【スーパーフォーミュラ】トヨタ勢の2018年ドライバー布陣決定…GT500王者の平川亮が復帰
8日、トヨタは今季の全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)を戦うトヨタエンジン搭載チームのドライバー布陣を発表した。昨季SUPER GT/GT500王者の平川亮の復帰などが決まっている。
今年もSFのトヨタ勢は6チーム11台。そのドライバーラインアップは以下のように発表された。
■2018年SF参戦ドライバー(トヨタ勢)
#1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
#2 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)
#3 N.キャシディ(KONDO RACING)
#4 山下健太(KONDO RACING)
#7 <未定>(SUNOCO TEAM LEMANS)
#8 大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)
#18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)
#19 関口雄飛(TEAM IMPUL)
#20 平川亮(TEAM IMPUL)
#36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)
#37 J.ロシター(VANTELIN TEAM TOM'S)
既に陣容が(一部を除き)発表されているホンダ勢の5チーム8台とあわせ、今季もSFは全19台のマシンで覇権争いが展開されることになる。
SUPER GT/GT500のレクサス勢に比べると、SFのトヨタ勢の人事異動は規模小さめといえよう。11選手のうち、昨季王者の石浦を含め、国本、キャシディ、山下、大嶋、可夢偉、関口、一貴の8選手については昨季と同じチームからの参戦となった(一部カーナンバーの変更はあり)。
残る3シートについては、昨年フェリックス・ローゼンクヴィストが駆ったTEAM LEMANSの#7については現段階でドライバー未定。TEAM IMPULの#20には、昨季のGT500王者で、かつてSFにもレギュラー参戦していた平川が復帰するかたちになった。
IMPULでのSF参戦は初の平川だが、昨年12月の鈴鹿テストではIMPULのマシンをドライブしている。昨季23歳の若さでGT500をキャシディとともに制した俊英が再びのSF挑戦でどんなパフォーマンスを見せるのか、期待が高まるところだ。
また、TOM'Sの#37には実力者ジェームス・ロシターが復帰。ロシターもこのチームでのSFレギュラー参戦は初めてになるが、GT500では昨季までTOM'Sでレギュラーを務めていた経緯があり、その意味ではお馴染みのラインアップ形成ともいえる(TOM'SでのSFスポット参戦経験もあり)。
その一方、SFを長く見ているファンにとって、アンドレ・ロッテラーの名がここにないことは衝撃だろう。
2003年から日本のトップフォーミュラ(フォーミュラ・ニッポン=FN~SF)に参戦し続けてきたロッテラーは、2011年にはチャンピオンとなるなど活躍、ほとんどのシーズンで勝利を記録しており、通算24勝の実績を誇る。ルマン24時間でも通算3度の総合優勝を飾るなど世界的な名手として知られ、最近では参戦し始めたばかりのフォーミュラEでも自身4戦目で2位表彰台をゲットしている(WECやGT500でもタイトル獲得経験を有す)。
2006年以降、FN~SFでは一貫してTOM'Sで戦っていたロッテラー。今年はWEC(2018-19シーズン)とフォーミュラE(2017-18シーズン)に参戦する(している)彼だが、どうやらSFへの2018年レギュラー参戦はない模様だ。そうであるならば残念だが、これまでの功績に敬意を示すとともに、他カテゴリーでの引き続きの活躍、そしてSF復活にも期待したい。
2018年のSFは3月に鈴鹿(12~13日)と富士(28~29日)で公式合同テストを行なったのち、4月21~22日の「2018 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」で開幕、全7戦実施の予定となっている。
(レスポンス 遠藤俊幸)
今年もSFのトヨタ勢は6チーム11台。そのドライバーラインアップは以下のように発表された。
■2018年SF参戦ドライバー(トヨタ勢)
#1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
#2 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)
#3 N.キャシディ(KONDO RACING)
#4 山下健太(KONDO RACING)
#7 <未定>(SUNOCO TEAM LEMANS)
#8 大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)
#18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)
#19 関口雄飛(TEAM IMPUL)
#20 平川亮(TEAM IMPUL)
#36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)
#37 J.ロシター(VANTELIN TEAM TOM'S)
既に陣容が(一部を除き)発表されているホンダ勢の5チーム8台とあわせ、今季もSFは全19台のマシンで覇権争いが展開されることになる。
SUPER GT/GT500のレクサス勢に比べると、SFのトヨタ勢の人事異動は規模小さめといえよう。11選手のうち、昨季王者の石浦を含め、国本、キャシディ、山下、大嶋、可夢偉、関口、一貴の8選手については昨季と同じチームからの参戦となった(一部カーナンバーの変更はあり)。
残る3シートについては、昨年フェリックス・ローゼンクヴィストが駆ったTEAM LEMANSの#7については現段階でドライバー未定。TEAM IMPULの#20には、昨季のGT500王者で、かつてSFにもレギュラー参戦していた平川が復帰するかたちになった。
IMPULでのSF参戦は初の平川だが、昨年12月の鈴鹿テストではIMPULのマシンをドライブしている。昨季23歳の若さでGT500をキャシディとともに制した俊英が再びのSF挑戦でどんなパフォーマンスを見せるのか、期待が高まるところだ。
また、TOM'Sの#37には実力者ジェームス・ロシターが復帰。ロシターもこのチームでのSFレギュラー参戦は初めてになるが、GT500では昨季までTOM'Sでレギュラーを務めていた経緯があり、その意味ではお馴染みのラインアップ形成ともいえる(TOM'SでのSFスポット参戦経験もあり)。
その一方、SFを長く見ているファンにとって、アンドレ・ロッテラーの名がここにないことは衝撃だろう。
2003年から日本のトップフォーミュラ(フォーミュラ・ニッポン=FN~SF)に参戦し続けてきたロッテラーは、2011年にはチャンピオンとなるなど活躍、ほとんどのシーズンで勝利を記録しており、通算24勝の実績を誇る。ルマン24時間でも通算3度の総合優勝を飾るなど世界的な名手として知られ、最近では参戦し始めたばかりのフォーミュラEでも自身4戦目で2位表彰台をゲットしている(WECやGT500でもタイトル獲得経験を有す)。
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