ダカールラリー9連覇! チームランドクルーザー・トヨタオートボデーの勝利を足元で支えたオープンカントリー…東京オートサロン2022
トーヨータイヤは2022年、ダカールラリーT2市販車部門で8連覇中のチームランドクルーザー・トヨタオートボデーに「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し9連覇を達成。東京オートサロン2022会場で勝利を祝うトークショーを開催した。
オートサロンが始まるのと時を同じくしてダカールラリー2022が終了。トーヨータイヤは、チームランドクルーザー・トヨタオートボデーのトヨタランドクルーザーに、ピックアップトラック/SUV用オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し、見事同車のクラス9連覇に寄与した。
ダカールラリー2022は2020、2021年に引き続き、サウジアラビアで開催され、2022年1月2日(日)にハイルを出発し、1月8日(土)にリヤドで中間休息日、1月14日(金)にジェッダを目指し全行程8177km(そのうちSSは4,258km)でゴールを迎えた。
OPEN COUNTRY M/T-Rを装着したランドクルーザー200は終始トップを走り、危なげなく全行程を走り切った。トークショー会場ではモータージャーナリストの竹岡圭氏とTOYO TIREの技術統括部門 技術開発本部長の水谷保氏が登壇しレースの模様を振り返った。
水谷氏は「国内ではダカールラリーのような場所が多くなくタイヤ開発にも苦労をしたが、フランスに持っていったり、ダカールラリーの前哨戦と言われるモロッコラリーでテストを行い、さらに国内のテストでタイヤを開発した」と苦労を語った。
現地でラリーを戦うチームランドクルーザー・トヨタオートボデーの三浦 昂選手の映像を交えてトークショーが行われ、三浦選手は「以前のタイヤはパンクをしてしまう回数も多かったが、OPEN COUNTRY M/T-Rはほとんどパンクも無く、あっても数回で済んだのは非常に安心感が高かった。砂や砂利、砂漠と環境が変わるなかでも空気圧の調整なども少ない回数で済み、そういう時間の短縮にも貢献してもらい非常に助かった。」と現地から報告を行った。(15日のトークショーでは、現地の三浦選手と中継をつなげての配信も行われた)
それを受けて水谷氏は「砂や砂利などでタイヤの特性も変わり、ブロックの剛性なども考えないといけない、砂が少し濡れると泥のようになり、ブロックの中に砂が詰まってしまうとグリップしなくなってしまう。いかに排出性と剛性を両立するのが難しい」と路面変化への対応の難しさも語った。
三浦選手は「ランクル200での参戦は今年が最後で、来年からはランクル300での挑戦になる。今年は全体的に調子も良く、8000km走っても全然苦労は無かった。むしろ楽しくてずっと走っていたかった。最終日はこれでランクル200のレースも終わりだと思うとゴールしたくないという気持ちにもなった」と長年一緒に戦ってきたランクル200とのことを振り返った。また、トーク中にOPEN COUNTRY MT-Rは運転することがとにかく“楽しい”と言っていたのが印象的で、それはこれまでのタイヤには全くない経験であったと三浦選手は笑顔で語っていた。
来年に向けて水谷氏は、「パンクしたタイヤも日本に帰ってくるので、どのような状況でパンクをしたのか状況を分析し、どのようなタイヤなら問題が少なくなるのか解析していき、より良いタイヤを開発していきたい。」と早くも来年に向けての抱負を語り、トークショーを締めくくった。
オートサロンが始まるのと時を同じくしてダカールラリー2022が終了。トーヨータイヤは、チームランドクルーザー・トヨタオートボデーのトヨタランドクルーザーに、ピックアップトラック/SUV用オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し、見事同車のクラス9連覇に寄与した。
ダカールラリー2022は2020、2021年に引き続き、サウジアラビアで開催され、2022年1月2日(日)にハイルを出発し、1月8日(土)にリヤドで中間休息日、1月14日(金)にジェッダを目指し全行程8177km(そのうちSSは4,258km)でゴールを迎えた。
OPEN COUNTRY M/T-Rを装着したランドクルーザー200は終始トップを走り、危なげなく全行程を走り切った。トークショー会場ではモータージャーナリストの竹岡圭氏とTOYO TIREの技術統括部門 技術開発本部長の水谷保氏が登壇しレースの模様を振り返った。
水谷氏は「国内ではダカールラリーのような場所が多くなくタイヤ開発にも苦労をしたが、フランスに持っていったり、ダカールラリーの前哨戦と言われるモロッコラリーでテストを行い、さらに国内のテストでタイヤを開発した」と苦労を語った。
現地でラリーを戦うチームランドクルーザー・トヨタオートボデーの三浦 昂選手の映像を交えてトークショーが行われ、三浦選手は「以前のタイヤはパンクをしてしまう回数も多かったが、OPEN COUNTRY M/T-Rはほとんどパンクも無く、あっても数回で済んだのは非常に安心感が高かった。砂や砂利、砂漠と環境が変わるなかでも空気圧の調整なども少ない回数で済み、そういう時間の短縮にも貢献してもらい非常に助かった。」と現地から報告を行った。(15日のトークショーでは、現地の三浦選手と中継をつなげての配信も行われた)
それを受けて水谷氏は「砂や砂利などでタイヤの特性も変わり、ブロックの剛性なども考えないといけない、砂が少し濡れると泥のようになり、ブロックの中に砂が詰まってしまうとグリップしなくなってしまう。いかに排出性と剛性を両立するのが難しい」と路面変化への対応の難しさも語った。
三浦選手は「ランクル200での参戦は今年が最後で、来年からはランクル300での挑戦になる。今年は全体的に調子も良く、8000km走っても全然苦労は無かった。むしろ楽しくてずっと走っていたかった。最終日はこれでランクル200のレースも終わりだと思うとゴールしたくないという気持ちにもなった」と長年一緒に戦ってきたランクル200とのことを振り返った。また、トーク中にOPEN COUNTRY MT-Rは運転することがとにかく“楽しい”と言っていたのが印象的で、それはこれまでのタイヤには全くない経験であったと三浦選手は笑顔で語っていた。
来年に向けて水谷氏は、「パンクしたタイヤも日本に帰ってくるので、どのような状況でパンクをしたのか状況を分析し、どのようなタイヤなら問題が少なくなるのか解析していき、より良いタイヤを開発していきたい。」と早くも来年に向けての抱負を語り、トークショーを締めくくった。
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