延べ500万km以上をゼロエミッション、トヨタ ミライ が独ライドシェアで…地球と月の3往復以上

ドイツのライドシェア企業のクレバー・シャトル社のトヨタ・ミライ
トヨタ自動車の欧州部門は3月17日、ドイツのライドシェア企業のクレバー・シャトル社の45台の『ミライ』(Toyota Mirai)が、導入2年半で延べ500万km以上をゼロエミッション走行した、と発表した。

クレバー・シャトル社は、ドイツ・ハンブルグに2014年に設立されたライドシェア企業だ。主に列車からの乗り継ぎを希望するユーザーに、乗り継ぎサービスを提供する。このサービスは専用アプリで予約し、同じ目的地に向かう乗客が相乗りすることで、標準的なタクシー料金よりも40%安い運賃を可能にしている。

サービス開始は2017年9月、まずはドイツ・ハンブルクで。その後、ミュンヘンとシュトゥットガルトに、サービスを拡大展開した。クレバー・シャトル社では当初の20台に加えて、15台のミライを追加導入するなど、ミライの保有台数を増やしてきた。現在では、ミライの保有台数は合計45台へ拡大している。

このクレバー・シャトル社の45台のミライが、導入2年半で延べ500万km以上をゼロエミッション走行した。技術的なトラブルは一切なく、地球と月の往復を3回以上こなし、世界で最も使用されているトヨタミライ集団になった、としている。

(レスポンス 森脇稔)

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