トヨタ、下肢麻痺患者向けリハビリ支援ロボットをレンタル開始へ…2017年秋より
トヨタ自動車は4月12日、脳卒中などによる下肢麻痺の人に向けたリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォーク WW-1000」を2017年秋よりレンタル開始すると発表した。
ウェルウォーク WW-1000は、患者に合わせた難易度の調整や歩行状態のフィードバック機能など、運動学習理論に基づいた様々なリハビリテーション支援機能を装備。また、簡単装着、タッチパネルによる一括操作などシンプルな構造と機能によって、臨床現場での使いやすさを実現した。
トヨタは、自動車生産用に導入した産業用ロボットの技術や自動車開発技術を応用して、「パートナーロボット」の開発を開始。高齢者がより自立した生活を送り、介護する側の負担も低減できるよう、「シニアライフの支援」「医療の支援」「自立した生活の支援」「介護の支援」を主な4領域として開発に取り組んでいる。
医療支援の分野では、2007年末から藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)と共同でリハビリテーション支援ロボットの開発を進め、2011年より医療現場での実証実験を実施。2014年からは歩行練習アシストロボットを全国23の医療機関で臨床的研究に活用してもらっている。
トヨタでは、これまでの臨床的研究を通じて得た、患者や医療関係者からの意見も踏まえ、下肢の機能回復への寄与が期待できると判断し、今回、医療機器の承認を取得。医療機関向けに、100台を目標に「ウェルウォーク WW-1000」としてレンタルを行う。
レンタル費用は、初期費用100万円、月額35万円。
(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)
ウェルウォーク WW-1000は、患者に合わせた難易度の調整や歩行状態のフィードバック機能など、運動学習理論に基づいた様々なリハビリテーション支援機能を装備。また、簡単装着、タッチパネルによる一括操作などシンプルな構造と機能によって、臨床現場での使いやすさを実現した。
トヨタは、自動車生産用に導入した産業用ロボットの技術や自動車開発技術を応用して、「パートナーロボット」の開発を開始。高齢者がより自立した生活を送り、介護する側の負担も低減できるよう、「シニアライフの支援」「医療の支援」「自立した生活の支援」「介護の支援」を主な4領域として開発に取り組んでいる。
医療支援の分野では、2007年末から藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)と共同でリハビリテーション支援ロボットの開発を進め、2011年より医療現場での実証実験を実施。2014年からは歩行練習アシストロボットを全国23の医療機関で臨床的研究に活用してもらっている。
トヨタでは、これまでの臨床的研究を通じて得た、患者や医療関係者からの意見も踏まえ、下肢の機能回復への寄与が期待できると判断し、今回、医療機器の承認を取得。医療機関向けに、100台を目標に「ウェルウォーク WW-1000」としてレンタルを行う。
レンタル費用は、初期費用100万円、月額35万円。
(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)
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