トヨタ カムリ 新型、米国で燃費公表…ハイブリッドは3割向上

トヨタ・カムリ・ハイブリッド新型
トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は6月21日、今夏の新型『カムリ』の米国発売を控えて、新型の燃費性能を公表した。

8代目となる新型カムリは、カムリが培ってきた高い品質・耐久性・信頼性や実用性に一層磨きをかけるだけでなく、世界中の顧客の心を揺さぶり、所有する・操る喜びや感動を提供することを目指して開発された。

また、「もっといいクルマづくり」に向けた「Toyota New Global Architecture」(TNGA)による構造改革を、これまで以上に推進。プラットフォームに加えパワートレーンユニットも一体的に開発することで、エモーショナルで美しいスタイルや、意のままの走りを意図する。

ハイブリッド車では、2.5リットル用のトヨタハイブリッドシステムを一新。小型・軽量・低損失化技術を、高燃焼効率・高出力の新型エンジンと組み合わせることで、優れた動力性能と低燃費を追求した。

米国では、新型カムリのハイブリッドは、「LE」、「SE」、「XLE」の3グレードに設定。このうち、LEグレードの米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地51MPG(約21.7km/リットル)、高速53MPG(約22.5km/リットル)、複合モード52MPG(約22.1km/リットル)。米国トヨタ販売は、「先代比で30%燃費性能を向上させ、米国の中型セダンクラスで、最高の燃費を達成した」とコメントしている。

(レスポンス 森脇稔)

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