【WRC】2019年11月の中部地域開催めざす…日本ラウンド招致準備委員会が東京オートサロン2018で発表
12日、東京オートサロン2018(幕張メッセ)にて「WRC日本ラウンド招致準備委員会」が記者発表を行ない、2019年11月に中部地域(愛知&岐阜)での開催をめざす旨が語られた。実現すれば、日本でのWRC(世界ラリー選手権)開催は2010年以来9年ぶりとなる。
東京オートサロン初日の朝9時過ぎ、この日最初のプレスカンファレンスで、ファン待望のWRC日本ラウンド復活に向けての動きが公式に表面化した。日本でのWRC開催は2004~08、10年に北海道を舞台に開催されて以来のこととなる。トヨタが昨年からワークス参戦を再開し、初年度から2勝するなど好発進したこともあり、WRC日本ラウンド復活に向けての動きは徐々に噂にあがるようになっていた。
もちろん、現時点では招致準備委員会が立ち上がったばかりの段階だが、同委員会は来季2019年11月の開催を視野に活動を進めていく方針だ。
招致準備委員会は、モータースポーツ関連の事業(雑誌編集等)を幅広く展開する株式会社サンズが発起人となり、JAF公認クラブであるTMSC(トヨタ・モータースポーツ・クラブ)とともに発足させたかたち。来週15日には、競技主催団体となるTMSCから2019年の開催申請をJAFへと提出する。今年11月に開催予定地域にてリハーサルイベントを実施したうえで、12月頃に発表される来季のFIA国際競技カレンダーに掲載されることによって正式な開催決定となる。
会見にはTMSCの舘信秀氏(名門レーシングチームTOM'Sの監督・代表として有名、元トップレーサー)、サンズの高橋浩司氏(F1速報誌の編集長等を歴任)が登壇し、今後の招致活動に向けては国内から協賛企業や地元自治体など多方面の協力が必要であることを強調。また、岐阜県選出の衆議院議員で自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の古屋圭司氏もビデオメッセージを寄せ、開催に向けて政治の面から全面協力する旨を語っている。
開催地域は愛知・岐阜の両県を含む中部地域で、愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)の使用が計画されている。また、コースはターマック(舗装路)とする方向性であることも高橋氏から語られている。イベント名称は考慮中とのことだ。
まだまだ一歩を踏み出したばかりといえる状況ではあるが、WRC日本ラウンド復活、予想以上に早い時期となる実現に大きな期待がかかる。
(レスポンス 遠藤俊幸)
東京オートサロン初日の朝9時過ぎ、この日最初のプレスカンファレンスで、ファン待望のWRC日本ラウンド復活に向けての動きが公式に表面化した。日本でのWRC開催は2004~08、10年に北海道を舞台に開催されて以来のこととなる。トヨタが昨年からワークス参戦を再開し、初年度から2勝するなど好発進したこともあり、WRC日本ラウンド復活に向けての動きは徐々に噂にあがるようになっていた。
もちろん、現時点では招致準備委員会が立ち上がったばかりの段階だが、同委員会は来季2019年11月の開催を視野に活動を進めていく方針だ。
招致準備委員会は、モータースポーツ関連の事業(雑誌編集等)を幅広く展開する株式会社サンズが発起人となり、JAF公認クラブであるTMSC(トヨタ・モータースポーツ・クラブ)とともに発足させたかたち。来週15日には、競技主催団体となるTMSCから2019年の開催申請をJAFへと提出する。今年11月に開催予定地域にてリハーサルイベントを実施したうえで、12月頃に発表される来季のFIA国際競技カレンダーに掲載されることによって正式な開催決定となる。
会見にはTMSCの舘信秀氏(名門レーシングチームTOM'Sの監督・代表として有名、元トップレーサー)、サンズの高橋浩司氏(F1速報誌の編集長等を歴任)が登壇し、今後の招致活動に向けては国内から協賛企業や地元自治体など多方面の協力が必要であることを強調。また、岐阜県選出の衆議院議員で自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の古屋圭司氏もビデオメッセージを寄せ、開催に向けて政治の面から全面協力する旨を語っている。
開催地域は愛知・岐阜の両県を含む中部地域で、愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)の使用が計画されている。また、コースはターマック(舗装路)とする方向性であることも高橋氏から語られている。イベント名称は考慮中とのことだ。
まだまだ一歩を踏み出したばかりといえる状況ではあるが、WRC日本ラウンド復活、予想以上に早い時期となる実現に大きな期待がかかる。
(レスポンス 遠藤俊幸)
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