ヒョンデ 小型SUVのバッテリーEV車コナを発表 399万3千円から
<価格>(税込)
KONA Lounge Two-tone :4,895,000円
KONA Lounge :4,895,000円
KONA Voyage :4,521,000円
KONA Casual :3,993,000円
発表会の最初に挨拶をした Hyundai Mobility Japan代表取締役 CEOのチョ・ウォンサン氏は、コナ(KONA)導入について「昨年導入したIONIQ5はこれまでにない革新的なEVとして認められ、アジアカーとしては初のインポータ―カーオブザイヤーを受賞するなどお客様に高い評価をいただきました。長いホイールベースを活かしたスタイリッシュなスタイル、先進のパワートレーンが実現した長い航続距離などが評価されました。一方で、様々なライフスタイルにあったお求め安いEVを求める声も少なくありませんでした。こうした声に対応すべくヒョンデEVの先進性はそのままに、取り回しのよいコンパクトサイズのSUVとしてコナ(KONA)を投入することを決定しました。」と述べた。また販売台数の目標について、「現状は勉強段階であるもの、将来的にはグローバル販売台数での順位である3位を日本でも目指すことが目標」であると述べた。
その後に登壇したHyundai Motor Company Head of Hyundai Styling Groupのサイモン・ローズビー氏は、コナ(KONA)は「コナらしさを継承しながら、あらゆる面で進歩した」と語った。
コンパクトSUV(つまりBセグメント)と言うものの、二代目コナは初代より一回り大きくなり全長×全幅×全高が4,355mm×1,825mm×1,590mmというサイズ。CセグメントのマツダCX-30(4,395mm×1,795mm×1,540mm)、カローラクロス(4,490mm×1,825mm×1,620mm)と同じようなサイズとなっている。
バッテリーはCasualに48.6kWh、それ以外のグレードには64.8kWhが準備される。航続可能距離(WLTCモード)は、グレードによって異なり456km~625kmとなる。駆動はFF、最高出力はCasualが99Kw(134.6Ps)、それ以外のグレードは150Kw(203.9Ps)、最大トルクは255N・m(26kgf・m)を発揮する。ワンペダル(i-PEDAL)走行が可能で、交通状況により自動的に調整する回生機能も有する。前方衝突防止アシスト、高速道路ドライビングアシスト、レーンキーピングアシストなどの安全装置は全グレードに標準装備されている。
IONIQ5、NEXOは導入するための準備期間が短く、日本用に最適化ができなかったが、コナ(KONA)は開発段階から時間をかけて各種仕様を日本に最適化したモデルとなったそうだ。外板色のデニムブルーマットは日本古来の色として日本のために開発された日本専用色になる。他に、ドライブモード、i-PEDAL、ARナビゲーション、デジタルキー、V2L、OTAなども日本人の繊細さに合わせるようにカスタマイズされているそうだ。
コナ(KONA)を横から見るとZという文字のキャラクターラインが特徴的で、リアに向けてボリューム感を演出している。フロント、リアとも特徴は類似しており、横一線のランプと存在感のあるターンランプを組み合わしている。会場で見たイメージとしては、ボリューム感のあるデザインという印象だ。
ヒョンデの販売はオンライン販売のみであるため、試乗できる場所などを増やし、お客様に満足していただき信頼してもらうための取り組みを販売台数増加に向けて着々と準備を行っているみたいだ。そのためお客様とのリアルでの接点がとても重要であると言っている。
チョ・ウォンサン代表取締役は面白い話をした。「20年前以上に航空券を買う時はJTBなどの旅行会社で買いましたが、今はスマホで買う時代に変りました。」ヒョンデは現状目先の販売台数を追わず、オンライン購入して良かったと思ってもらう人を増やし、来るべき時代に備えているようだ。
(GAZOO編集部:岡本)
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