【レクサス RX 新型】7年ぶりの全面刷新、初のPHEVも登場…価格は664万円より
レクサスはラグジュアリーSUV『RX』を7年ぶりにフルモデルチェンジし、11月18日より販売を開始した。
全面刷新を遂げたRX新型は、新たなブランドアイコン「スピンドルボディ」を採用するなど次世代レクサスデザインを導入。また、新ハイブリッドシステム搭載の高性能モデル、RX初となるPHEVモデルの導入など、走りの進化にもこだわった。
価格はハイブリッドモデル「RX500h Fスポーツ パフォーマンス」(AWD)が900万円、プラグインハイブリッド「RX450h+バージョンL」(AWD)が871万円。ガソリンモデルは「RX350バージョンL」が664万円(FF)/705万円(AWD)、「RX350 Fスポーツ」(AWD)が706万円。3列シート車は廃止し、2列シート車のみのラインアップとなる。
◆高剛性ボディと軽量化で乗り味と静粛性が進化
新型RXでは、「GA-K」改良プラットフォームを採用した。ボディサイズは全長4890mm×全幅1920mm×全高1700~1705mm、ホイールベースは2850mm。全長は従来型と同じだが、ホイールベースを60mm延長し、トレッドを前15mm、後45mmずつ拡幅することで、ヨー慣性モーメントを低減。また、軽量化と低床化により、重心高を従来型から15mm下げている。
足回りではフロントにマクファーソンストラット式サスペンションを、リヤには新規開発のマルチリンク式サスペンションを採用し、路面への駆動力の確実な伝達とスムーズな車両姿勢変化の両立。また、ショックアブソーバー配置とサスペンションメンバーのマウントブッシュ特性の最適化により、発進、加速時の車両姿勢変化を抑えるとともに、走行時の車両の振動を抑制している。
マルチリンク式サスペンションの採用に併せて、GA-Kプラットフォームのリヤ部分を新たに開発するとともにねじり剛性の高いリヤボディの骨格配置も採用。車両加減速、操舵旋回時のサスペンションからの入力をしっかりと支える。ステアリングサポートには高剛性のアルミダイキャストを採用し、よりリニアなステアリング応答性を確保。フロントフェンダーのアルミ化や、Bピラーには世界初となる安全性と軽量化を両立した2GPa(ギガパスカル)級のホットスタンプ材を採用するなど、車両重量を従来型比で90kgの軽量化を達成した。
エアロダイナミクスでは、フロントまわりの風流れの適正化により、Cd値低減だけでなく優れたブレーキの冷却性も確保した。エンジンアンダーカバーにはディンプル形状を設け、微小渦を床下に発生させることで接地感と高速域の走行安定性を向上。また、高遮音タイプのフロントドアガラスの採用や、高いボディ剛性による振動抑制などにより、優れた静粛性を実現している。
◆高性能パッケージ「Fスポーツ パフォーマンス」を新設定
新設定のRX500h Fスポーツ パフォーマンスは、従来のFスポーツパッケージの仕様に加えて、パワートレーンまで強化されたパフォーマンスモデル。最高出力274.7ps/最大トルク460Nmを発生する2.4リットルターボとモーターのフロントユニット、リヤ搭載の高出力モーター「eAxle」を組み合わせたハイブリットシステムによる「ダイレクト4」を採用。緻密な四輪駆動制御で、前後輪のグリップ力を最大限に活かし、車両姿勢のコントロールも行いながら、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいい走りを実現する。
フロントブレーキには、対向6ピストンブレーキキャリパーを採用し、リニアでダイレクト感のあるブレーキフィーリングを実現。後輪転舵角を拡大したダイナミックリアステアリング(DRS)も新たに採用し、車速に応じて後輪を前輪と逆相/同相に最大4度転舵させる。低速時はコーナリング時の旋回性や取り回しの良さを実現。高速域では高い車両安定性を実現した。また、専用開発の21インチタイヤを設定することでハンドリング性能をさらに向上させている。
エクステリアデザインは、より低重心に見せるボディ同色のロアパーツ、ウィンドウグラフィックを引き締めるブラックステンレスのウインドゥモール、21インチ専用アルミホイールなどの専用アイテムを設定。Fスポーツからさらに上質で力強い走りのイメージを付与したアイテムを施している。
◆PHEVモデルはEV航続距離86kmを確保
