トヨタの新型EV『bZ4X』、欧州発売…航続は516km
トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門は6月28日、新型EV『bZ4X』を欧州市場で発売した。日本と同様、リース形式での販売となる。
◆欧州仕様には前輪駆動とAWDの2種類を設定
bZ4Xの欧州仕様には、前輪駆動とAWDの2種類が設定される。前輪駆動の場合、フロントアクスルにモーター(最大出力204hp、最大トルク27kgm)を搭載する。0~100km/h加速は7.5秒、最高速は160km/h。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は71.4kWhとした。1回の充電での航続は、最大516kmに到達する。
AWDの場合、フロントアクスルだけでなく、リアアクスルに最大出力109hpのモーターを搭載する。システム全体で、218hpのパワーと34.4kgmのトルクを引き出す。0~100km/h加速は6.9秒。バッテリーは蓄電容量71.4kWhのリチウムイオンだ。1回の充電での航続は、最大470kmとした。
充電に関しては、出力6.6kWのチャージャーが付属する。2022年内には、出力11kWのチャージャーが用意される予定だ。出力150kWの急速充電を利用すると、バッテリー容量の8割を、およそ30分で充電できる。
◆7車種を発売する「bZ」シリーズの第一弾モデル
トヨタは、電動車のフルラインアップ化の一環として、2025年までにEVを15車種発売する計画を掲げている。そのうち、EVの新シリーズとなるのが、「bZ」シリーズ。bZシリーズは、7車種を発売する計画だ。
新EVシリーズのbZは、中国・米国・欧州など、EVの需要や再生可能エネルギーによる電力供給が多い地域で、多くの顧客に受け入れてもらうことを目指しているEVだ。トヨタによると、再生可能エネルギーを促進するエネルギー政策と連携することにより、販売するそれぞれの地域において、顧客の選択の幅を広げ、いっそうのCO2排出量削減につなげる狙いがあるという。車名の「bZ」は「beyond Zero」の略。単なる「Zero Emission」を超えた価値を顧客に提供したいという想いを込めている。
bZ4Xは、多くの顧客が安心してEVを選択できるよう、使用環境を考慮した航続を追求する。EVならではの開放的で自由度の高い室内空間と、斬新な外観デザインも特長になるという。また、トヨタbZシリーズについては、顧客のニーズに応じたさまざまなボディサイズやスタイルのEVを開発する。しかし、これは、トヨタ1社だけでは困難であることから、それぞれ得意分野を持つパートナー企業と共同開発を進めていく。パートナー企業には、SUBARU(スバル)、ダイハツ、スズキ、中国BYDの名前が挙がっている。
◆スバルと共同開発したEV専用プラットフォーム
bZ4Xは、トヨタのbZシリーズ第一弾のEVで、パートナーのスバルと共同開発したSUVタイプのEVとなる。トヨタとスバルの共同開発は、初代トヨタ『86』と初代スバル『BRZ』から始まった。bZ4Xには、トヨタとスバルが共同開発した「e-TNGA」EV専用プラットフォームを採用している。電動化を得意とするトヨタ、優れたAWD技術を持つスバルが、互いの強みを持ち寄り、快適かつ楽しめる走りを実現するEVを目指しているという。
bZ4Xは、EV専用プラットフォームによるショートオーバーハング、ロングホイールベース化により、特徴的なスタイリングと、Dセグメントのセダン並みの室内空間を追求している。
意のままにスムーズな運転感覚をもたらすステアバイワイヤを採用した。低いインストルメントパネルやステアリングホイール上方に配置したメーターによる開放感や視認性の向上とともに、さらに安心・安全なドライビングを実現しているという。
◆欧州も「KINTO」を通じたリース販売のみ
欧州向けのbZ4Xは、日本市場でのbZ4Xの導入スタイルと同じく、サブスクリプションサービスを展開する「KINTO」を通じたリース販売のみになる。
欧州のユーザーに安心してbZ4Xに乗ってもらうために、メンテナンス、ロードサービス、付属品、充電、保険などを含めた月額払いで、bZ4Xをリース方式で販売していく。
◆欧州仕様には前輪駆動とAWDの2種類を設定
bZ4Xの欧州仕様には、前輪駆動とAWDの2種類が設定される。前輪駆動の場合、フロントアクスルにモーター(最大出力204hp、最大トルク27kgm)を搭載する。0~100km/h加速は7.5秒、最高速は160km/h。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は71.4kWhとした。1回の充電での航続は、最大516kmに到達する。
AWDの場合、フロントアクスルだけでなく、リアアクスルに最大出力109hpのモーターを搭載する。システム全体で、218hpのパワーと34.4kgmのトルクを引き出す。0~100km/h加速は6.9秒。バッテリーは蓄電容量71.4kWhのリチウムイオンだ。1回の充電での航続は、最大470kmとした。
充電に関しては、出力6.6kWのチャージャーが付属する。2022年内には、出力11kWのチャージャーが用意される予定だ。出力150kWの急速充電を利用すると、バッテリー容量の8割を、およそ30分で充電できる。
◆7車種を発売する「bZ」シリーズの第一弾モデル
トヨタは、電動車のフルラインアップ化の一環として、2025年までにEVを15車種発売する計画を掲げている。そのうち、EVの新シリーズとなるのが、「bZ」シリーズ。bZシリーズは、7車種を発売する計画だ。
新EVシリーズのbZは、中国・米国・欧州など、EVの需要や再生可能エネルギーによる電力供給が多い地域で、多くの顧客に受け入れてもらうことを目指しているEVだ。トヨタによると、再生可能エネルギーを促進するエネルギー政策と連携することにより、販売するそれぞれの地域において、顧客の選択の幅を広げ、いっそうのCO2排出量削減につなげる狙いがあるという。車名の「bZ」は「beyond Zero」の略。単なる「Zero Emission」を超えた価値を顧客に提供したいという想いを込めている。
bZ4Xは、多くの顧客が安心してEVを選択できるよう、使用環境を考慮した航続を追求する。EVならではの開放的で自由度の高い室内空間と、斬新な外観デザインも特長になるという。また、トヨタbZシリーズについては、顧客のニーズに応じたさまざまなボディサイズやスタイルのEVを開発する。しかし、これは、トヨタ1社だけでは困難であることから、それぞれ得意分野を持つパートナー企業と共同開発を進めていく。パートナー企業には、SUBARU(スバル)、ダイハツ、スズキ、中国BYDの名前が挙がっている。
◆スバルと共同開発したEV専用プラットフォーム
bZ4Xは、トヨタのbZシリーズ第一弾のEVで、パートナーのスバルと共同開発したSUVタイプのEVとなる。トヨタとスバルの共同開発は、初代トヨタ『86』と初代スバル『BRZ』から始まった。bZ4Xには、トヨタとスバルが共同開発した「e-TNGA」EV専用プラットフォームを採用している。電動化を得意とするトヨタ、優れたAWD技術を持つスバルが、互いの強みを持ち寄り、快適かつ楽しめる走りを実現するEVを目指しているという。
bZ4Xは、EV専用プラットフォームによるショートオーバーハング、ロングホイールベース化により、特徴的なスタイリングと、Dセグメントのセダン並みの室内空間を追求している。
意のままにスムーズな運転感覚をもたらすステアバイワイヤを採用した。低いインストルメントパネルやステアリングホイール上方に配置したメーターによる開放感や視認性の向上とともに、さらに安心・安全なドライビングを実現しているという。
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