自動車メーカートップが教授、「大学キャンパス出張授業」を2018年も開催 東京モーターフェスでも

自工会の豊田章男会長(資料画像)
日本自動車工業会は、各地の大学と連携し、会員自動車メーカーから講演者を派遣して特別講演を行う「大学キャンパス出張授業2018」を実施する。

事業は、若者の「クルマ・バイクへの関心醸成」「自動車産業・ものづくりへの理解促進」に向け2013年度から実施しており、今回が6年目。これまで23キャンパス・延べ2万人以上が参加した。

2018年度は社長をはじめとした経営トップが講師として登壇し、先端技術やグローバル戦略など幅広いテーマの授業を通じて、クルマ・バイクの魅力や楽しさ、日本のものづくりの重要性を伝える。今年の新たな取り組みとして、東京モーターフェスでの公開授業も実施する。10月6日にダイバーシティー東京プラザ・フェスティバル広場でトヨタ自動車の豊田章男社長(自工会会長)が「スペシャルトークショー in 東京モーターフェス2018」と題して実施する。

豊田会長は「若者のクルマ離れが指摘される中、『メーカーが若者から離れてしまったのではないか?メーカーの方から若者に歩み寄ろう』との思いで6年前に始めた。出張授業をきっかけに一人でも多くの若い人にクルマ・バイク、ものづくりへの関心を持って頂けることを期待している」としている。

(レスポンス レスポンス編集部)

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