RX初のPHEVモデルとなるRX450h+は最高出力185.0ps/最大トルク228Nmを発生する高熱効率な2.5リットル直4エンジン、大容量・高出力リチウムイオンバッテリー、フロント(最高出力182.0ps/最大トルク270Nm)・リヤモーター(最高出力54.0ps/最大トルク121Nm)を搭載。リチウムイオンバッテリーは総電力量18.1kWhを備え、EV走行可能距離86kmと十分なパワーを両立している。
走行モードは「EVモード」「オートEV・HVモード」「HVモード」「セルフチャージモード」の4つから選択可能。HVモードではエンジンとモーターの併用により高い加速性能を実現する。オートEV/HVモードでは「先読みエコドライブ(先読みEV/HVモード切りかえ制御)」を採用。ナビで目的地を設定することで、駆動用電池の残量や、道路の属性・特性に応じてEV走行とHV走行を自動で切りかえる。AWDシステムには、モーター駆動式「E-Four」を採用。リヤに駆動力が必要なシーンを判断し、前後トルク配分を100:0から20:80の間で緻密に制御する。
RX350は2.4リットル直4ターボエンジンと高トルク対応型ダイレクトシフト-8ATを採用。TNGAの高速燃焼システムに加え、センター直噴システムやターボと触媒の近接配置等により、世界各地の排気・燃費規制への対応を図った。トランスミッションは、低回転から高トルクを発生できる過給エンジンの特長に合わせたシフト制御技術を採用。エンジンおよびトランスミッションに専用チューニングを施し、ドライバーの意図に忠実で滑らかな加減速、気持ち良い走りを目指した。
また、電子制御フルタイムAWDを採用し、リヤディファレンシャルに備えた電子制御カップリング(湿式多板クラッチ)を介して、前後輪の駆動力を最適化。前後駆動力配分を75:25から50:50までシーンに応じて常時可変、高い接地感とリニアなステアリングフィールを両立している。
◆スピンドルグリルは「スピンドルボディ」に進化
新型RXは、ホイールベース延長、低重心化、前後トレッドの拡幅によるスタンスの良さをベースとしながら、駆動力コントロールやダイレクト4という新たな走りのために、低重心で踏ん張り感あるスタイルを実現した。
レクサスの象徴であるスピンドルは立体の塊で表現し「スピンドルボディ」という新たな表現へと進化させている。ボディ色をレクサスマーク下端まで下げ、グリルのグラデーションによる数理的な美しさとともに塊造形の強さを強調。ボディとグリルの境界を融合させたシームレスな表現とすることで、冷却機能と両立しながら、力強さと低重心を表現した。リヤコンビネーションランプは、Lシェイプ一文字シグネチャーランプを採用。レンズをボディサイドまで回り込ませることで、ワイドなシルエットを強調している。
ボディカラーでは、新たな金属質感表現を追求した「ソニックカッパー」を採用。その他、陰影感を強調するソニックイリジウムやSUVとしての力強さを表現する有彩色テレーンカーキなど、全11色をラインアップした。
◆走りの楽しさを最大化させるコックピット
コックピットは「Tazuna Concept」に基づきデザイン。人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得て、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを高度に連携させ、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオ、各種機能の制御が可能な空間を実現している。センターディスプレイは大型のタッチディスプレイ(14インチ・9.8インチ)を採用し、多くの機能をディスプレイ内のソフトスイッチに集約。スイッチのサイズや形、レイアウト、表示情報など細部までこだわり、直感的に操作できる最適な配置と形状を追求している。
また、水平的な空間の広がりを感じさせるインストルメントパネルを採用するとともに、メーターフードからドアトリムまでおおらかにつながる造形によって、開放的な空間の広がりと乗員全員が包み込まれる空間をを両立。14色のテーマカラーと好みに合わせて選べる50色のカスタムカラーが設定可能なマルチカラーイルミネーションにより、夜間でも広がりと包まれ感のある空間を演出している。加えて、Aピラーを後ろに引くことで、上方と左右の視野角を拡大。前席での開放感を向上させた。
