トヨタのeスポーツ「GR スープラ GT カップ」、世界12サーキットで開催へ…富士や鈴鹿が舞台に

GR スープラ GT カップ
TOYOTA GAZOO Racingは4月11日、「PlayStation4」(PS4)用ソフトウェア、『グランツーリスモSPORT』で開催する「GR スープラ GT カップ」の開催概要を発表した。

このレースは、グランツーリスモシリーズ初のグローバルワンメークレースで、2019年4月27日から開催する。新たに、eスポーツをTOYOTA GAZOO Racingのモータースポーツ活動の柱のひとつとすることで、モータースポーツやスポーツカーが、より身近に、世代を超えて世界中で楽しめるものになるよう盛り上げていく。また将来的には、eスポーツを通じて得られたノウハウを、トヨタの「もっといいクルマづくり」に繋げていく方針だ。

予選はオンラインでグローバル全13戦を行う。4月27日の開幕戦は、富士スピードウェイ。5月には、カタロニア・サーキット(スペイン)、ブルームーン・ベイ・スピードウェイ(米国)、サルト・サーキット(フランス)、ニュルブルクリンク(ドイツ)を転戦する。

6月下旬から7月中にかけては、レッドブル・リンク(オーストリア)、インテルラゴス・サーキット(ブラジル)、マウントパノラマ(オーストラリア)、東京エクスプレスウェイ南ルート内回り(日本)を舞台に競う。8月から9月上旬にかけては、ウィロースプリングス・レースウェイ ビッグウィロー(米国)、モンツァ(イタリア)、鈴鹿(日本)、ニュルブルクリンク(ドイツ)を巡る。

そして、決勝ラウンドは10月下旬、FIA GTチャンピオンシップと併催でリアルイベントとして開催する予定。なお、エントリーについては、各レースの開催時間15分前に『グランツーリスモSPORT』の「スポーツモード」で開始する、としている。

(レスポンス 森脇稔)

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