マレーシアで初開催『東京オートサロン・クアラルンプール 2023』イベント会場から現地レポート

カスタムカーの祭典としてクルマ好きのあいだで広く知られる『東京オートサロン』。その公式イベントとして『東京オートサロン・クアラルンプール 2023』が6/8(金)から6/9(日)までの3日間の日程で開幕した。

これまでタイ(バンコク)、シンガポールなどで公式イベントが開催されてきたが、マレーシアでは初めての開催となる。
会場となったのはマレーシアの首都クアラルンプールから北に8kmほどの位置にあるマレーシア国際貿易展示場(Malaysian International Trade & Exhibition centre)。
現地の自動車メーカー、アフターパーツメーカー、カスタムショップ、カーグッズブランドなどが出展し、日本からも14台のカスタムカーが招待車両として展示されているほか、日本から8人のイメージガールが「J-Girls」として参加している。
  • 白基調に赤色が映える日の丸カラーを彷彿とさせる衣装を身に纏った「J-Girls」の(写真左から)今井みどりさん、相沢菜月さん、安田七奈さん、黒木麗奈さん、安倍有里子さん、あのんさん、水神ききさん、北川美麗さんの8人。

マレーシアは自動車保有率が東南アジアでもっとも高く、世界的にも上位にランクインするなど、クルマと人の関係が密接な国であり、自動車メーカーだけではなくアフターマーケット・サービス市場もまだまだ拡大の可能性を秘めていると言える。

過去には『東京オートサロン・シンガポール』を主催した経歴があり、今回の東京オートサロン・クアラルンプール 2023を主催している『MUSE Group Sdn. Bhd.』のリドゥアンCEO も「シンガポールは東南アジア市場への最初の足がかりでした。マレーシアのマーケットは大きく、そこで世界的にも有名な『東京オートサロン』を開催することで、ホットな市場をさらに活性化させたいです。また、日本のD1GPにも強い興味を持っており、今後の東京オートサロン・クアラルンプールにはドリフトプログラムなども組み込んでいきたい」と今後の展望についても語ってくれた。

そして、マレーシアの1/3は日本車が占めると言われていて、そのカスタムについても注目度が高い。東京オートサロン事務局の福井潤一事務局長(写真左)も「東南アジアでのカスタムカー文化のさらなる発展に期待したいし『東京オートサロン』というブランドが、その架け橋としての役割を担っていければ」と初開催イベントにかける思いを述べてくれた。
また、マレーシアのカスタム事情を探るべく日本のメーカー担当者やカスタムショップ代表たちも訪れているようだ。 

GAZOO.com取材班も現地を訪れ、イベントの様子はもちろん、さまざまな目線からマレーシアの自動車事情やクルマ好きたちのカーライフなどを取材してお届けしていく予定なので、続報もぜひご覧ください。

(GAZOO編集部)

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