米トヨタ、コネクテッドカーやIT研究開発の新組織を立ち上げ

トヨタの北米新本社(米国テキサス州プレイノ市)
トヨタ自動車の北米部門は8月28日、ユーザーエクスペリエンスと新技術を提供することに重点を置いて、新組織「コネクテッド・テクノロジーズ」を立ち上げると発表した。

コネクテッド・テクノロジーズは、トヨタの北米新本社に本部を置き、およそ100名が所属。コネクテッドカーやITシステムなどの研究開発に携わる。トヨタのさまざまな戦略、計画、開発、エンジニアリング、オペレーションをコネクテッドサービスやハードウェアシステムと組み合わせることで、顧客の車内体験を進化させることを目指す。

コネクテッドカー技術は、スマートフォンや衛星を経由して、インターネットに接続。インターネットに接続されたラジオ、クラウドベースのコンテンツ、アプリなどのコンテンツは、ドライバーのオーナーシップ体験をパーソナライズするのに役立つ。

他のコンテンツには、遠隔診断、無線によるソフトウェア更新、サイバーセキュリティなどがある。インターネット速度の向上と製品の普及により、コネクテッドカー市場は急速に拡大している。

(レスポンス 森脇稔)

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