トヨタの世界生産台数、3年ぶりに900万台突破 2017年

トヨタ・カムリ(ケンタッキー工場)
トヨタ自動車は1月30日、2017年12月度および2017年暦年(1~12月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。

●世界生産台数、0.1%減の68万8281台で2か月連続マイナス 12月

12月の世界生産台数は前年同月比0.1%減の68万8281台で、2か月連続のマイナスとなった。

国内生産は同8.5%増の26万2401台で3か月連続のプラス。海外生産は北米や欧州、アジア、豪州で減少し、同4.8%減の42万5880台で2か月連続のマイナスとなった。

国内販売は同0.6%減の12万7334台で3か月ぶりのマイナス。レクサスブランド車の販売は新型『LS』の発売効果もあり、同47.5%増の5063台。軽自動車の販売は同2.3%減の2324台だった。除軽市場のシェアは同0.2ポイントアップの47.6%となった。

輸出は同19.2%増の17万5235台で3か月連続のプラス。北米やアジア、オセアニア、中近東、アフリカに向けた輸出が増加した。

●国内生産、5年ぶりのプラス 2017年

2017年のグローバル生産台数は前年比0.4%増の900万7511台で2年連続のプラス。2014年以来、3年ぶりに900万台の大台を突破した。

国内生産は同0.7%増の318万9556台で5年ぶりのプラス。海外生産も中南米、欧州、アジア、アフリカなどで増加し、同0.2%増の581万7955台と6年連続で過去最高を記録した。

国内販売は同3.3%増の163万3161台と2年連続で前年を上回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は、同12.5%減の4万5605台。軽自動車の販売は同4.6%増の3万0761台だった。除軽市場のシェアは0.6ポイントダウンの47.2%と3年ぶりに前年を下回った。

輸出は同5.2%増の181万6932台で5年ぶりのプラス。北米、中南米、アジア、オセアニア、アフリカに向けた輸出が増加した。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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