トヨタ オーリス 新型は新世代 TNGAハイブリッド 第一号…ジュネーブモーターショー2018
トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパが、ジュネーブモーターショー2018で発表した新型『オーリス』。新世代の「TNGA」ハイブリッド搭載の第一号車となる。
新型オーリスのTNGAハイブリッドは、直列4気筒ガソリンエンジンの排気量を、従来モデルの1.8リットルから2.0リットルに拡大。このエンジンにモーターを組み合わせ、システム全体で180hpを発生する。
この2.0リットルエンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などのさまざまなエネルギーロスを少なくして、熱効率を向上させるとともに、高出力を追求。その結果、熱効率は41%と、世界トップレベルにあるという。
また、従来の1.8リットルエンジンに比べて、低回転から高回転まで全域でトルクアップ。ハイブリッドシステムでは、加速時にはエンジンの回転数を下げると同時に電池からの電力を高め、リニアで伸びのある加速感を追求している。
さらに、新型パワーコントロールユニット(PCU)を開発。従来の1.8リットル比で20%の小型化と10%の軽量化を行い、トランスアクスルの直上搭載を可能に。モーターには新構造を採用し、コイル線使用量減や電磁鋼板を新開発。トランスアクスルはリダクションギアの平行軸歯車化などにより、損失を低減させた。新型ニッケル水素バッテリーは、電池パックの構造の見直しと冷却システムのコンパクト化により、小型化を実現した、としている。
(レスポンス 森脇稔)
新型オーリスのTNGAハイブリッドは、直列4気筒ガソリンエンジンの排気量を、従来モデルの1.8リットルから2.0リットルに拡大。このエンジンにモーターを組み合わせ、システム全体で180hpを発生する。
この2.0リットルエンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などのさまざまなエネルギーロスを少なくして、熱効率を向上させるとともに、高出力を追求。その結果、熱効率は41%と、世界トップレベルにあるという。
また、従来の1.8リットルエンジンに比べて、低回転から高回転まで全域でトルクアップ。ハイブリッドシステムでは、加速時にはエンジンの回転数を下げると同時に電池からの電力を高め、リニアで伸びのある加速感を追求している。
さらに、新型パワーコントロールユニット(PCU)を開発。従来の1.8リットル比で20%の小型化と10%の軽量化を行い、トランスアクスルの直上搭載を可能に。モーターには新構造を採用し、コイル線使用量減や電磁鋼板を新開発。トランスアクスルはリダクションギアの平行軸歯車化などにより、損失を低減させた。新型ニッケル水素バッテリーは、電池パックの構造の見直しと冷却システムのコンパクト化により、小型化を実現した、としている。
(レスポンス 森脇稔)
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