ポルシェ『マカンEV』、後輪駆動のベースグレードを発表…航続はシリーズ最長の641km

  • 後輪駆動のベースグレードが追加されたポルシェ・マカン・エレクトリック
ポルシェは7月16日、新型電動SUV『マカン・エレクトリック』のベースグレードを欧州で発表した。「マカン4」の下に位置するモデルで、後輪駆動を採用し、高効率と航続の向上を重視している。

ベースグレードには100kWhの高電圧バッテリーを搭載し、後輪駆動の電動モーターで駆動する。このモーターは直径210mm、長さ200mmで、最大出力は340psを発生する。さらに、ローンチコントロールを使用すると、最大360psのオーバーブーストパワーを発揮し、最大トルクは563Nmに達する。0-100km/h加速は5.7秒、最高速は220km/hで、WLTPサイクルの航続は、シリーズ最長の最大641kmに到達する。

第2世代マカンの特徴である進化したデザインと空力特性(cw=0.25)を備えている。800ボルトのアーキテクチャにより、DC充電能力は最大270kWで、急速充電ステーションでは10%から80%まで約21分で充電できる。

ポルシェドライバーエクスペリエンスも新たに導入され、12.6インチのカーブドディスプレイ、10.9インチのパッセンジャーディスプレイ、AR技術を用いたヘッドアップディスプレイなどが搭載されている。新しいテーマアプリにより、ディスプレイやアンビエントライトの背景色を12色から選択できる。

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  • ポルシェ・マカン・エレクトリック
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