【ユーロNCAP】トヨタ C-HR、最高評価の5つ星
欧州で唯一、公的な衝突テストを行うユーロNCAPコンソーシアムは3月1日、トヨタ『C-HR』の衝突安全テストの結果を公表した。最高評価の5つ星と認定されている。
ユーロNCAPの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、ポール衝突32km/h、歩行者衝突40km/hで行う。日本や米国の基準とほぼ同じ、世界で最も厳しい条件で実施される衝突テスト。
2009年2月、ユーロNCAPは新評価システムを導入。評価の4項目に応じて、ポイントが配分される。最新の2015年の制度では、最重要視される「成人乗員保護性能」に、ポイントの40%を配分。「子ども乗員保護性能」と「歩行者保護性能」、エアバッグやABS、ESCなどの「安全補助装置」の3項目には、各20%を配分する。
さらに、ユーロNCAP は2015年から、前面フルラップ衝突テストを導入。背の低い女性ドライバーと、後席に乗員を乗せた状態を想定し、テストを行う。緊急回避の自動ブレーキをはじめ、先進の安全装備も、評価基準となった。
最高の5つ星を得るためには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子ども乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で65%以上、「安全補助装置」で70%以上のポイントを獲得するのが条件。4項目のひとつでも、基準のポイントを下回り、4つ星以下となった場合、総合評価で5つ星と認定されない。
トヨタC-HRのテスト結果は、成人乗員保護性能が36.2点(95%)で、5つ星の条件をクリア。子ども乗員保護性能は38点(77%)で、5つ星の条件を満たす。歩行者保護性能は32.2点(76%)と、5つ星条件に適合。安全補助装置は9.4点(78%)と、5つ星に必要な70%を超えた。
この結果、C-HRは、ユーロNCAPから総合評価で最高の5つ星認定を獲得。欧州トヨタのKarl Schlicht上級副社長は、「ユーロNCAPのテスト結果は、C-HRがデザイン以上に、多くの特徴を備えていることを示すもの」とコメントしている。
(レスポンス 森脇稔)
ユーロNCAPの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、ポール衝突32km/h、歩行者衝突40km/hで行う。日本や米国の基準とほぼ同じ、世界で最も厳しい条件で実施される衝突テスト。
2009年2月、ユーロNCAPは新評価システムを導入。評価の4項目に応じて、ポイントが配分される。最新の2015年の制度では、最重要視される「成人乗員保護性能」に、ポイントの40%を配分。「子ども乗員保護性能」と「歩行者保護性能」、エアバッグやABS、ESCなどの「安全補助装置」の3項目には、各20%を配分する。
さらに、ユーロNCAP は2015年から、前面フルラップ衝突テストを導入。背の低い女性ドライバーと、後席に乗員を乗せた状態を想定し、テストを行う。緊急回避の自動ブレーキをはじめ、先進の安全装備も、評価基準となった。
最高の5つ星を得るためには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子ども乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で65%以上、「安全補助装置」で70%以上のポイントを獲得するのが条件。4項目のひとつでも、基準のポイントを下回り、4つ星以下となった場合、総合評価で5つ星と認定されない。
トヨタC-HRのテスト結果は、成人乗員保護性能が36.2点(95%)で、5つ星の条件をクリア。子ども乗員保護性能は38点(77%)で、5つ星の条件を満たす。歩行者保護性能は32.2点(76%)と、5つ星条件に適合。安全補助装置は9.4点(78%)と、5つ星に必要な70%を超えた。
この結果、C-HRは、ユーロNCAPから総合評価で最高の5つ星認定を獲得。欧州トヨタのKarl Schlicht上級副社長は、「ユーロNCAPのテスト結果は、C-HRがデザイン以上に、多くの特徴を備えていることを示すもの」とコメントしている。
(レスポンス 森脇稔)
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