トヨタ、2期連続営業減益も円安で今期見通しは上方修正 2017年4-9月期決算
トヨタ自動車は11月7日、2017年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。中間期での営業利益1兆円は確保したものの、2期連続の減益となった。
第2四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、438万9000台(+7.5%)。日本での販売台数は108万7000台(+0.8%)、海外は330万2000台(+0.5%)、ともに増加した。これらの結果、売上高は前年同期比8.6%増の14兆1912億円で、2期ぶりの増収となった。
営業利益は同1.8%減の1兆0965億円、税引前純利益は同6.4%増の1兆2521億円、純利益は同13.2%増の1兆0713億円だった。営業利益の増減要因については、増益要因として、原価改善の努力が1000億円、為替変動の影響が1000億円あった。一方、減益要因として、販売面の影響が1500億円、諸経費の増加ほかが500億円、その他の要因が103億円あった。
通期連結業績見通しは、為替相場の変動などを織り込み、営業利益2兆円(前回予測比+1500億円)、税引前純利益2兆2500億円(+2000億円)、純利益1兆9500億円(+2000億円)へ上方修正。売上高は28兆5000億円を据え置いた。なお、想定為替レートは1米ドル110円から111円、1ユーロ124円から128円へ変更した。
(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)
第2四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、438万9000台(+7.5%)。日本での販売台数は108万7000台(+0.8%)、海外は330万2000台(+0.5%)、ともに増加した。これらの結果、売上高は前年同期比8.6%増の14兆1912億円で、2期ぶりの増収となった。
営業利益は同1.8%減の1兆0965億円、税引前純利益は同6.4%増の1兆2521億円、純利益は同13.2%増の1兆0713億円だった。営業利益の増減要因については、増益要因として、原価改善の努力が1000億円、為替変動の影響が1000億円あった。一方、減益要因として、販売面の影響が1500億円、諸経費の増加ほかが500億円、その他の要因が103億円あった。
通期連結業績見通しは、為替相場の変動などを織り込み、営業利益2兆円(前回予測比+1500億円)、税引前純利益2兆2500億円(+2000億円)、純利益1兆9500億円(+2000億円)へ上方修正。売上高は28兆5000億円を据え置いた。なお、想定為替レートは1米ドル110円から111円、1ユーロ124円から128円へ変更した。
(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)
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