レクサス ES 新型、ハイブリッドの燃費は21.3km/リットル…12月欧州発売へ

レクサス ES 新型のハイブリッド「ES 300h」
レクサスは5月22日、新型レクサス『ES』の欧州仕様車を発表した。

新型レクサスESには、ハイブリッドモデルとして、「ES300h」グレードを設定。2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた新世代のハイブリッドシステムを採用する。

4世代目となるこのハイブリッドシステムは、アトキンソンサイクルの2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせる。欧州仕様車の場合、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、218psのパワーを獲得。吸気効率の向上や燃焼室内の気流強化による高速燃焼により、世界トップレベルの熱効率を追求。高い動力性能と環境性能を両立するとともに、優れたレスポンスを可能にする。

また、新開発のトランスアクスルやパワーコントロールユニットを導入。ハイブリッドの持ち味の燃費性能は維持しながら、ダイレクトな加速フィーリングを追求。欧州仕様車の燃費性能は、複合モードで21.3km./リットルと公表された。

二次電池はニッケル水素バッテリーで、高さを120mmコンパクト化。後席の下にレイアウトすることで、軽量化や低重心化に加え、荷室容量の拡大も可能にした。レクサスは2018年12月、欧州市場でES300hグレードを発売する、としている。

(レスポンス 森脇稔)

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