自動車商品魅力度、ブランド別でレクサスが6年連続トップ…JDパワー

レクサスLX570
J.D.パワーアジア・パシフィックは9月21日、2017年日本自動車商品魅力度(APEAL)調査の結果を発表。ブランドランキングではレクサスが6年連続トップとなった。

調査は、新車購入後2~9か月経過したユーザーを対象に5月から6月にかけて実施。自動車の性能やデザインなどの商品魅力度に関して評価してもらい、2万2924人から回答を得た。調査対象の車両は全16ブランド、108モデル。「外装」「内装」「収納とスペース」「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションシステム(ACEN)」「シート」「空調」「運転性能」「エンジン/トランスミッション」「燃費」「視認性と運転安全性」の10カテゴリーに分類した合計77項目について、所有しているモデルを評価。商品魅力度を示す総合APEALスコア(1000ポイント満点)で表した。

調査の結果、2017年の業界平均の総合APEALスコアは、前年よりも9ポイント上昇し637ポイントとなった。カテゴリー別では、「ACEN(608ポイント)」および「運転性能(646ポイント)」が最も向上し、ともに12ポイントアップ。次いで「空調(619ポイント)」および「視認性と運転安全性(643ポイント)」が11ポイント向上した。また、車両1台当たりの安全装備や先進技術の平均搭載数が前年の1.9個から本年は2.4個へと、対前年比で26%増加した。

ブランド別ランキングでは、レクサスが747ポイントで6年連続トップ。2位はメルセデス・ベンツ(720ポイント)、3位はアウディ(714ポイント)だった。

セグメント別モデルランキングは、軽自動車のトップがダイハツ『ウェイク』、スズキ『ワゴンR』が2位、ダイハツ『ムーヴキャンバス』が3位。コンパクトはマツダ『デミオ』が1位、トヨタ『アクア』が2位、日産『ノート』が3位。ミッドサイズはマツダ『CX-5』が1位、『MINI』が2位、スバル『インプレッサ』が3位、ミニバンはトヨタ『アルファード』が1位、『ヴェルファイア』が2位、ホンダ『オデッセイ』が3位だった。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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