前席は左右カップルディスタンスを20mm拡大し、またAピラー、ルーフ前端を後方に配置することで、視認性を高めるとともに、ゆとりのある開放的な空間とした。前後カップルディスタンスは従来型同様の980mmながら、フロントシートバックの薄型化による後席乗員の膝前の空間を拡大と、37度までリクライニング可能なシートバックによりゆとりのある空間を実現。さらに乗降時の負担軽減のため、低床化に加えて、乗り降りのしやすいスカッフやセンターピラーカバーの形状を採用した。ラゲッジスペースは、バックドアトリムの薄型化などにより荷室長を50mm拡大し、612リットルの容量を確保した。
インテリアカラーは品格のある空間を演出する新色「ダークセピア」をはじめ、合計5色を設定した。
◆最新の予防安全技術や運転支援技術を搭載
新型RXは最新の予防安全技術「レクサスセーフティシステム+」を採用した。運転状況に応じて、適切な操作サポートを行うプロアクティブドライビングアシストや、ドライバーモニターとの連携によるドライバーの運転状況に応じた最適制御など、安心安全なドライブに貢献する。
「プロアクティブドライビングアシスト[PDA]」は、「歩行者の横断」や「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行い、先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポート。新型RXではこれに加え、信号交差点に対する右左折時の減速支援や、車線内走行時には常時操舵アシストを行うなど、幅広い運転状況に応じた適切な操作サポートを行う。
このほか、衝突回避や被害軽減をサポートする「プリクラッシュセーフティ[PCS]」、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、車線逸脱を抑制する「レーンディパーチャーアラート[LDA]」、「ドライバー異常時対応システム」などを装備。さらにあおり運転遭遇時、警察やヘルプネットへの接続など、最適な対処方法を提案する周辺車両接近時サポートも装備する。
高度運転支援技術「レクサスチームメイト」では、自動車専用道路の渋滞時にステアリングやブレーキ操作を支援する「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」を採用。「アドバンストパーク(リモート機能付)」はバック駐車に加え、前向き駐車に対応し、車内からの操作で前向き/バック出庫が可能となった。また、ハイブリッド/PHEVモデルは、スマートフォンで駐車・出庫が可能なリモート機能を採用した。
全面刷新を遂げたRX新型は、新たなブランドアイコン「スピンドルボディ」を採用するなど次世代レクサスデザインを導入。また、新ハイブリッドシステム搭載の高性能モデル、RX初となるPHEVモデルの導入など、走りの進化にもこだわった。
価格はハイブリッドモデル「RX500h Fスポーツ パフォーマンス」(AWD)が900万円、プラグインハイブリッド「RX450h+バージョンL」(AWD)が871万円。ガソリンモデルは「RX350バージョンL」が664万円(FF)/705万円(AWD)、「RX350 Fスポーツ」(AWD)が706万円。3列シート車は廃止し、2列シート車のみのラインアップとなる。
◆高剛性ボディと軽量化で乗り味と静粛性が進化
新型RXでは、「GA-K」改良プラットフォームを採用した。ボディサイズは全長4890mm×全幅1920mm×全高1700~1705mm、ホイールベースは2850mm。全長は従来型と同じだが、ホイールベースを60mm延長し、トレッドを前15mm、後45mmずつ拡幅することで、ヨー慣性モーメントを低減。また、軽量化と低床化により、重心高を従来型から15mm下げている。
足回りではフロントにマクファーソンストラット式サスペンションを、リヤには新規開発のマルチリンク式サスペンションを採用し、路面への駆動力の確実な伝達とスムーズな車両姿勢変化の両立。また、ショックアブソーバー配置とサスペンションメンバーのマウントブッシュ特性の最適化により、発進、加速時の車両姿勢変化を抑えるとともに、走行時の車両の振動を抑制している。
