水素エンジンカローラ、スーパー耐久シリーズ鈴鹿大会を欠場…テスト走行で車両火災
トヨタGAZOOレーシングは、3月18・19日のスーパー耐久シリーズ開幕戦の鈴鹿大会に参戦を予定していた、「#32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 Concept」(水素エンジンカローラ)の欠場を決定した。
水素エンジンカローラは、3月8日に富士スピードウェイで実施したテスト走行にて車両火災が発生。車両の復旧が間に合わないため、鈴鹿大会の出場を断念した。代替車両として、「ORC ROOKIE GR Yaris」(ガソリン)での走行を予定している。
なお、車両火災の原因はエンジンルームの気体水素配管からの水素漏れ。今回のテスト走行では気体水素から液体水素に燃料変更したが、そのことが直接の原因ではなく、車両振動で配管結合部に緩みが生じ、漏れた水素が熱されることで引火したという。
一方で、当初設定した狙い通りに、水素リークセンサーによるフェールセーフが正常に機能。水素の供給が停止され、大幅な延焼は避けられた。トヨタGAZOOレーシングは、今回水素漏れの原因となった配管設計を見直すことで、より安全な車両開発を行っていく。
水素エンジンカローラは、3月8日に富士スピードウェイで実施したテスト走行にて車両火災が発生。車両の復旧が間に合わないため、鈴鹿大会の出場を断念した。代替車両として、「ORC ROOKIE GR Yaris」(ガソリン)での走行を予定している。
なお、車両火災の原因はエンジンルームの気体水素配管からの水素漏れ。今回のテスト走行では気体水素から液体水素に燃料変更したが、そのことが直接の原因ではなく、車両振動で配管結合部に緩みが生じ、漏れた水素が熱されることで引火したという。
一方で、当初設定した狙い通りに、水素リークセンサーによるフェールセーフが正常に機能。水素の供給が停止され、大幅な延焼は避けられた。トヨタGAZOOレーシングは、今回水素漏れの原因となった配管設計を見直すことで、より安全な車両開発を行っていく。
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