トヨタ カローラセダン 新型、欧州でハイブリッドを初の設定…ジュネーブモーターショー2019
トヨタ自動車は、ジュネーブモーターショー2019において、新型『カローラセダン』(Toyota Corolla Sedan)の欧州仕様車を初公開した。
◆新世代TNGAのGA-Cプラットフォームをベースに開発
新型カローラセダンは、日本市場にも導入されているハッチバックの新型『カローラスポーツ』同様、基本性能を向上させたトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)のGA-Cプラットフォームをベースに開発された。プラットフォームの刷新により、上質な走り、乗り心地、静粛性、安全性能などを追求している。
エクステリアは、「シューティングロバスト」がコンセプトだ。これは、骨格で魅せるたくましさとアクティブさを併せ持ったデザインになるという。TNGAプラットフォームの採用により、先代よりも全高を低く、トレッドを広げて、踏ん張り感のある低重心でスポーティなシルエットを追求している。
インテリアのコンセプトは、「センシュアスミニマリズム」だ。これは、シンプルでありながら感性に響くデザインが特徴となる。薄型インパネによる開放感のある空間と、センタークラスターなど集約された機能部品とのコントラストにより、上質なデザインを追求している。
◆最新のコネクティビティと先進運転支援システムを採用
新型カローラセダンには、最新の車載コネクティビティを搭載する。具体的には、世界初の3Dドライバーメーター、プレミアムヘッドアップディスプレイ、JBLグリーンエッジプレミアムサウンドシステム、スマートフォンのワイヤレス充電、タッチ方式のマルチメディアシステムなどを採用している。
新型カローラセダンには、最新の先進運転支援システム(ADAS)を採用する。プリコリジョンシステム(PCS)をはじめ、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、ステアリングコントロール付きのレーン逸脱警告(LDA)、レーントレースアシスト(LTA)、自動ハイビーム(AHB)、交通標識認識(RSA)などが用意されている。
◆ハイブリッドは1.8リットルエンジン+モーター。燃費は29.4km/リットル
新型カローラセダンの欧州仕様車には、最新のハイブリッド技術を搭載したモデルをラインナップした。新型カローラセダンハイブリッドの欧州仕様車には、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載する。この1.8リットルエンジンは、最大出力122hp、最大トルク14.5kgmを獲得する。モーターは、最大出力72hp、最大トルク16.6kgmを引き出す。動力性能は、0~100km/加速が11秒、最高速が180km/hとなる。
また、バッテリー(二次電池)はニッケル水素を採用する。欧州仕様車の燃費性能は29.4km/リットル、CO2排出量は77g/kmとなる。トヨタモーターヨーロッパによると、欧州での一般的な通勤においては、最大でその半分をEVモードでまかなえるという。
ハイブリッド以外のパワートレインとして、1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン搭載車をラインナップする。この1.6リットルエンジンは、吸気効率の引き上げなどが図られた改良ユニットだ。最大出力は従来比で7%プラスの132hp、最大トルクは16.2kgmを発生する。
動力性能は6速MTの場合、0~100km/加速が9.7秒、最高速が200km/h。燃費性能は17.5km/リットル、CO2排出量は130g/kmとなる。「マルチドライブS」の場合、0~100km/加速は10.2秒、最高速が190km/h。燃費性能は18.2km/リットル、CO2排出量は125g/kmとなる。
なお、欧州向けの新型カローラセダンの生産は、トヨタのトルコ工場で行う。トヨタモーターヨーロッパによると、カローラセダンにハイブリッドが設定されるのは欧州では初めてという。
(レスポンス 森脇稔)
◆新世代TNGAのGA-Cプラットフォームをベースに開発
新型カローラセダンは、日本市場にも導入されているハッチバックの新型『カローラスポーツ』同様、基本性能を向上させたトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)のGA-Cプラットフォームをベースに開発された。プラットフォームの刷新により、上質な走り、乗り心地、静粛性、安全性能などを追求している。
エクステリアは、「シューティングロバスト」がコンセプトだ。これは、骨格で魅せるたくましさとアクティブさを併せ持ったデザインになるという。TNGAプラットフォームの採用により、先代よりも全高を低く、トレッドを広げて、踏ん張り感のある低重心でスポーティなシルエットを追求している。
インテリアのコンセプトは、「センシュアスミニマリズム」だ。これは、シンプルでありながら感性に響くデザインが特徴となる。薄型インパネによる開放感のある空間と、センタークラスターなど集約された機能部品とのコントラストにより、上質なデザインを追求している。
◆最新のコネクティビティと先進運転支援システムを採用
新型カローラセダンには、最新の車載コネクティビティを搭載する。具体的には、世界初の3Dドライバーメーター、プレミアムヘッドアップディスプレイ、JBLグリーンエッジプレミアムサウンドシステム、スマートフォンのワイヤレス充電、タッチ方式のマルチメディアシステムなどを採用している。
新型カローラセダンには、最新の先進運転支援システム(ADAS)を採用する。プリコリジョンシステム(PCS)をはじめ、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、ステアリングコントロール付きのレーン逸脱警告(LDA)、レーントレースアシスト(LTA)、自動ハイビーム(AHB)、交通標識認識(RSA)などが用意されている。
◆ハイブリッドは1.8リットルエンジン+モーター。燃費は29.4km/リットル
新型カローラセダンの欧州仕様車には、最新のハイブリッド技術を搭載したモデルをラインナップした。新型カローラセダンハイブリッドの欧州仕様車には、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載する。この1.8リットルエンジンは、最大出力122hp、最大トルク14.5kgmを獲得する。モーターは、最大出力72hp、最大トルク16.6kgmを引き出す。動力性能は、0~100km/加速が11秒、最高速が180km/hとなる。
また、バッテリー(二次電池)はニッケル水素を採用する。欧州仕様車の燃費性能は29.4km/リットル、CO2排出量は77g/kmとなる。トヨタモーターヨーロッパによると、欧州での一般的な通勤においては、最大でその半分をEVモードでまかなえるという。
ハイブリッド以外のパワートレインとして、1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン搭載車をラインナップする。この1.6リットルエンジンは、吸気効率の引き上げなどが図られた改良ユニットだ。最大出力は従来比で7%プラスの132hp、最大トルクは16.2kgmを発生する。
動力性能は6速MTの場合、0~100km/加速が9.7秒、最高速が200km/h。燃費性能は17.5km/リットル、CO2排出量は130g/kmとなる。「マルチドライブS」の場合、0~100km/加速は10.2秒、最高速が190km/h。燃費性能は18.2km/リットル、CO2排出量は125g/kmとなる。
なお、欧州向けの新型カローラセダンの生産は、トヨタのトルコ工場で行う。トヨタモーターヨーロッパによると、カローラセダンにハイブリッドが設定されるのは欧州では初めてという。
(レスポンス 森脇稔)
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