トヨタ カローラ 新型に「GR SPORT」 2020年1月欧州発売へ
トヨタ自動車の欧州部門のトヨタモーターヨーロッパは、新型『カローラ』(日本名:『カローラスポーツ』に相当)の「GR SPORT」を2020年1月、欧州市場で発売すると発表した。
「GR」は、もっといいクルマづくりを目指すトヨタGAZOO レーシングが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどのモータースポーツ活動を通じて車と人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズだ。エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、気軽にスポーツドライブを楽しめるGR SPORTを設定する。
新型カローラのGR SPORTは、欧州では、先代『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』に相当)に続くGR SPORTの第2弾だ。パワートレインは、1.8リットルと2.0リットルの直列4気筒ガソリン+モーターのハイブリッドのみとなる。
◆スポーティな専用の内外装
外観は、ダーククローム仕上げの専用フロントグリル、専用ロアスカート、サイドロッカーパネル、ディフューザー、ツインテールパイプなどを装備した。18インチの専用アルミホイール、リアプライバシーガラス、フォグランプ、LEDヘッドランプも採用する。専用ボディカラーのダイナミックグレーは、ルーフをブラックとすることが可能だ。
インテリアには、ブラック&グレーのファブリックのスポーツシートを採用した。オプションで、フルレザーが用意される。インストルメントパネル、ステアリングホイール、シフトレバーには、黒と赤のステッチが配される。
◆最新マルチメディアパッケージ
7インチカラーTFTマルチインフォメーションスクリーンとカラーヘッドアップディスプレイを採用した。スマートフォンと連携するApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」を搭載したトヨタの最新マルチメディアパッケージも装備する。
ヘッドアップディスプレイのサイズは265×70.5mmで、日中でもドライバーの視界に各種データを見やすく表示する。ディスプレイの明るさと位置は、ステアリングホイールのコントロールスイッチで調整できる。
◆パワートレインは2種類のハイブリッドのみ
パワートレインは、ハイブリッドのみだ。トヨタモーターヨーロッパの戦略に沿って、1.8リットルと2.0リットルの2種類が設定される。
1.8リットルのハイブリッドは、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力122hp、最大トルク14.5kgm)にモーター(最大出力72hp、最大トルク16.6kgm)を組み合わせる。1.8リットルエンジンは、摩擦低減対策、より大容量のEGR(排気ガス再循環)システム、熱管理の最適化などの改良を実施した。出力や静粛性に影響を与えることなく、新開発の「GA-C」プラットフォームに適合するように小型軽量化された。バッテリー(二次電池)は、リチウムイオンとし、燃費のさらなる向上を目指す。
2.0リットルのハイブリッドは、欧州の顧客のニーズに合わせて開発された。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力180hp、最大トルク19.6kgm)にモーターを組み合わせる。14:1の高圧縮比、高効率の吸気ポート、新開発のオイルポンプ、複数の摩擦低減対策、トランスアクスルの小型化などにより、燃費性能を追求した。排気システムの触媒コンバータをエンジンの近くに配置し、エンジン始動後のウォームアップ制御を最適化して、早期の排ガス浄化を実現する。バッテリー(二次電池)はニッケル水素だ。EVモードの最高速は115km/hとしている。
(レスポンス 森脇稔)
「GR」は、もっといいクルマづくりを目指すトヨタGAZOO レーシングが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどのモータースポーツ活動を通じて車と人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズだ。エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、気軽にスポーツドライブを楽しめるGR SPORTを設定する。
新型カローラのGR SPORTは、欧州では、先代『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』に相当)に続くGR SPORTの第2弾だ。パワートレインは、1.8リットルと2.0リットルの直列4気筒ガソリン+モーターのハイブリッドのみとなる。
◆スポーティな専用の内外装
外観は、ダーククローム仕上げの専用フロントグリル、専用ロアスカート、サイドロッカーパネル、ディフューザー、ツインテールパイプなどを装備した。18インチの専用アルミホイール、リアプライバシーガラス、フォグランプ、LEDヘッドランプも採用する。専用ボディカラーのダイナミックグレーは、ルーフをブラックとすることが可能だ。
インテリアには、ブラック&グレーのファブリックのスポーツシートを採用した。オプションで、フルレザーが用意される。インストルメントパネル、ステアリングホイール、シフトレバーには、黒と赤のステッチが配される。
◆最新マルチメディアパッケージ
7インチカラーTFTマルチインフォメーションスクリーンとカラーヘッドアップディスプレイを採用した。スマートフォンと連携するApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」を搭載したトヨタの最新マルチメディアパッケージも装備する。
ヘッドアップディスプレイのサイズは265×70.5mmで、日中でもドライバーの視界に各種データを見やすく表示する。ディスプレイの明るさと位置は、ステアリングホイールのコントロールスイッチで調整できる。
◆パワートレインは2種類のハイブリッドのみ
パワートレインは、ハイブリッドのみだ。トヨタモーターヨーロッパの戦略に沿って、1.8リットルと2.0リットルの2種類が設定される。
1.8リットルのハイブリッドは、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力122hp、最大トルク14.5kgm)にモーター(最大出力72hp、最大トルク16.6kgm)を組み合わせる。1.8リットルエンジンは、摩擦低減対策、より大容量のEGR(排気ガス再循環)システム、熱管理の最適化などの改良を実施した。出力や静粛性に影響を与えることなく、新開発の「GA-C」プラットフォームに適合するように小型軽量化された。バッテリー(二次電池)は、リチウムイオンとし、燃費のさらなる向上を目指す。
2.0リットルのハイブリッドは、欧州の顧客のニーズに合わせて開発された。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力180hp、最大トルク19.6kgm)にモーターを組み合わせる。14:1の高圧縮比、高効率の吸気ポート、新開発のオイルポンプ、複数の摩擦低減対策、トランスアクスルの小型化などにより、燃費性能を追求した。排気システムの触媒コンバータをエンジンの近くに配置し、エンジン始動後のウォームアップ制御を最適化して、早期の排ガス浄化を実現する。バッテリー(二次電池)はニッケル水素だ。EVモードの最高速は115km/hとしている。
(レスポンス 森脇稔)
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