トヨタ『セコイア』、全車ハイブリッドの大型SUVを発表
トヨタ自動車の米国部門は8月30日、フルサイズSUV『セコイア』(Toyota Sequoia)の2024年モデルを発表した。
◆「TRD」を付したモデルのラインナップを拡充
セコイアは、トヨタブランドのフルサイズSUVだ。『ランドクルーザー』新型よりもひと回り大きい車体を備えており、3列シートの広い室内空間を持つ。2024年モデルには、「ナイトシェードパッケージ」を「リミテッド」グレードに新設定した。20インチホイール、オーバーフェンダー、フロントグリル、ドアミラーカバー、エンブレムなどを、ブラックで仕上げた。
また、2024年モデルでは、「プラチナム」の4WDグレードに、「TRDオフロードパッケージ」を新設定した。このパッケージは、プレミアムな快適性とオフロードパフォーマンスを1台のSUVに凝縮したものになるという。
さらに、2024年モデルでは、「TRDプロ」グレードのボディカラーに、専用の新色として「テラ」が用意されている。
◆3.5リットルV6ツインターボ+モーターで最大出力437hp
セコイアのパワートレインは、内燃エンジン車も用意する大型ピックアップトラックの『タンドラ』とは異なり、ハイブリッドの「i-FORCE MAX」のみとなる。このパワートレインは、従来型セコイアの「iForce」の後継。従来型のiForceは、5.7リットルのV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンで、最大出力は381hp、最大トルクは55.5kgmだった。
これに対して、新しいi-FORCE MAXは、ダウンサイズの排気量3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに、モーターを組み合わせる。モーターは、エンジンと10速オートマチックトランスミッションの間にレイアウトされた。モーターは、10速ATを介して、パワーを効率的に伝達する。エンジンの始動、EVモード走行、電気アシスト、エネルギー回生は、ハイブリッドコンポーネントを通じてのみ行われる。
新しいi-FORCE MAXパワートレインは、最大出力437hp/5200rpm、最大トルク80.6kgm/2400rpmを獲得する。従来型のiForceの5.7リットルから、エンジン排気量をおよそ2.2リットル縮小した。それでいて、2個のターボとモーターにより、パワーは56hp、トルクは25.1kgm向上している。最大で4トンの牽引性能を備えており、従来型に比べておよそ22%増加している。
◆スマホ感覚の14インチタッチスクリーンを設定
シートは3列で、グレードに応じて、2列目がベンチシートまたはキャプテンシートになる。3列目シートは150mmスライドさせることが可能で、パワーフォールディング機能も選択できる。3列目シートを折り畳んだ時には、セグメント初の調整式カーゴシェルフシステムが利用できる。取り外し式のシェルフは、積載する荷物に応じて、さまざまな位置に固定できる。
最新のトヨタオーディオマルチメディアシステムは、ダッシュボード中央に8インチタッチスクリーンを配置する。オプションで14インチタッチスクリーンが選択できる。また、スマートフォンやタブレット端末と同じピンチ機能やズーム機能で操作できる。ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」に対応している。
「トレーラーバックガイダンス」は、キャンピングカーなどのトレーラーを牽引する際の操作を支援し、ストレートパスアシスト機能は、トレーラーが後退する時、くの字に折れ曲がることのないように設計されている。オプションの360度カメラは、車両とトレーラー周囲の視認性を引き上げる。トヨタの一体型トレーラーブレーキコントローラーと接続すると、ブラインドスポットモニターによって、トレーラーの死角も認識できる、としている。
◆「TRD」を付したモデルのラインナップを拡充
セコイアは、トヨタブランドのフルサイズSUVだ。『ランドクルーザー』新型よりもひと回り大きい車体を備えており、3列シートの広い室内空間を持つ。2024年モデルには、「ナイトシェードパッケージ」を「リミテッド」グレードに新設定した。20インチホイール、オーバーフェンダー、フロントグリル、ドアミラーカバー、エンブレムなどを、ブラックで仕上げた。
また、2024年モデルでは、「プラチナム」の4WDグレードに、「TRDオフロードパッケージ」を新設定した。このパッケージは、プレミアムな快適性とオフロードパフォーマンスを1台のSUVに凝縮したものになるという。
さらに、2024年モデルでは、「TRDプロ」グレードのボディカラーに、専用の新色として「テラ」が用意されている。
◆3.5リットルV6ツインターボ+モーターで最大出力437hp
セコイアのパワートレインは、内燃エンジン車も用意する大型ピックアップトラックの『タンドラ』とは異なり、ハイブリッドの「i-FORCE MAX」のみとなる。このパワートレインは、従来型セコイアの「iForce」の後継。従来型のiForceは、5.7リットルのV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンで、最大出力は381hp、最大トルクは55.5kgmだった。
これに対して、新しいi-FORCE MAXは、ダウンサイズの排気量3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに、モーターを組み合わせる。モーターは、エンジンと10速オートマチックトランスミッションの間にレイアウトされた。モーターは、10速ATを介して、パワーを効率的に伝達する。エンジンの始動、EVモード走行、電気アシスト、エネルギー回生は、ハイブリッドコンポーネントを通じてのみ行われる。
新しいi-FORCE MAXパワートレインは、最大出力437hp/5200rpm、最大トルク80.6kgm/2400rpmを獲得する。従来型のiForceの5.7リットルから、エンジン排気量をおよそ2.2リットル縮小した。それでいて、2個のターボとモーターにより、パワーは56hp、トルクは25.1kgm向上している。最大で4トンの牽引性能を備えており、従来型に比べておよそ22%増加している。
◆スマホ感覚の14インチタッチスクリーンを設定
シートは3列で、グレードに応じて、2列目がベンチシートまたはキャプテンシートになる。3列目シートは150mmスライドさせることが可能で、パワーフォールディング機能も選択できる。3列目シートを折り畳んだ時には、セグメント初の調整式カーゴシェルフシステムが利用できる。取り外し式のシェルフは、積載する荷物に応じて、さまざまな位置に固定できる。
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