マルチリンク式サスペンションの採用に併せて、GA-Kプラットフォームのリヤ部分を新たに開発するとともにねじり剛性の高いリヤボディの骨格配置も採用。車両加減速、操舵旋回時のサスペンションからの入力をしっかりと支える。ステアリングサポートには高剛性のアルミダイキャストを採用し、よりリニアなステアリング応答性を確保。フロントフェンダーのアルミ化や、Bピラーには世界初となる安全性と軽量化を両立した2GPa(ギガパスカル)級のホットスタンプ材を採用するなど、車両重量を従来型比で90kgの軽量化を達成した。
エアロダイナミクスでは、フロントまわりの風流れの適正化により、Cd値低減だけでなく優れたブレーキの冷却性も確保した。エンジンアンダーカバーにはディンプル形状を設け、微小渦を床下に発生させることで接地感と高速域の走行安定性を向上。また、高遮音タイプのフロントドアガラスの採用や、高いボディ剛性による振動抑制などにより、優れた静粛性を実現している。
◆高性能パッケージ「Fスポーツ パフォーマンス」を新設定
新設定のRX500h Fスポーツ パフォーマンスは、従来のFスポーツパッケージの仕様に加えて、パワートレーンまで強化されたパフォーマンスモデル。最高出力274.7ps/最大トルク460Nmを発生する2.4リットルターボとモーターのフロントユニット、リヤ搭載の高出力モーター「eAxle」を組み合わせたハイブリットシステムによる「ダイレクト4」を採用。緻密な四輪駆動制御で、前後輪のグリップ力を最大限に活かし、車両姿勢のコントロールも行いながら、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいい走りを実現する。
フロントブレーキには、対向6ピストンブレーキキャリパーを採用し、リニアでダイレクト感のあるブレーキフィーリングを実現。後輪転舵角を拡大したダイナミックリアステアリング(DRS)も新たに採用し、車速に応じて後輪を前輪と逆相/同相に最大4度転舵させる。低速時はコーナリング時の旋回性や取り回しの良さを実現。高速域では高い車両安定性を実現した。また、専用開発の21インチタイヤを設定することでハンドリング性能をさらに向上させている。
エクステリアデザインは、より低重心に見せるボディ同色のロアパーツ、ウィンドウグラフィックを引き締めるブラックステンレスのウインドゥモール、21インチ専用アルミホイールなどの専用アイテムを設定。Fスポーツからさらに上質で力強い走りのイメージを付与したアイテムを施している。
◆PHEVモデルはEV航続距離86kmを確保
RX初のPHEVモデルとなるRX450h+は最高出力185.0ps/最大トルク228Nmを発生する高熱効率な2.5リットル直4エンジン、大容量・高出力リチウムイオンバッテリー、フロント(最高出力182.0ps/最大トルク270Nm)・リヤモーター(最高出力54.0ps/最大トルク121Nm)を搭載。リチウムイオンバッテリーは総電力量18.1kWhを備え、EV走行可能距離86kmと十分なパワーを両立している。
走行モードは「EVモード」「オートEV・HVモード」「HVモード」「セルフチャージモード」の4つから選択可能。HVモードではエンジンとモーターの併用により高い加速性能を実現する。オートEV/HVモードでは「先読みエコドライブ(先読みEV/HVモード切りかえ制御)」を採用。ナビで目的地を設定することで、駆動用電池の残量や、道路の属性・特性に応じてEV走行とHV走行を自動で切りかえる。AWDシステムには、モーター駆動式「E-Four」を採用。リヤに駆動力が必要なシーンを判断し、前後トルク配分を100:0から20:80の間で緻密に制御する。
RX350は2.4リットル直4ターボエンジンと高トルク対応型ダイレクトシフト-8ATを採用。TNGAの高速燃焼システムに加え、センター直噴システムやターボと触媒の近接配置等により、世界各地の排気・燃費規制への対応を図った。トランスミッションは、低回転から高トルクを発生できる過給エンジンの特長に合わせたシフト制御技術を採用。エンジンおよびトランスミッションに専用チューニングを施し、ドライバーの意図に忠実で滑らかな加減速、気持ち良い走りを目指した。
また、電子制御フルタイムAWDを採用し、リヤディファレンシャルに備えた電子制御カップリング(湿式多板クラッチ)を介して、前後輪の駆動力を最適化。前後駆動力配分を75:25から50:50までシーンに応じて常時可変、高い接地感とリニアなステアリングフィールを両立している。
◆スピンドルグリルは「スピンドルボディ」に進化
