トヨタ、米国で特許を出願…フロントピラーが透過して見える安全技術

トヨタが米国で出願している特許。ドライバーからフロントピラーを透過して見えるようにする
トヨタ自動車が米国において、新たな特許を出願していることが分かった。

これは、米国のUSPTO(特許商標庁)が公式サイトで明らかにしているもの。トヨタが「物体が透き通って見えるようにするための装置および方法」と題する特許を、出願したことが公表されている。

この装置は、ドライバーからフロントピラーを透過して見えるようにするもの。フロントピラーが死角になることによる事故を減らすためのアイデアだ。トヨタによると、鏡の配置を工夫することによって、フロントピラー周辺の光を屈折。これにより、ドライバーからフロントピラーの向こう側が、まるで透過しているかのように見えるという。

すでに、ドライバーの死角を減らす安全装備には、カメラを使ったシステムが存在する。しかし、トヨタが出願している装置は、低コストで安全性を向上させることを狙ったものになるという。

(レスポンス 森脇稔)

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