【トヨタ シエンタ 新型】ラインオフ式を開催…章男社長はビデオメッセージで参加
トヨタ自動車は9月7日、新型『シエンタ』のラインオフ式の模様を、シエンタを製造するトヨタ自動車東日本の宮城大衡工場からオンライン配信した。
ラインオフ式の多くは組み立てラインの最終となる検査工程の付近で、まさに組み上がったばかりの車両が舞台上に自走してくるという演出がお決まりのパターンだが、新型シエンタのラインオフシキは宮城大衡工場の敷地内にある展示施設の結ギャラリーで執り行われた。
トヨタ自動車東日本の宮内一公社長は展示されている2台の新型シエンタの間に立ってあいさつし「2012年7月、震災で多くのものを失った東北でクルマを造り続け、自動車産業の基盤を構築することが、トヨタグループとしての復興への貢献-。このような豊田章男社長の強い思いで、トヨタ自動車東日本は設立された。それから10年、震災復興はいまだ道半ばと言われており、持続的な復興支援を目指す私たちにとっても現状はまだ通過点である。新型シエンタを筆頭にコンパクト車のモノ造りを通じて、東北の皆様と一緒に東北の未来をつくりたいと考えている」と述べた。
その豊田章男社長からはビデオメッセージが寄せられ、「2年前、シエンタの商品化を決める会議で私は『ダイハツには負けているが、負けを認めるだけで満足してはダメ。やはりダイハツがドキッとするような会社にならないといけない。そうするためには何が足りないのか?』。この言葉は(コンパクトカーを担当する)TCカンパニーに向けて言ったものだが、この想いが皆さんの現場まで届き、一人ひとりが『負けていられない!』『どうしたらいいんだ!?』。そんな想いでシエンタを立ち上げてくれていたということが今回、ひしひしと伝わってきた」と語った。
その上で「こんな頼もしい現場が東北にあって、そこからまた新たな車種が立ち上がっていくことを本当にうれしく、とても誇りに感じている」と、現場スタッフに感謝の言葉を投げかけた。
式典では引き続いて、トヨタ自動車東日本の3名の女性従業員が新型シエンタの特徴をそれぞれ女性目線で紹介。さらに「友達のような家族が、楽に、気軽に、簡単にくつろげる『空間』を提案し、お客様に『このクルマが欲しい』『ずっと乗っていたい』と選んで頂けるクルマを造りたかった。『コンパクト』と『室内の広さ』を両立させ、『もっと広く見えやすく』『使える収納』という声にお応えするために、何度も議論と検討を重ね、企画を実現させることができた」とする、開発責任者のメッセージが字幕で映し出されて終了した。
ラインオフ式の多くは組み立てラインの最終となる検査工程の付近で、まさに組み上がったばかりの車両が舞台上に自走してくるという演出がお決まりのパターンだが、新型シエンタのラインオフシキは宮城大衡工場の敷地内にある展示施設の結ギャラリーで執り行われた。
トヨタ自動車東日本の宮内一公社長は展示されている2台の新型シエンタの間に立ってあいさつし「2012年7月、震災で多くのものを失った東北でクルマを造り続け、自動車産業の基盤を構築することが、トヨタグループとしての復興への貢献-。このような豊田章男社長の強い思いで、トヨタ自動車東日本は設立された。それから10年、震災復興はいまだ道半ばと言われており、持続的な復興支援を目指す私たちにとっても現状はまだ通過点である。新型シエンタを筆頭にコンパクト車のモノ造りを通じて、東北の皆様と一緒に東北の未来をつくりたいと考えている」と述べた。
その豊田章男社長からはビデオメッセージが寄せられ、「2年前、シエンタの商品化を決める会議で私は『ダイハツには負けているが、負けを認めるだけで満足してはダメ。やはりダイハツがドキッとするような会社にならないといけない。そうするためには何が足りないのか?』。この言葉は(コンパクトカーを担当する)TCカンパニーに向けて言ったものだが、この想いが皆さんの現場まで届き、一人ひとりが『負けていられない!』『どうしたらいいんだ!?』。そんな想いでシエンタを立ち上げてくれていたということが今回、ひしひしと伝わってきた」と語った。
その上で「こんな頼もしい現場が東北にあって、そこからまた新たな車種が立ち上がっていくことを本当にうれしく、とても誇りに感じている」と、現場スタッフに感謝の言葉を投げかけた。
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