新型RXは、ホイールベース延長、低重心化、前後トレッドの拡幅によるスタンスの良さをベースとしながら、駆動力コントロールやダイレクト4という新たな走りのために、低重心で踏ん張り感あるスタイルを実現した。
レクサスの象徴であるスピンドルは立体の塊で表現し「スピンドルボディ」という新たな表現へと進化させている。ボディ色をレクサスマーク下端まで下げ、グリルのグラデーションによる数理的な美しさとともに塊造形の強さを強調。ボディとグリルの境界を融合させたシームレスな表現とすることで、冷却機能と両立しながら、力強さと低重心を表現した。リヤコンビネーションランプは、Lシェイプ一文字シグネチャーランプを採用。レンズをボディサイドまで回り込ませることで、ワイドなシルエットを強調している。
ボディカラーでは、新たな金属質感表現を追求した「ソニックカッパー」を採用。その他、陰影感を強調するソニックイリジウムやSUVとしての力強さを表現する有彩色テレーンカーキなど、全11色をラインアップした。
◆走りの楽しさを最大化させるコックピット
コックピットは「Tazuna Concept」に基づきデザイン。人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得て、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを高度に連携させ、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオ、各種機能の制御が可能な空間を実現している。センターディスプレイは大型のタッチディスプレイ(14インチ・9.8インチ)を採用し、多くの機能をディスプレイ内のソフトスイッチに集約。スイッチのサイズや形、レイアウト、表示情報など細部までこだわり、直感的に操作できる最適な配置と形状を追求している。
また、水平的な空間の広がりを感じさせるインストルメントパネルを採用するとともに、メーターフードからドアトリムまでおおらかにつながる造形によって、開放的な空間の広がりと乗員全員が包み込まれる空間をを両立。14色のテーマカラーと好みに合わせて選べる50色のカスタムカラーが設定可能なマルチカラーイルミネーションにより、夜間でも広がりと包まれ感のある空間を演出している。加えて、Aピラーを後ろに引くことで、上方と左右の視野角を拡大。前席での開放感を向上させた。
前席は左右カップルディスタンスを20mm拡大し、またAピラー、ルーフ前端を後方に配置することで、視認性を高めるとともに、ゆとりのある開放的な空間とした。前後カップルディスタンスは従来型同様の980mmながら、フロントシートバックの薄型化による後席乗員の膝前の空間を拡大と、37度までリクライニング可能なシートバックによりゆとりのある空間を実現。さらに乗降時の負担軽減のため、低床化に加えて、乗り降りのしやすいスカッフやセンターピラーカバーの形状を採用した。ラゲッジスペースは、バックドアトリムの薄型化などにより荷室長を50mm拡大し、612リットルの容量を確保した。
インテリアカラーは品格のある空間を演出する新色「ダークセピア」をはじめ、合計5色を設定した。
◆最新の予防安全技術や運転支援技術を搭載
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「プロアクティブドライビングアシスト[PDA]」は、「歩行者の横断」や「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行い、先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポート。新型RXではこれに加え、信号交差点に対する右左折時の減速支援や、車線内走行時には常時操舵アシストを行うなど、幅広い運転状況に応じた適切な操作サポートを行う。
このほか、衝突回避や被害軽減をサポートする「プリクラッシュセーフティ[PCS]」、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、車線逸脱を抑制する「レーンディパーチャーアラート[LDA]」、「ドライバー異常時対応システム」などを装備。さらにあおり運転遭遇時、警察やヘルプネットへの接続など、最適な対処方法を提案する周辺車両接近時サポートも装備する。
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