運転挙動反映型テレマティクス自動車保険を開発…国内初、トヨタなど2018年1月15日発売

サービス提供の仕組み
トヨタ自動車とあいおいニッセイ同和損保は、トヨタのコネクティッドカー向けに国内初の運転挙動反映型テレマティクス自動車保険を開発。2018年1月15日(保険責任開始は2018年4月)より販売を開始すると発表した。

新商品はトヨタ販売店が取り扱う「トヨタつながるクルマの保険プラン」とレクサス販売店が取り扱う「G-Link連動自動車保険」の2種類を用意。トヨタ車は2018年夏頃以降に発売予定の新型『クラウン』より対象車種を順次拡大、レクサス車は2018年1月以降販売の新車全車(HS・LCを除く、既販車も一部対象車あり)が対象となる。

新商品では、コネクティッドカーから取得する走行データに基づき、毎月の走行距離と運転特性(速度超過・急アクセル・急ブレーキ)に応じて、保険料割引を適用。基本保険料と運転分保険料からなるトータル保険料のうち、最大で運転分保険料の80%を割引く。例えば、10等級・事故有係数適用期間0年、26才以上補償等、年間走行距離8000kmの契約条件の場合、保険料は10万3200円。スピード・アクセル・ブレーキの各挙動を総合評価した安全運転スコアが80点以上の場合、運転分保険料1万2000円が80%割引の2400円となり、保険料総額は約9%割引の9万3600円となる。

新商品ではこのほか、安全運転をアドバイスする「ドライブレポート」や「マンスリーレポート」、大きな衝撃を検知した場合に安否確認コールを行う「緊急時リアルタイムサポート」など、テレマティクス技術を活用した各種サービスも提供する。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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