加工技術の習得、さらにイベント出展に関するノウハウにいたるまで実践的に学んでいるという。しかも出展車両はナンバーを取得して公道走行することを前提に製作されていて、それぞれの車両に乗って卒業旅行ドライブを行うというから、その作り込みは本格的だ。

『ALPHARD Super Dually Truck』は、名前の通りアルファードの全長を延長してリヤをトラック化した驚きの１台!! リヤフェンダーはワイド化されて大迫力のスタイル!!

全長を延長するにあたっては、ナンバーを取得できるように強度計算なども行われているという。

ALPHARD Super Dually Truck の制作メンバー

東京オートサロン2022に出展された『GR GT3 Concept』をモチーフに、トヨタ・86(ZN6)をベースに製作された『TOYOTA86 GT STANCE』

リヤには大型GTウイングを装着。ボディ延長なども行われている。

FA20エンジンにGReddy T518Zターボキットを組み込んで279.4psに。フロントまわりはレーシーなパイプ構造となっている。

童夢製のモノコックをベースに学生たちが部品を製作して作り上げた『JAF F4(NATS001)』。2012年にはコンストラクターを取得し、現在もJAF-F4選手権に参戦中。

サスペンションはオーリンズ製。ホイールは前後とも13インチのTWS製で、フロント8.5J、リヤ10J。

エンジンは2000ccのホンダ・K20Aを搭載。最大出力は180psを発揮する。

「LESS is More」をコンセプトに、NATSが制作したオリジナルフォーミュラマシン『NATS FFN-11』。

旋回性能と軽量化を高い次元で両立させるべく学生たちが設計から行っているという。

RS-R製NATSオリジナルサスペンションキットを装着。エンジンは688ccで67.3psを発揮するYAMAHA M409E。

1966年式のダットサン・ブルーバード(P411)をベースに、レストアするだけでなくカスタムまで施してリメイクした『NATS BlueBird Reboot』。

カスタムペイントも、学生たちがデザインから施工までおこなったオリジナル。

エアサスペンションでローダウン。ホイールはCRAGARのレミントンを装着している。

マツダの名車RX-3のオープンカー仕様を、ロードスター(ND5RC)で製作した『NATS RX-Cabriolet』。

リヤのスタイルもRX-3風に。大型ワークスフェンダーが迫力満点！

NATS RX-Cabrioletの制作メンバー

車体科の塗装実習車として1期生の頃から10数年にわたって使用されてきたというアルシオーネをリフレッシュした『NATS-S ALCYONE』。今後は高校訪問などの際に広報車両として活躍するそうだ。

2トーンの純正色でオールペン。エンジンルーム内や内板骨格など細部までしっかり塗装されているという。

テールライトやウインカーのレンズなどもピカピカ。

(GAZOO編集部）